週刊トレード振り返り&2024/10/21~10/25見通し
【振り返り総括】
現在、21日(月)11:50です。
先週は損切しかない週となりました。無駄なトレードをゼロにできたわけではありませんでしたので不甲斐ない週でした。道は果てしなく長く感じます。
相場感としては米国CPIで大きくドルが買われた相場でCPI後の流れをそのまま継続するかが焦点でした。ドルが買われていたもののドル円、クロス円としては上値が重く150円を明確に上抜けることはできませんでした。一方ドルストレートはとにかくドル強しという相場でユーロドルは一方的に下げた週で金曜日だけ戻して引けたという展開です。
【今週の見通し】
今週は日本は衆院選期間中、木曜日にPMIがありますがさほど大きく動きそうなイベントはなくイベント的には静かな週になります。ただ、こういう週にいきなり要人発言や地政学リスクで動きだしたりすることも、ままありますので気を引き締めてウォッチはしていくことになります。
【ドル円】
2024年7月高値から9月安値までの下降波が長期目線での押し目となるのか、下降第一波となるのかのせめぎ合いが続いています。上値が重くなってきて150円の攻防は一旦押し戻されて149円台で推移中です。200日線が上向きになっています。
日足4時間足。先週、タイミングが違ったダイアゴナルトライアングルはそのままトライアングルが存在するとしたら下抜けてます。9月安値からの上昇波が150円を高値頂点とすると二番天井を付けに行くにはまだ押しが足りませんし、上昇波50%付近までは戻してますので売り条件も整たとの判断する売り方も多くなりそうで売り買いが交錯しそうな感じです。
日足1時間足。下値余地はトライアングル下抜けをメインとするなら起点となる10/8安値の147.35付近。橙色のチャネルが有効となるならあまり下値余地はありませんが分かりやすい形になるなら短期的にチャネル下限を目標に売ってもいいかもしれません。上はまず150円までの距離が遠くならないと売れませんが、急落からの反発があれば150円突破狙いで買いもありです。
【ユーロ円】
週足日足。現時点では三角持ち合い上限での停滞継続中。週足が二週に続いて同時線、コマ足と転換サインとなる足が出てます。この二週の週足内でのレンジ内では出だしできません。
週足4時間足。先週、先々週の週足内ではトレード厳禁。ここをBOX圏と捉えて上抜け、下抜けには着いていくことになります。
【ポンド円】
週足日足。ユーロ円と同じ感じではありますが、ポンド円の方が高値、安値が若干ではありますが切り上げています。戦略としてはユーロ円と同じです。
週足4時間足。中々に動かない週が続いていますがパワーが溜まってきてますので大きく動く前兆と捉えると目が離せません。
【豪ドル円】
週足日足。先週は先々週に抜けたキリ番100.0を下げずに100.0円の上で引けました。こうなると下げ余地判断ラインが100円になります。
日足4時間足。100円の上でパワーを溜めてます。フラッグと捉えると上抜けに着いていくか100円付近での底堅さを確認してからの買いがメイン戦略になりそうです。
【ユーロドル】
週足日足。先週もダブルネックからの下げを継続して少し長めの下髭で引けました。また200日線がを髭ではありますが下抜けてます。下値余地的にはこの200日線で下げ止まるか更なる下げとなる展開になるか判断が難しいところです。ダブルトップ右肩からの下降波に対しての50%戻し位置が丁度1.100且つダブルトップネックライン付近という偶然なのかなんなのか、この辺で下げ止まっても色々と理由付けできそうな位置です。
日足4時間足。4時間足で見ると日足で長めの髭といった感じには見えにくく単なる戻りみ見えます。ずっとレジスタンスされてきた20MAを少し上抜いてますのでここからの安値追いは危険と判断します。
日足1時間足。1時間足では60MAを明確に上抜いて引けてます。一旦のポジション整理は入りそうな感じです。強烈な下降トレンド中ですので買いでは長い時間軸での下げ止まりを確認しないと入りにくく、かといって買いでも入りにくいですね。
【ユーロポンド】
週足日足。ついに0.8300にタッチしました。ここから下は相当抵抗があるんじゃないかと見てますが、欧州が先に利下げを決め、英国は11月7日にBOEですのでまだもう少し先です。それまでに下げ止まりを確認し、英国が11月に利下げとなれば巻き戻しがあるかもしれません。このまま利下げ無しとなった場合は更に下掘りする可能性もありますので、とりあえずはここら辺で下げ止まるかをウォッチしたいと思います。
【ポンドドル】
週足日足。直近の押し安値付近で安値は更新したものの1.300キリ番、且つ7月高値と9月安値で作ったレジサポ転換ラインで跳ね返され下髭になりました。これだけ見ると一旦は反発しそうです。
週足4時間足。先週、先々週からこの辺りが押し目買い勢と売り方の攻防ラインになりそうですとしていましたが未だ継続中で、高値を切下げはしたものの底堅さは感じられます。ただ、髭ではあるものの安値を切り下げていますし水色トレンドラインとも距離があまりないため買いにくい位置です。
短期目線としては下降トレンドとなってますので売り方優勢には見えますが日足でのレジサポ転換ラインと1.300キリ番での反発、三尊天井の右肩を作りに行きそうなのでどうにも手を出しにくい位置ですので、せめて9月第3週安値、10月第1週安値実線部分が揃ってますので、そこまで戻せば下値余地も十分ですし売れるかもしれません。しっかりと底堅さが確認できれば右肩に向けて買いも検討です。
【豪ドルドル】
週足日足。マゼンダの高値切下げラインを上抜けられずに下げたあとの流れ継続中ですが下髭を連続して付けてますので買い方もある程度いそうです。いずれにしてもフラットだった200日線が僅かにではありますがまた上向き始め、安値も直近押し安値を下抜けてもいませんのでまだ上昇トレンドは続いています。
日足4時間足。9月高値からの下降波は安値を更新してますが、9月安値まではもう少しあります。その手前には上昇チャネル下限があり、先週はこのラインで抵抗を受けたと捉えることもできます。
4時間足1時間足。9月高値からの下降波の中、戻し中です。短期的には200MA付近での攻防で売れる形になったら先週安値に向けて売り余地がありそうです。
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先週はプラスで終えられましたので今週も気を緩めずにプラス継続したいところです。今週は免許の更新に行かなければならないため、出かけるタイミングも見極めながらじっくりと腰を据えて見守りたいと思います。今週も負けるべくして負けるトレードをゼロへ。頑張りましょう。