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成長スタートアップが使うリモートコラボツール4選|世界の最新テレワークニュース

テレワークに関する世界中の最新ニュースについて、その要点&考察をお届けする「世界の最新テレワークニュース」。今回は、Forbesのリリースである「Tools And Tips For A Successful Long-Term Remote Work Environment」という記事を基に、「成長スタートアップが使うリモートコラボツール4選」というテーマで具体的なツールをご紹介します。

ForbesにLivestormという40億円ほど調達をしているビデオプラットフォームの会社の社長が寄稿していまして、その会社が実際に活用しているツール4点が紹介されていたので、詳しく紹介したいと思います。

やはり新しいツールを使うのは少し抵抗があったり、なかなか気が進まないという方も多いと思いますが、やはり最新テクノロージーを使いこなすことで圧倒的に業務向上が図れますので、是非ご一読頂ければ幸いです。

このLivestormという会社は従業員50〜100名程度でそこまで大きくはないですが、順調に成長している会社のようです。 もしよければリンクでご覧頂ければと思います。

(元記事はこちらです。ぜひご参照ください)

▼Livestorm社サイト

▼今回の内容は以下の動画でもご覧頂けますので、ぜひご覧ください!

成長スタートアップが使うリモートコラボツール4選

さて、まずはどんなツールが紹介されているのか見て行きます。

①notion
②miro
③loom
④Slack

①notion
これがもしかすると皆さんにとって1番目新しいかも知れないですね。 率直に言うと私もこれは使っていなくて、名前はもちろん知っていたんですけれども、今回初めて詳しく調べたところ、大変便利なツールであることが分かったので詳しく紹介します。

②miro
これは「オンラインホワイトボードツール」と呼ばれるものです。オンラインでワークショップや会議・打ち合わせをする時に非常に便利なツールでして、私も頻度高く愛用しており、非常に便利なツールですので後ほど具体的に紹介します。

③loom
これが今回紹介されている中で、私の個人的なイチ推しツールです。簡単に自分の作業の様子とか、顔つき音声付きで録画ができるツールです。例えばExcelである作業をしている様子をワンクリックで録画ができて、録画が終わったらすぐにアップロードが出来て共有することができるといった大変便利なツールになります。

④Slack
皆さんおなじみのSlackですね。 チャットツールでは勿論Chatworkなども良いと思いますが、色々なツールと連携がしやすく圧倒的に多機能なので、Slackを使っている会社が海外を中心に非常に多いという印象があります。

ツール1:notion

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まず1つ目のツールは「notion」ですね。 notionというのはメモツールやタスク管理ツールが一緒になっているようなツールでして、よくあるカンバン方式、メモを管理をしたり、リーディングリストとして色々な物を追加したりとか、レイアウトも簡単に変更できるというような、高機能メモツール、ストックツールといった感じです。 

私はこれまでGoogleのスプレッドシートやドキュメントを使っていたのですが、「notion」はそれをより便利にして、階層構造ができたりとか、ワンクリックで情報にたどり着くことができるという、機能が非常に豊富なツールになっています。

notion単体だけで使うというよりは、色々なツールと組み合わせることで非常に便利になると紹介されています。 実際にどういう連携ができるかは後ほど紹介したいと思います。

ツール2:miro

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続いて「miro」です。miroは「オンラインホワイトボードツール」と呼ばれ、オンライン会議などでホワイトボードの様に使用することができます。例えば、議論するときにマインドマップとかを使いますよね。マインドマップを作ってみんなでブレインストーミングをする時に、このmiroはオンライン上でそれを可能にします。

スクリーンショット 2021-09-19 11.44.49

例えば、上の画像の様にオンライン上のホワイトボードとして視覚的に情報を同期で共有できます。まさに本当にホワイトボードのように、色々なものを複数の人が同時に編集しながら作れるんですね。対面での会議でホワイトボードを使わないのはほぼ考えられないと思いますが、このツールはオンラインでそれを可能にします。

数人でオンラインで議論するときには、このツールを使って、それぞれ自分が思ったことを書いていく、絵や画像を貼っていくといったことができると、非常に議論が捗って大変便利です。 オンライン会議やオンライン合宿のような場面で非常にお勧めのツールです。

ツール3:loom

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続いて私のイチ推しツール「loom」ですね。 このloomは、簡単に自分のPCでの作業画面の様子が顔つき音声付きで録画ができ、瞬時に共有できるツールです。

例えばmiroを使っている様子を説明しようと思った場合は、loomでワンクリックすると画面の様子が録画開始されます。当然使っている人の音声や顔なども収録できます。さらに終わった瞬間に動画がアップロードされて、URLを飛ばすこともできるので、すぐに他の人と共有できます。

例えば、複雑な情報を連携する時、特にオンライン会議が同期して行えない時などの場面で非常に便利なツールです。これを使うか使わないかで、オンライン上の情報共有のコストは格段に違うと思います。

例えば、loomを使って新入社員の人への説明なども動画で残しておくと、わざわざ1人1人に同じ説明をする必要もないですし、文章を作ったりパワポで説明資料を作ったりする手間なく簡単に情報を共有できるようになるので、本当にお勧めです。

・便利な組み合わせ方法

さらに記事では、この「miro」と「loom」、それぞれ単体でも非常に便利だが、これを「notion」と組み合わせると非常に便利であると紹介されています。

例えばmiroで作ったホワイトボード、これを後で見やすく残しておきたいという時には、notionにメモを残しそこにmiroのボードのURLを貼り付けると簡単に添付できます。見たい時にはこのURLをクリックするだけで開けるので、わざわざ別のツールに行かなくても、notion上で見ることができて完結できてしまいます。

同様に先程撮ったloomの動画もnotion上にURLを貼り付けるだけで、管理できるし、一発で再生できます。

私も今回、こういった様々なツールの連携が非常に生産的にできるというnotionの秀れた優位性を学びまして、今日を機に大いに活用していきたいと思っています。

ツール4:Slack

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最後は「Slack」ですね。 この記事ではSlackと今回の他のツールと連携する活用方法が紹介されています。

例えばSlackをnotionと連携すると何ができるかというと、notion上で作ったページのアップデート情報をSlackチャンネルに共有することができます。

双方をリンクでつないだ後にnotion上に、新しい入力やコメントをして保存すると、なんとそのさっきつないだSlack上のチャンネルに更新が通知されます。「タスクリストが終わりました」であったり「メモが追加されました」と自動的に通知が飛んでくるようにできる訳です。

通常何か1つのツールをずっと見ていて、それ以外のツールというのは必要な時に開くだけというケースが多いと思いますが、Slackを連携しておくことによって、他のツールの更新情報をSlackに集積して知ることができるのです。それによってわざわざ色々なツールに行って確認しなくても良くなります。そして通知された上で気になったものだけ別のツールに詳しく見に行くという使い方ができますので、非常に便利ですね。

考察

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以上の記事の内容を踏まえて、私の考察を述べたいと思います。

今、世界中のIT企業やスタートアップがリモートを便利にするサービスを競うように開発して提供しています。巨額の開発費をかけて世界最先端のエンジニアが日々進化させているものなので、新しいツールというのは本当に素晴らしいものが多いです。こういった新しいツールを使えるか使えないかで、全然生産性もやりやすさも変わってくるので、新しいツールをどんどん試し、リモートのコミュニケーション力をツールという便利なものを活用して上げていきましょう。

言い換えればツールの力で「コミュ力」=コミュニケーションの能力を飛躍的に高めることができます。今後も私のnoteシリーズやYouTubeチャンネルでどんどん紹介して行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです!

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▼動画はこちら。参考になりそうであれば、ぜひチャンネル登録お願いします!

▼YouTubeチャンネル「テレワークで活躍したいなら~池田朋弘のリモートコミュニケーション実践塾」

▼テレワークで活躍したい方のためのnoteシリーズ

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