週刊トレード振り返り&2024/10/14~10/18見通し
【振り返り総括】
先週はとにかく無駄なトレードを限りなくゼロに近づけるように意識した週でした。
結果はプラスで終えられ、その利益はCPI前のドル円の100pips越えトレード一発分が丸々残ったのみになっており、いかに今まで無駄なトレードで利益を溶かしてきたかがよくわかります。
さて、相場感としての先週は重要指標は米国CPI。雇用統計後の動きとしては円安ドル高傾向とみてましたが、CPIを受けてその動きを継続。一方クロス円は上値が重い感じ。ポンドドル、豪ドルドルも下げにあまり勢いがありません。
【今週の見通し】
今週は14日月曜日が日本市場、NY債権市場がお休みですので、14日は自分もトレードをお休みするつもりです。こういう市場参加者が少ない相場は一方的な動きになりにくいため、行ってはやられ、やられては戻ってみたいな嫌な動きに振り回されるので、やらぬが吉。月曜日はじっくり相場を眺めて15日火曜日からの糧にしたいと思います。
【ドル円】
2024年7月高値から9月安値までの下降波が長期目線での押し目となるのか、下降第一波となるのかのせめぎ合いといった感じです。先週の見通しでは上昇トレンド継続中としてましたが、今週も目線は上で上昇トレンド継続中と見ます。ただし、一旦の目途を2023年11月高値152円を上限とします。衆議院解散しまして投開票日が10月27日。そのに政治の方向性と共に円が更に売られるのか、買い戻されていくのかが見えてくると思ってます。
4時間足、1時間足も152円までは上目線。丁度200日線もその辺りにあります。ただ150円キリ番が目前となってますので高値追いは禁物です。
【ユーロ円】
日足週足。現時点では三角持ち合い上限で停滞しています。また、金曜日の日足が同時線となっています。ただ、ちょと変化が表れているのが200日線が上を向き始めています。三角持ち合いという見方を上向きチャネルのフラッグに変更する必要が出てくるかもしれません。
4時間足。8月高値が目前で金曜日は同時線。先週は一度ユーロ円を売りましたが直ぐに撤退させられています。ここの決着がつくまでは身動きが取れないですね。直近は安値を切り上げてきてますので、急落などの弾みをつけるような動きがあれば買えるかもしれません。逆に些細なきっかけで上に跳ねるようならそれを契機に下げてくることも考えられます。
【ポンド円】
週足日足。基本的には円の動きに左右されそうですのでドル円同様上目線となりますが、引き続きフラッグを形成中の可能性もあるためフラッグ上限での高値追いは危険です。
4時間足。ユーロ円同様金曜日は同時線となっています。基本上目線ではありますがここからの高値追いはできませんのである程度下げてから買い場を探すか急騰からの急落を受けてのチャネル下限に向けての売りになるでしょう。
【豪ドル円】
週足日足。キリ番100.0、200日線の上で遷移しているので引き続き2007年高値に向けて二番天井を目指す可能性高しとして上目線で良さそうですが、上昇の日柄を見るとこのままのペースで2007年高値を目指すには少し早すぎるようにも感じます。また、2007年高値からの下降波61.8%戻しライン手前且つ100円キリ番を挟んで停滞していますので、一旦下げる可能性も視野に入れてしっかりとチャートから意思を感じるような動きを捉えてから入るのが吉と見ます。
【ユーロドル】
週足日足。長期足での重要ネックライン下抜けという分かりやすいシグナルを受けて売ったポジションを早期に手仕舞いしてしまったことが今でも悔やまれますね。目線は下で良さそうではありますが、200日線が目前であることには注意が必要です。
4時間足。引き続き4時間足20MAにレジスタンスされながら綺麗な下降トレンド継続中。ただ、木曜日の長い下髭同時線に孕まれている位置ではあります。
1時間足。日足分析での注意点があるため、もうここからは安値追いは危険です。売るにしても一旦は戻してくれないと売りにくいです。そうはいっても今日(14日月曜日)のフラッグ下抜けを既に逃してますのでしばらくは手が出ないかもしれませんね。
木曜日にECB政策金利発表がありますが市場予想は0.25%利下げとなっています。結果が予想通りとなればこの下げも材料出尽くしで一旦上昇するかもしれません。
【ユーロポンド】
週足日足。月足で7月安値、8月安値を実線で割りましたが週足レベルでのレンジ下限に近付いたせいか大きく反発する場面も増えてきました。
4時間足。売るなら0.8400付近のサポレジ転換ラインまでの戻りを待って売ることになるとしてましたが、戻りが急激すぎて売れませんでした。
この通貨ペアはユーロとポンドの強弱を推し量るためにウォッチしている側面が強いのでトレードしないとしても引き続き見守っていきます。
【ポンドドル】
週足日足。月足で上昇トレンドを更新してはいるものの、10月に入り大きく反落した流れを継続しています。直近の押し安値まできました。
4時間足。先週はこの辺りが押し目買い勢と売り方の攻防ラインになりそうですとしていましたがその通りとなり、高値を切下げながらも底堅く推移しています。CPIで上下し上下に比較的長い髭を伴った同時線に孕まれた位置です。ここでの決着がつくまでは手出しできません。いずれにしても勝った方についていくことになり、売り方が勝った場合は日足の安値切り上げライン(水色)までで期待値幅が50pips前後とあまりありません。買い方が勝った場合は8月高値の1.3265付近まで。ただ買いもユーロポンドも下げ止まる可能性も出て来てますのでなかなか判断が難しい局面ですので、欲張っての深追いは大けがの基です。
【豪ドルドル】
週足日足。マゼンダの高値切下げラインを上抜けられずに下げたあとの流れ継続中です。見方によっては8月安値からの上昇トレンドが青チャネル内で遷移中です。
4時間足。9月高値からの下降波が下げ止まりました。200日線、上昇チャネル下限までもう少しといった位置です。
1時間足。下げ止まりをBOX圏として見ています。1時間足200MAが迫ってきていますので、200MA が下がってきて加えて上昇チャネル下限が迫ってきて機が熟すか、急上昇からの急落で下げる条件を満たすのか、といったところです。それらの条件を満たさずにこのままBOX圏を下抜けたとしても期待値幅もあまりなく売れません。
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先週はプラスで終えられましたので今週も気を緩めずにプラス継続したいところです。今週は免許の更新に行かなければならないため、出かけるタイミングも見極めながらじっくりと腰を据えて見守りたいと思います。今週も負けるべくして負けるトレードをゼロへ。頑張りましょう。