マッチングアプリ いざ、ひとり目
飲み屋さんでの会話のノリで始まった30人チャレンジ。
ひとり目がなかなか踏み切れない。
マッチはするものの、マッチングアプリぶすのわたしは会話が続かない。
そして、わかりやすくそういう目的を書かれていると、すーーーーんと冷めてしまう。
が、30人チャレンジ。
年内にこなすには、結構なスパンで回さないとクリアできない。
確か6月の終わり開始だったかな。
選り好みしすぎ!
とも言われたけど、どうせなら好みの顔面と体がいい。
当然ぢゃん!と思っていたけども、目的は30人チャレンジ。
選んでいる場合ではないと言うのも納得。
会話はほとんどしたことがなく、わたしが話している人と写真を撮っていると離れた場所にいたはずなのに写真に入ってきて、わたしと他の人が話しをしていたら気がついたら隣にいてわたしだけに聞こえるようにわたしを批判ることを言ってくれていた清純系ふわふわうふふ系の女の子に
風俗は?女性向けの。
と提案され、その時点でわたしはそれを知らなかった。
けれど名称と会話でなんとなくわかった。
でも距離を置きたかい子だったので、あえて彼女からその名称が出たことは触れないでいた。
だって、その子の言動が気持ち悪くて怖かったから。
その彼女については改めて。
ご提案いただいた女性向け風俗はお金で解決している、いれないから、ノーカンとなった。
そして期が訪れ、ひとり目と会うことになった。
アプリ上でやり取りはしていたものの、目的はソレです!
と明言されていて、プロフィール欄の内容が生温かさ万歳。
全く興味を持てなかった。
でも連絡くれるしな。と言う感じでのやりとりが続いていた。
たまたまやりとりの時間帯が合い、チャット状態になった時に、
これからどうですか?
時間大丈夫でしたら、町田から車で行きますね。
ダメそうだったら帰ります。
え、今から来るの?
しかも町田から。
町田からわたしが最寄りと言っていた駅まで、車で1時間はかかる。
申し訳ないなと思い、とりあえずお会いすることにした。
お相手に聞いていたお仕事は、内科医。
バツイチ。
その日は土曜日。
午前診療が終わったからとのことだった。
いざ対面。
乗っていらっしゃった車にはなぜここに??
と思うような場所に、お子様の写真が一面に貼られていた。
そして、車種。
お医者様と聞いていたので、わたしの知り合いのお医者様、医療関係者は外車を乗っていてので、てっきりそうだと思っていた。
そのお相手が乗ってきた車は、すでに生産されていないかわいい国産車だった。
そして、手が、爪が汚かった。爪の間が黒かった。
うーん。
と思いつつ、車い乗るも、話している間もうーーーんとなり、すぐにうううぅぅぅぅ。。。。になる。
車は元嫁の車なんだ。今日は借りてきた。
え。。。。
と思いつつももう個人情報いらない。
と思って何も質問はしなかった。
当然、内科医なのになんでそんなに手が汚れているんですか?は聞けなかった。
どうにかして断る理由を考えるだけになった。
キャップをかぶっているお相手を見ると、ん???と思うことがあり、
キャップを外してももらった。
ハゲに近い坊主だった。
わたしは以前勤めていた会社で同じ髪型の人に意地悪をされてから、その髪型の人に拒否感がある。
否定はしない。なんなら一時はまっていた。その件があるまでは。
それをそのまま伝えた。
ごめんなさい。
できません。
ホテルの駐車場が埋まっていて、近くのコインパーキングに車を入れて、バーが降りるまでの数十秒、数分?の間に。
マッチングアプリだし、殴られるかもと思いつつも、それを乗り越えるほどの許容はなかった。
無理。
事情を納得してくれたのは、医師だからなのか。
帽子被ったままでもと言われたが、その提案にも謝罪した。
そして、解散。
このエモさを抱えてひとり家には帰れない。
そう思いそのまま当時行きつけの飲み屋に飲みに行った。
行った先で先の話しをした。
そのやり取りも笑ってもらえたものの。
わたしさん、その格好で行ったの!?
どうせ脱ぐからいいやってかぁ!??
と爆笑された。
その時のわたしの装いは、ハーフパンツにビッグティーシャツにサファリハットにビーサン。
持ち物も身元特定が怖かったので、携帯と携帯ケースに入れた現金のみ。
スイカすらも持たずに向かった。
フェス帰り?と言われたけれど、ある意味間違っていな、うまいこと言うなと思った。
飲んでいたらアプリから、
なんかごめんねー、髪切ったばかりで。
と連絡が来た。
こちらこそすみません。
と思いつつ飲んだお酒は、変わらず美味しいかった。
マッチングアプリ。
ひとり目。
不発。