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海外キャッシュサービス 三井住友クレカで設定

海外でのキャッシングサービスってご存じでしょうか。普通は現地通貨を現金で使いたい場合、両替所で日本円を手渡して現地通貨を受け取るというのが一般的だと思います。海外でのキャッシングサービスというのは、ATMで現地通貨を直接受け取るというやり方です。今回その設定を三井住友クレカでやってみたので、手続きをまとめていきます。

すっかり設定を失念

海外キャッシングサービスとの出会いは大学生の頃。海外旅行や短期留学に行く際、現金がどうしても足りないなという時に親が作ってくれたクレジットカードで利用したことがあります。両替所よりも基本的には手数料がお安いし、空港や大型の駅など両替所よりもATMの方が数もあるので安心です。現金が使いたいけど余らせたくないという人は海外ATMでちまちま出金するのがよさそうです。

社会人になり、新婚旅行に出かける際、今や海外はほとんどクレジットカードで大丈夫、ということで両替する予定はありませんでした。困ったら海外キャッシングサービスもあるし!とのんきに思っていましたが、自分で作ったクレジットカードでその設定をしていないことを思い出し、調べてみるとさすがに即日ではできそうにもない。チップのある国ではなかったのですが、緊急用にと数万円だけ泣く泣く両替所で両替して行きました。

それから設定しようかなと思いましたが、新しく三井住友のプラチナプリファードのクレカを作る際にキャッシングサービスを元から登録しておいたので、とりあえず1枚はあるし、とそのままになっていました。

今回、設定をすることになったのは、メインカードとして使っていたプラチナプリファードを解約して元々使っていたゴールドをメインに戻そうと思ったからです。半年前に「最強」なんて記事を書いていてあれなんですが、状況が変わったんです!(笑)これについてもいつか記事にします。

ちなみに、サブカードのビックカメラSuicaカードでは、現在キャッシング枠の設定は受け付けていないということでした。利率も三井住友より高かったです。

さくっと申し込み

気を取り直して三井住友ゴールドカードで海外キャッシングサービスの設定をやっていきます。先述しましたが、新しくカードを作るときはキャッシングの枠を設定しておくだけで簡単にできるので、それが一番楽です。すでにカード作っちゃった、という仲間は頑張りましょう。他のカードでも大筋は同じかと思います。

まず、マイページから海外キャッシュサービスの申し込みに進むと、必要書類の準備を求められます。以下は給与収入・年金受給者の必要書類です。

以下のいずれか1点のコピー(直近のもの)
源泉徴収票※
給与の支払明細書(直近2ヵ月分)※
確定申告書第一表(控え)(税務署の受領印があるもの)
納税通知書(年収もしくは所得金額の記載があるもの)
年金証書(年金額の記載があるもの)
年金通知書(年金額の記載があるもの)

三井住友カードより

何となくカード会社に提出したくないな、と思ってしまいましたが、目的外利用はないでしょうと信じて1枚で済む源泉徴収票を用意しました。

次に、利用枠を10~50万円の中から選択、年収や現在の借り入れ残高などを入力し、運転免許証番号を登録します。申し込みのボタンをクリックすると、あれ、簡単に「申し込み完了」しました。

書類提出は?(三井住友カードより)

よくよく手順を確認すると、必要書類の提出は一部の人のみというオチでした。以下必要な人の詳細です。

今回の借入希望枠とほかの貸金業者(カード会社、信販会社、消費者金融会社など)を含めた借入残高の合算が100万円を超える場合、または弊社ローンのご利用残高とすでにお持ちのカードのキャッシング利用枠もしくは今回の借入希望枠の合計が50万円を超える場合、または、個人事業主の方は年収証明書類が必要です。

三井住友カードより

会社のシステムで前年の源泉徴収票をPDF保存したところだったので、拍子抜けです(笑)審査結果は7営業日程度でメールが来るということなのでしばし待ちます。

審査結果到着

12月13日に申し込みをしてしばらくすると「キャッシング事前確認書」がハガキで送られてきました。これで審査しますね、という内容でまだキャッシングの申請が下りたとはいえないようです。

利用枠や利率の確認書類が届きました

この後、申し込みから10日後となる12月23日に封書で契約内容の変更の案内が届きました。海外キャッシングサービスの利用枠が「0」から「20万円」に無事変更されました。メールで結果は届くと思ったのですが、紙で受け取るにチェックをしたかもしれません。記憶が曖昧です。手続き完了日は12月18日との記載があったので、申し込みから5日後ですね。封書で届いたので、師走ということもあってか思ったより遅かったのかなと思います。

ATM利用時の覚え書き

さて、直近で海外に行く予定はないのですが、使う時に気を付けることをここに備忘録として3点書いておきます。なるべく日中に人が多いところでできれば他の人に見張ってもらいながらささっとやるのは大前提です。

【1】現地での引き出し方法

STEP1 ATMにカードを挿入する
STEP2 使用言語を設定する(英語の場合で進めます)
STEP3 暗証番号を入力する(「ENTER PIN(暗証番号を入力)」などと表示される)※まれに暗証番号の後に00の入力を必要とするケースあり
STEP4 取引内容として引き出しを選択する(「SELECT TRANSACTION(取引内容を選択)」→「WITHDRAWL(引き出し)」を選択)
STEP5 口座を選択する(「SELECT SOURCE ACCOUNT」の→「CREDIT(クレジットカード)」を選択)
STEP6 金額を選択または入力する(「SELECT DISPENSE AMOUNT(引き出し金額を選択)→指定の金額か「OTHER(その他)」で入力)
STEP7 現金、カード、明細書を受け取る

VISAの公式ページを参考にしました。ちなみに海外のATMはカードをすぐに取らないと防犯上吸い込まれることがあるので要注意です。

【2】引き出し金額

上限は20万円に設定してありますが、ATMを使う際には手数料がかかります。訪問先の物価にもよりますが、余っても仕方ないし、できるだけ防犯的に手元に持ちすぎないためにも1万円以下でちまちま引き出そうと思います。

取扱金額 1万円以下…110円(含む消費税等)
取扱金額 1万円超…220円(含む消費税等)

三井住友カードより

【3】繰り上げ返済

そして、キャッシングなので利率が年率で18%かかります。放っておいても普段の買い物と同じように支払い口座から自動引き落としされるので、ここまで高い利率にはなりませんが、できるだけ負担は軽くしたいところ。

わたしは月末締めで翌日26日支払いなので、月の前半にキャッシングした場合は2か月近く借りたままになってしまいます。旅行が月末をまたぐ場合はなるべく月末までにキャッシングを済ませた方が◎です。

臨時の返済方法は①ATMと②振り込みの2通りあります。①ATMは締め日までの返済が可能ですが、②振り込みはカードの支払い日が10日の場合→前月10日まで、26日の場合→当月4日までの返済ができます。わたしの場合4日間だけですが、振り込みの方が猶予があります。

返済方法は、①ATMの場合、「預け入れ」をクリックしてクレジットカードを入れて返済金額を入金します。端数もありそうなので、できれば硬貨も入れられる店舗内ATMがいいですね。引き出し時と同様、1万円以下で110円、1万円超で220円の手数料がかかるので一度に返すのがよさそうです。

②振り込みの場合、チャット受付サービスで指定口座を案内してくれるのだと思われます。振り込みの手数料がかかるでしょうが、わたしが持っている銀行口座は月に数回は振り込み無料特典がついているので、ネットで完結することもあって振り込みの方が便利そうです。

さらに長期で海外に行く場合は帰国してから現金をATMに入れに行くのは煩雑なので、利便性は振り込みの方に軍配が上がります。

いろいろ書いてきましたが、妊娠したこともあり、しばらく海外に行けない状況です。産後隙をみて数日だけでも行きたいなと考えています。キャッシングの準備はばっちりなので(笑)長文読んでいただきありがとうございました。

それでは、次の投稿で🍿

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