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【6】大手ゼネコンの離職率が低い理由

おはようございますこんにちはこんばんは、リトルポパイです。
学部卒で大手ゼネコンに入社し10ヶ月が経ちます。
私はあまり激務だと感じず働いているのですが、
正月会った友人に残業時間を伝えると多いという印象を持たれます。メーカー勤務の親戚からも先入観からか大変そうだと思われています。
説明するのも面倒なので「仕事どう?」→「まあまあ」といつも答えます。

10ヶ月も経つとある程度、俯瞰して見れるようになり、工程管理を任されるようになりました。しかし作業員さんの進捗や人数振り分けは未だおぼつかない状態で、職長からは「無理難題言いやがってこの野郎」と、なんやかんや仲良くやっています。

上司の言うことは絶対、飲み会も多い、休日のドライブは楽しい。総じてサラリーマン生活の空気感は心地良く(快適という意味ではありません)、ズルズルと会社にしがみついてしまいそうです。

離職率の低さ

大手ゼネコンの離職率は軒並み低く、3年後離職率は5%以下となっています。

離職率が低いため平均年齢も40歳以上と年齢層高めの構図になっています。

技術系総合職として入社して9ヶ月時点では離職率1%といったところでしょう。(同期調べ)(知らないところで辞めているかも知れませんが)

なぜこんなにも離職率が低いのか

※以下個人的見解です。

1.給与・福利厚生に不満が出ない
 業界首位の鹿島建設の平均年収は1163万円(平均年齢43.9歳)です。その他、大手ゼネコンも40歳時点では1000万円に到達すると言われています。残業の多寡や景気により30歳過ぎで1000万に乗る方もいます。
余談ですが学部卒1年目の私の年収(2023年4月〜3月)は450-500万の間になりそうです。(私は同期の中でも残業時間が少ない方だと思うので、初任給平均500万円くらいだと思います)

福利厚生については以下の記事をご覧ください。

https://note.com/popai_general/n/nc886a61abf8b?sub_rt=share_pw

転職しようにも同業界内であれば今以上に高待遇の会社はありません
(他業界の総合商社や外銀で通用するポテンシャルを持ち合わせているとも思えないので、自分の能力でサラリーマンとしてもらえる最高の待遇という意味です)

2.常に慣れない
 全国転勤や他の工種、職種を転々とさせることで初挑戦に触れる機会が多くなり、常に緊張感を持って働くことになります。仕事に余裕ができると他のことを考える時間ができます。つまり常に慣れないため、仕事に集中する環境が作られていると言うことです。

3.アメとムチ
 研修が多いです。3ヶ月に1回研修があり、久しぶりに同期と顔合わせをします。研修はアメであり、ほぼ休みみたいなモンです。すいません。
普段の仕事とは別で、研修のようなイベントが定期的に開かれます。
ちなみに同期の間で話す「仕事どう?」に対してはかなり詳細に説明します。話を聞くとみなさん、会社に骨を埋める様子です。

このように会社はうまいこと組織形成をしており、従業員が辞めづらい環境=依存してしまうような環境を作り上げています。私のいうサラリーマンは心地良いの意味は、脳死で人生を過ごすことができるからなのかも知れません。
ではご安全に。

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