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【フリーランス向け】テレワークでクライアントに喜ばれるための4つのポイント

私は、これまでも仕事を発注する立場として、テレワークでアルバイトや業務委託、クラウドソーシングなどを通して多くの方にお仕事を依頼してきました。そういった中には、特にとても信頼できてありがたく、継続的にお仕事をお願いしたいと思える方がいます。

その様な方には、いくつかの共通するポイントがあります。これらのポイントを身につけるによって、誰でもクライアントや上席から信頼を得て仕事を良い形で進める事ができると思います。

そこで今回は、『テレワークで喜ばれる仕事をするための4つのポイント』をテーマに、どの様な人がクライアントや上席から喜ばれるのかポイントをまとめて紹介したいと思います。

ポイント1:早くレスポンスしてくれる

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ポイント1点目は何をおいても『早くレスポンスしてくれる』ということです。

テレワークの多くの場面に、フリーランスの方などがクラウドソーシングや業務委託で仕事をされるケースがあると思います。その場合、雇用関係の社員やアルバイトと違って時間に拘束されたり、コミットする必要がない前提の関係性になります。そういった関係で、連絡がスムーズに取れない人がとても多い印象があります。メールやチャットのメッセージを送っても返信がないとか、すごく返って来るのが遅いとか、そういう人が相当多い印象があるのです。

そんな中において、早くレスポンスをしてくれる人は、それだけでもかなり信頼度が上がります。他の人があまり出来てない部分なので、たったそれだけの事でも差別化要素になって優位性を持てるのです。

テレワークで信頼を得たいのであれば、まずは何をおいてもレスポンスを早くする事がおすすめです。

ポイント2:文章がきちんとしている

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ポイント2点目は『文章がきちんとしている』です。

特にテレワークの場面で仕事をする時には、チャットやメールやDM上での『文章でのコミュニケーション』が大半になります。新たな仕事に応募する際もまずはメッセージを送る事から始まります。そしてその後も業務全般を通して文章でやりとりしていく事になります。その時に、礼儀正しくビジネスマナーを踏まえた文章を書いて来てくれる人は非常に好感が持てます。

しかし実際には、文章の印象が良くない人がとても多いのです。プライベートのメールの様な感じの文章や、何を言ってるのか良く分からないものや、ビジネスマナーや礼節の基礎が出来ていないという事がひと目で分かってしまう様なケースがとても多いのです。もちろんそういった人は信頼して仕事を任せる事ができないし、一緒に仕事をしたいと思えませんよね。しかし実際には、恐らく皆さんが想像する以上に多くの人が文章の印象が良くないのです。

そこで、ビジネスマナーを少し勉強して、ある程度きちんとした文章を書くだけでも、大いに他人と差別化できて信頼されます。

特に文章でのコミュニケーションがメインであるテレワークでは、文章がきちんとしている事が信頼される大きな決め手となるのです。

ポイント3:不明点をすぐ質問してくれる

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ポイント3点目は『不明点があればすぐ質問してくれる』です。

テレワークはお互いに離れた場所でのコミュニケーションなので、内容が伝わりにくく分かりにくいというデメリットがあります。それにも関わらず、不明点があっても質問してくれない人が多いのです。

「言われた事だけやっておけばいいよね」といった感じで、不明点や疑問点があっても尋ねることなく、分からないまま仕事を進めてしまう人がとても多いのです。

反対に不明点や疑問点、不安な点があった時には、一度作業を止めて逐一質問してくれる人がいます。クライアントや上席といった発注側からすると、こういった人は本当にありがたい存在です。認識の相違によるミスや間違いが圧倒的に少なくなるので、信頼して仕事を任せる事ができます。

しかし、この様に逐次質問や相談してくれる人はとても少ないのです。私の経験では100人中2人位しかいないと思います。

内容が伝わりにくいテレワークだからこそ、『不明点があればすぐに質問する』という事は、信頼を得るための非常に重要なポイントになるのです。

ポイント4:提案型で動いてくれる

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ポイント4点目は『提案型で動いてくれる』です。

他人よりも秀でて優秀な成果を出す人に多く見られる傾向として、提案型で動いてくれるタイプの人がいます。つまり単に言われた事をこなすだけではなく、積極的に組織に有益な提案をして価値を提供してくれる人の事です。

基本的に、世の中のワーカーは言われた事をするだけというタイプの人がほとんどです。しかし、「これはこうした方が良いのではないでしょうか?」「これ、私の方でやっておきましょうか?」といった感じで提案的なスタイルで積極的に進めてくれる人と、ただ言われたことをやるだけの人では、誰の目から見ても提案型の人の方が組織に価値を提供できるのは明白ですよね。

前提として、AIとか機械に任せられるものはどんどんそちらに振られていっている中、人に任せているという事は、ルール化しづらいとかプログラミングできないとか人でしかできない抽象的な要素がある訳です。

さらに、そもそも人間という不確実な存在が携わっている以上、どこまで行っても業務は完璧には成り得ません。常に何かしら不完全で改善の余地があります。そんな場面で積極的に提案型で動いてくれる人がいれば、その意欲に対して信頼が高まりますし、「この人なら他の仕事でも積極的に提案してくれそうだし、どんどん依頼して行きたい」と期待も高まります。

この提案型で動いてくれるタイプの人も、稀有の存在なので大変重宝されます。非常に高い価値がある人材と言えます。その結果、良い仕事が次々にその人の元に集まっていくようになるのです。


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ぜひ、テレワークを導入される皆様の、より良い職場環境作りや、より楽しくて幸せなチームコミュニケーションの一助になればと心から願っています。


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