週刊トレード振り返り＆2024/08/05～08/09見通し

【振り返り総括】

先週、週初めはしっかりと待てるトレードを心がけてのスタート。日米の中央銀行会合が同日にあるというなかなかレアな日が月末に控えていたため身動きが取れなかったというのもありましたが、実際のトレードも植田総裁記者会見をじっくり聞いてからのトレードになりました。
結果、そのトレードでは思惑通り200pipsという大きな利益で終えます。
が、その後がいけません。自分の傾向として大勝した後に大負けするということを繰り返してきましたがここでもやらかします。これはまだ自分の中で壊れている部分があると感じ、その後の木曜、金曜とノートレドに決めました。相場から完全に離れて一度頭を空っぽにする。
こうでもしないと自分を客観的に見れませんし自分で悪い癖を把握しているのに同じ過ちを繰り返してしまうその心理には欲、焦りがこびりついてる状況です。とにかく相場から強制的に距離を置いて恥ずかしい自分を嫌というほど見つめ直さないとまともなトレードはできません。
と、いうことで現在、8/7（水）の午後4時です。

【今週の見通し】

今週は既に始まって週半ばになってしまっていますが、超重要イベント終了後の週明けです。先週の大暴落があったので今週はどこで下げ止まるかを見極めようとしていました。よって、月曜日は静観からはいるつもりだったので遅めの起床。

そして起きてびっくり、日経平均が4400円以上もの大暴落で引けていました。為替も円が大暴騰、日本時間で5円も動いてました。チャートで見ると大した下落に見えませんが値幅はとんでもないです。

20240807_ドル円_1時間足_1

欧州時間から下げ止まりを見極めていましたが、底値下抜けを3回失敗し4ン回目の下押しからの反発で買いで入り100pipsちょっと取れました。上値の重さから折り返しで30pips弱を取って月曜日は終了。

月曜日も前のめりになることなく、自分が進めようとしているトレードの反対側にいる勢力の心理を考えながらなんとなくチャートを眺め、さすがにここはという場面でエントリーをしました。ゆるい気持ちでやっていたのが良かったのか、見返しても良いトレードだったと思います。しばらくは相場に感謝してゆるい気持ちで続けてみようと思います。

先週から月曜日に掛けての暴落、月曜日が折り返して引けていることもあり、火曜日は大した値動きはないだろうと見ていたため、ノートレスタンスで、ながら監視をしてましたがボラは凄いのですが案の定方向性が無く無理やりトレードして損失を出すくらいならノートレでいいやと早めに寝てしまいました。

以下、水曜日からの見通しです。

【ドル円、クロス円】

20240807_ドル円_日足_1

20240807_ドル円_4時間足_1

ドル円の日足です。クロス円も同様の動きをしているので合わせて。去年12月に作った押し安値付近まで下げてきました。流石にここまで一気に下がるとは誰も思わなかったでしょうね。141円手前で大きく買い戻されています。162円からの暴落は今年の上昇分をほぼ全て吐き出した形になりました。ここから更に下げるにはそれ相応の材料が必要だと思いますが、円キャリートレード巻き戻しがまだ終わっていないと見ている人たちもいてどちらにいくかわかりません。しばらくは141円～148円の中を中心に押し目を作るのか二番底を作るのかの攻防が続きそうです。
方針としてはこの範囲をBOX圏と捉えてBOXの上下限付近での逆張りがメインで、このボラが続くようなら小まめな転換サインで小さくコツコツやるかもしれません。

【ユーロドル】

20240807_ユーロドル_日足_1

20240807_ユーロドル_4時間足_1

ユーロドルは日足ベースで注目していた三角持ち合いを一旦上抜けました。買いも検討していたのですが、直ぐ上に1.1000キリ番があったために見送っていました。見送りは正解で直ぐに反転して三角内に戻ってきてしまいました。こうなると難しく、経済指標が重要になりそうです。大きく動きそうなのが経済悪化で上、下げるならじりじりと、という感じでしょうか。いずれにしてもしっかりの抵抗帯を見極めて値動きもそれが確固たるものになってから焦らずにエントリーしましょう。

【ユーロポンド】

20240807_ユーロポンド_日足_1

20240807_ユーロポンド_4時間足_1

ユーロポンド日足、4時間足。今月から反発し始めてイギリスの暴動が原因なのかユーロの指標なのかわかりませんが、昨日に掛けて大きく上昇しました。ダウ的に日足オレンジラインを上抜けるまでは下降トレンド継続ですが強い抵抗を確認できたときのみ売りかなと考えてます。

【ポンドドル】

20240807_ポンドドル_日足_1

20240807_ポンドドル_4時間足_1

月足ベースのマゼンダの高値切下げラインを実線で抜き、再び下落してそのライン付近まできています。またその高値切下げライン付近には6月下旬から7月頭に掛けて作った押し安値がありますので、この辺での反発を確認できれば買いで入りたいところです。

【豪ドルドル】

20240807_豪ドルドル_週足_1

20240807_豪ドルドル_4時間足_1

週足ベースの安値切り上げラインまで急落し、長い下髭を作って反発しました。ここからは押し目を作って上げていくのか二番底を目指すのかわかりませんので、再び安値切り上げラインまで下げてくれば買いを検討したいと思います。二番底への売りは狙いにくい形ですね。

------------------------------------
今週は先週とは打って変わって大きなイベントがありません。海外勢も大方夏休みに入ってきているでしょうから動きが読みにくくなる可能性がありますのでノートレが続くかもしれませんね。
ノートレは資産を減らすよりはずっといい選択肢です。むしろノートレを増やすのが今の自分の課題です。かといって守りに徹し過ぎても機会損失を大きくしてしまうだけなので、冷静に。チャンスはチャンスとしてしっかりと行動しないといけません。暑い日が続きますが頑張っていきましょう。