夏本番!:怖い「ホラー」を楽しく紹介(①心構え編※無駄すぎる情報も含む)
皆さん、こんにちは。ぽっぷです。
普段は「投資の振り返り」ばっかり書いてますが、今日は東証もお休みで少し時間もありますので、私の支離滅裂な興味対象テーマの一部を引っ張り出し神聖なnoteで語る、という無謀な取り組みをしようかと思い立ちました。
いきなりですが、ホラー映画やドラマって好きですか??
嫌いな人って「ふざけんな」とつぶやくと思いますが、結構「食わず嫌い」の人も多いと思うのです。
最近ではホラーゲームの実況とか盛り上がっているじゃないですか。「怖くて自分ではできないけど、他の人の反応見て予習したい」という人もけっこういると思われます。
ということで、「ぽっぷ1人だけの意見」という、マーケティング的にはすぐに却下される試みではありますが、ホラーについて「楽しく」語っていきたいと思います!
1.「ホラー」とは何か?
東京工科大学メディア学科の前田祥吾サンという人が書いた卒論によると、「ホラー映画」について以下の定義が示されています。(卒論で取り上げるとはすばらしい)
ホラー映画は恐怖、パニックの感覚を視聴者に与えることによって視聴者
の恐怖感を呼び起こすことを目指した映像コンテンツである
ま、その通りだよね!
ただ、これを読んで重要かなって思うのは、「恐怖感を呼び起こすことを目指す」って部分かと。
「ホラー」=人がバタバタ死ぬ
って思っている人多いと思うけど、彼の論文によると、以外にそうでもないです。
「犠牲者」はほとんどが「2桁未満」なんですね!意外に死んでないです。(いや、2桁は多いだろ‥)
主人公とか協力者らもも半分くらい生き残っています!!
ということで、意外に人が死ななくて、恐怖感だけに耐えればいいので、安心して観られます!(ウソだろ‥)
※実際、「ファンタジー」と言われている「ゲーム・オブ・スローンズ」の方がバタバタ人が死にます。主要キャストも惜しげもなくアッという間に死んでしまいます。(死にすぎ)
2.どんなホラーが怖いのか?
意外に人が死なないってことで安心したところですが、「そんなこと言ったって激コワくて夜中にトイレに行けなくなるのもあるでしょ!」とのたまう人もいるかと思います。
ハイ、ではどんなホラーが怖いのか?実はホラーで最も怖いのはこれです。
「予告編」
ぽっぷは見すぎたせいもありますが、すでにたいてい怖くありません。でも映画館で見る「予告編」だけは「けっこうコワイやん!」と思う時が時々あります。
でも、「予告編」の怖さを真に受けて本編を見ると「なんじゃこの程度か‥」と、肩透かしをくらうことがほとんどです。
実は、ホラーの世界も趣味嗜好がいろいろありまして、ハマるのとそうでない程度の差が大きいのです。ただ、そうでなくても、最近は「良質なホラーが出てこない」という「ホラー不況」に陥っているの現状です。
圧倒的にインパクトあるコンテンツが次々と出て、世の中を震撼させた「ありし日の良き時代」もありました。
しかし、最近はどうでしょう?ほとんど昔のリメイクばかりです。しかも、ホラーの場合は、回を重ねると「ギャグ化する」という傾向が高いです。
例を挙げると、一番最初の「貞子」のはキョーフそのものでした。(例の井戸→テレビから出てくるシーン)
さすがにこれには私も度肝を抜かれましたが、さて現在はどうなっているでしょう?
てか、出馬しとるやん(しかも伽椰子が対立候補かい)!!!
もはや、カドカワというくくりだけで、違う映画と合体しているところが理解不能な感じですが、たいていこうなる運命なんです。
ちなみに「13日の金曜日」のチェインソーで有名な殺人鬼ジェイソンも、
最初はキャンプ場 → 周囲の町 → NYへ上京(?)
と広がりを見せ、最後は宇宙にまで行ってますし(「エイリアン」化)
ゾンビ映画は、超有名な衝撃のショッピングセンターから始まり
今やBBCが制作した「ゾンビ化した人たちをどう社会復帰させるか?」という社会派ドラマにまでなっているのです!!(かなり真面目なドラマです)
このように、有名どころはすでに変貌を遂げすぎて「最初はなんだったけ?」状態になっているところから見ても、「ホラー不況」が実感できるのではないでしょうか。
ぽっぷは、満足いくホラーを作るのは超絶難しいと思っています。
なぜなら基本的には「ホラーは100%つくりごと」だからです。
「殺人鬼とか事件はどうよ」、という話はありますが、どっちかというとサスペンスの部類かと。ジェイソンみたく「殺しても殺しても生き返る」みたいなのはホラーの領域で、そんな人間いないでしょ?
お化け屋敷のように、不意打ちで「ワッ!」という効果で驚かせることは簡単にできても、幽霊・怨念といった架空の世界を現実の様に見せていくのは、きわめて難しい。特に、ぽっぷのような「ホラー麻痺」になってしまった観客を満足させるには至難の業かな、と思うわけです。だから、ホラー制作は実は難易度が高いと思います。
最近は少しずつ「コワッ」と思うものが出てきた感もありますが、「良質なホラー」が出てくることを願わんばかりです。
3.「省エネ」と「平和」を実感するホラーを楽しもう
どんな「タイトルだい」って思われたかもしれませんが、まずは夏になるとゾロゾロとGのように出てくるのは「ホラーをみると夏の暑い時に涼しくなる」という「省エネ」効果を期待するからでしょう。
日本の伝統的な怪談会のスタイルである「百話会(夜に数人が集まって100本のろうそくに火をつけ、1話ごとに火を消していき、最後の100本目を語り終えると、何か出る会」)」が夏に行われるのは、「省エネ」効果も期待してことかと思います。
一方、「平和」についてですが、ホラーって実は平和な国に限定されたエンタテイメントなのです。実際、戦争や恐怖政治が支配しているような国では上映されないです。(当たり前ですよね)
だから長い戦争が終結し復興してきた国でホラー映画が上映されるようになるというのは「この国もやっと国民が幸せになってきた」と、むしろ喜ばしいことでもあるのです。
「ホラー不況」とはいえ、貞子が出馬するくらいですから、日本は今のところそんな大変な状況には至っていないでしょう。そういう日本にいる(あるいはそういう状況にある自分を)のを実感し、ありがたくホラーを楽しみたいものです。
というわけで、ほぼ戯言(ざれごと)で恐縮ですが、いかがでしたでしょうか?ホラー観たくなってきましたか?
今回は「心構え編(+無駄な情報)」として紹介しました。次回からは、ホラー初心者向けに具体的な映画・ドラマを紹介していきたいと思います。お楽しみに!
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