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お通夜・お葬式 服装&持ち物、当日の作法

知人が亡くなって告別式に参列することになりました。親族以外の弔事はあまり機会がなく失礼のないようマナーを考えて服装と持ち物を準備しました。女性に限った話になりますが、いざという時に慌てないよう調べたことを書き留めておきたいと思います。

服装・身だしなみ

基本的に女性は黒のワンピース(あるいはスーツ、アンサンブル)が多いかなと思います。ストッキングは黒色です。平服で、という式もありますが、手持ちで黒の服をほとんど持っていないので、全身を黒で揃えるのは至難の業なのです。仕事帰りならスーツ、ということもあると思いますが、そこまで急なスケジュールでなければ喪服を着ていくのが礼儀かなと思います。靴はエスペランサのブラックパンプスを使っています。

ちなみに喪服は数年前にこちらで購入しました。洗えるところが最高です。こちらのショップは試着チケットを買うと2着試して1着返せるので、サイズ違いを試しました。当時は1着1万110円(試着チケット550円)でした。安すぎです。

そして、ネックレスとイヤリングはパールで。黒真珠でも白でもどちらでも大丈夫です。結婚指輪以外のアクセサリーはしません。

身だしなみとしては、メイクは「片化粧」という考え方があります。薄めでリップは血色感たっぷりの赤やピンクは避けます。塗らない方がいいでしょうが、わたしの場合ベージュ一択です。その代わりチークは控えます。髪型は結べる場合1つにまとめます。ゴム隠しで黒いリボンをつけることが多いです。

持ち物

  • バッグ

  • 財布、スマホなど最低限必要なもの

  • 香典(ふくさに包む)

  • 数珠

  • ハンカチ、ティッシュ

  • 傘(必要な場合)

バッグは黒で小さいものがベストですが、私が持っているハンドバッグはハンカチとスマホと数珠くらいしか入らないので、自宅での法事以外ではサブバッグとして黒のトートバッグも持参します。もう少し年齢が上がって頻繁に必要になったら一人前のものを用意しようと思っています。

財布、スマホはいつも通り、香典は紫のふくさに包みます。紫だと結婚式でも使えるのでおすすめです。今回は香典辞退という連絡が来たので持参はやめておきました。知人なら3千円~1万円くらいが相場だそうです。

数珠、ハンカチ、ティッシュも必需品ですね。ハンカチは黒や紺で、というサイトもありましたが、シンプルであれば白でも問題なさそうです。

傘は必要に応じてですが、黒や紺など暗い色のものをお持ちでない場合は部ニール傘にしてしまったほうが目立たないような気がしています。

当日の流れ

ほんの一例ですが、先日お寺での葬儀(告別式)に参列しました。平日で半休を取って参列したため、仕事の荷物や着替えは斎場のロッカー(事前に電話で確認)に預けさせてもらいました。

記帳をして会場に入ろうとすると、一日葬だったためか参列者であふれていたため、別室で待機しました。お坊さんの読経が始まり、お焼香が始まりました。左手に数珠を用意して順番になったら向かいます。遺影に向かって一礼、合掌。右手で抹香をつまんで額におしいただきます。3回程度繰り返して遺影に向かって合掌。一礼して席に戻ります。ざっくり書きましたが、前後に喪主の方や次の方に失礼のないよう一礼をはさみます。

読経が終わると、出棺の準備となります。斎場の方が祭壇のお花を切り分けて棺に入れる用意をしてくれるので少し待ちます。準備ができたらお花で棺をいっぱいにします。最期に顔を見て参列者みんなで合掌をして、蓋を閉じたら代表者の方があいさつされました。故人の闘病中にお見舞いも行っていたのである程度の覚悟はできていたつもりでしたが、最期の別れはどうしても泣きそうになりました。さみしいですね。

出棺の時間となりました。夫婦で棺を先導する花束持ちの役目をもらいました。斎場のスタッフを先頭に、位牌、遺影、花束、棺の順に車に向かいます。今時はあえて隠すのでしょうか、霊柩車とは分からないデザインでした。この後は収骨される方は移動を、残る我々は合掌して車を見送りました。

ゆっくりと故人のことに思いをはせながら多くの人とお花で見送ることができてよかったです。安らかに休んでくれていたらいいなと思います。

お通夜の場合は出棺がありませんので、喪主の方のあいさつが終わったら閉式となります。通夜ぶるまいと言って、閉式後に食事や飲み物を勧められることもあるようですが、今まで親族以外の通夜には参列したことがないので勝手がよくわかりません。断らない方がいいそうです。

会葬御礼

ここからは余談ですが、会葬御礼について。冒頭の記帳の際にお礼状と一緒にお清めの塩、加えて今までお茶やタオルをいただきました。お清めの塩は恥ずかしながらほとんど使ったことがなかったので、この度調べてみました。

どのサイトにも大体、「自宅に入る前に玄関先で体に振りかける」とあります。「胸、背中、肩、足元」の順にかけて落ちた塩を踏んでから玄関に入るそうです。最近は足元だけ、というケースもあるそうです。

穢れを気にしない場合は大丈夫、ということですが、私は玄関に塩がまかれてしまうのが気になるんですよね・・・。(集合住宅なので共通廊下がカーペットなんです)建物に入る前の道路でやってもいいんですかね。今度からちゃんとお清めしようと思います。

簡単にですが、お通夜・お葬式についてまとめてみました。子どもの頃は制服や家族のものを借りて参列していましたが、自分だけで用意をして参列する年になったんだなと実感します。あまり機会があると悲しいですが、これまでお世話になった方をしっかり見送れるように年齢に合わせて準備しておきたいと思います。

それでは、次の投稿で🍿

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