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ゲーミングチェアのガスシリンダー交換が難しすぎた件

職場の事務所でのデスクでのPC作業に対して、週一ある在宅でのPC作業がやり辛いな、と思ったのが最初だった。
当初は周りの目があるから事務所のほうが捗るからと思っていたが、よく考えると家では無意識にあまりデスクに座っていない。
大きな違いは何かと考えると、机の高さがあっていないのだという結論に達した。

自室の机の高さを図ってみると、71㎝。
ネットで最適な机の高さを調べると、だいたい男性の平均身長で70~72㎝くらいだそうで、まあ問題はない。
とすると、自分の普段使っているゲーミングチェアのAKRacingの座面の高さが低いのだと気づいた。
最大まで上げてみても、うん、たしかに普段職場で使っているオフィスチェアよりも低い気がする。
早速ネットでAKRacingで使える長尺の代替ガスシリンダーを調べていると、同じ悩みを抱えていた方がおり、それと同じものを購入。
https://www.amazon.co.jp/Omyoffice-%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%A2%E6%98%87%E9%99%8D%E6%9F%B11000-lbs%EF%BC%88450KG%EF%BC%89%E3%80%81%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E7%94%A8%E3%80%81%E6%A7%98%E3%80%85%E3%81%AA%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E6%A4%85%E5%AD%90%E3%81%AB%E9%81%A9%E7%94%A8%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E9%AB%98%E3%81%95%E8%AA%BF%E7%AF%80%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%A4%85%E5%AD%90%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%EF%BC%88%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%89/dp/B09Z2PMT3L/ref=sr_1_1_sspa?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1O272S7GD2PVD&keywords=%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC&qid=1687080149&s=office-products&sprefix=%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%2Coffice-products%2C218&sr=1-1-spons&sp_csd=d2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGY&th=1

取り付けが簡単(大嘘)

早速家に届き、ガスシリンダーを交換しようと試みてみる。
チェアを水平に倒し、全力で座面とガスシリンダーを引っ張る。
……抜けない。
購入した当時はこんながっちりはめ込んだ記憶はなく、どちらかというとすっと差し込んだだけだったが、どうも長年の体重の重みの蓄積により固着化されてしまっているらしい。

Youtubeでガスシリンダーの外し方を検索してみると、意外にも多くの人が苦戦しているらしかった。

どの動画をみても専用の工具を使ってもなお苦戦している方ばかりだったので、自分の考えの甘さを思い知る。
とりあえず数個動画を閲覧し、

①座面の裏とガスシリンダーの接着部分はパイプレンチ(直径10㎝くらいの水道管を回すやつ、らしい)
②脚部分とシリンダーの接着箇所はハンマー(ゴム製では衝撃が吸収されるので、金属製の重さができるだけあるものがいいとのこと)

この二つの工具があってスタート地点に立てるようだった。

早速近くのドンキ、エディオンに出向くも置いていない。
「パイプレンチ置いてますか?」と店員に聞いても「はい?」と聞き返される始末。(自分も知らなかったので当然である)
ネットで注文してもよかったが、せっかくなのでその足で「コーナンPro」と呼ばれる職人御用達の工具専門店へ。


戦利品

紹介されていた
パイプレンチ(1,300円くらい)
ハンマー(1,200円くらい)(1.3㎏)
に加え、動画のコメントについていたこれもあるといいよ、と紹介されていた潤滑用のシリコンスプレーも300円もしなかったので購入。

準備は整った。いざ!

チェアを水平に倒し、地面と水平になったシリンダーをパイプレンチで垂直にかますように固定。
それを上からぐっと力を入れて回してみる。
…動かない。
どれだけ力を入れても、シリンダーと座面の部分が溶接でもされているのか、というくらいに固着化されており、パイプレンチをいろいろな角度でかませてみるも、うんともすんともいわない。
一応シリコンスプレーを接着部分に吹きかけ、そもそもこの向きで回して会っているのかとか、工具を買ったお金を無駄にしたか…とぐるぐると悩みながらパイプレンチに全体重をかけるように両足を浮かせ、パイプレンチで腕立てでもやるぞ、といったくらいにすると、ようやくずずっと回った。
一度動くまでは「外れるようにはできていませんよ」とうんともすんともいわなかったが、一度動くとあとはパイプレンチで回していくと、すぽっと外すことに成功。ふー。

二個目の工程は脚部分とシリンダを外す工程だが、
これはできるだけシリンダーと脚部分の接着されている裏側をできるだけ垂直に全力で叩いていくといいらしい。
ドカン!ドカン!とマンション中に響き渡る音を立てること数分、ちょうどハンマーの直径がシリンダーの直径覆うようにかぶさり、なおかつ垂直に力をいれたことでこちらもすぽっとあっけなくとれる。
気持ちいいー。

あとは長尺のシリンダーを逆の手順ではめて、完成。
うおー!高い。
最高45㎝だったAKRacingが最高65㎝に変貌。
たださすがに178㎝の身長の自分でも親指が床につくくらいだったので、50数センチくらいがベストか。

これで見事職場と同環境の椅子の高さを手に入れることに成功したのだった。

かかった時間
パイプレンチ工程→15分
ハンマー工程→5分
組み立て→5分

専用の工具さえあれば自分でも分解できたので、AKRacingの座高でお悩みの方がいたらぜひ。

おそらく二度と使うことのないパイプレンチとハンマー、メルカリでゲーミングチェアシリンダー交換セットとかにして売ったら売れるかな~


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