2020年6月23日(火)の取引~世界初・民間宇宙旅行会社のVirgin Galactic社(米国株)が急騰
本日の東京株式市場日経平均は、前日比+111.78円の22,549円で取引を終えました。途中、急激にマイナスに傾いた時間があって「げげっ」って思ったのですが、結局回復してプラス。なんかまだ不安定な感じですね。
そんな動きもあってか、キホン、保有する日本の株の方はどれもたいした動きはありませんでした。
「日本の株」と記載したのは、保有する米国株の方が動きがありました。
コロナでけっこう下がった時にカイで入った「NYSE:SPCE (Virgin Galactic Holdings Inc:ヴァージン・ギャラクティック社)」ですが、しばらく低迷していたのですが、昨夜のNY市場では以下の報道を受けて急騰。
ヴァージン・ギャラクティック社は、世界初の民間宇宙旅行会社です。去年の秋に上場したばかりで、上場後はすっごい話題になって、株価も急騰したのですが、コロナで急落‥。
もともと宇宙関連ビジネスには興味があったので、上場した時に「宇宙旅行って!!おおお!」と感動し、いつ買おうかと迷っていたらどんどん上がってしまったので、買えずに悔しい思いをしていました。
コロナで下がったのをいいことに購入。しかし、その後は低迷(汗)。
宇宙関連ビジネスの会社って、急騰・急落を繰り返すんじゃないかなーって思うのですよ。だって、宇宙ですよ?そんなところでビジネスしようっていうのだから、正気の沙汰ではないです。ハイ、もちろん私もそういう会社に投資しているわけですから、正気ではないです!(笑)
しかし、何というか、一言で言うと「ロマンがある」(ちと古臭いが)!
その歩みがもう歴史的な感じがするのです。だって宇宙旅行ですよ?SFの話じゃないんです。しかも、今回はNASAの国際宇宙ステーション(ISS)に送り込む宇宙飛行士の教育や後方支援をする業務提携なのです。
その背景として以下のようなことがありました。
NASAは2019年、観光地として、あるいはISSのリソースと微小重力環境を使ったさまざまな科学技術実験を実施することを目的として、民間企業から宇宙ステーションへのミッションの入札を受け入れると発表した。しかし、企業がどのように自社の宇宙飛行士を訓練するのか、また軌道上で有人の任務を成功させるのに不可欠となる後方業務支援とリソースをどのように提供しなければならないのかは、あまり明確になっていなかった。
着々と宇宙空間の観光化が進んでいるのは驚きですよ。しかも、すでに宇宙旅行のための空港(Space Port)までできているのです。
めちゃくちゃかっこいいいいーーー!映画のセットじゃありません!
私は以前、このナショジオのドラマを見て「キターーーーーー宇宙!!」と叫びました。
このドラマでは、火星移住(というか宇宙)で起こると想定される問題、普段の生活上の問題(大気が無い、信じられない規模の砂嵐、限定された空間での生活など)や未知の病原菌への感染などが、けっこうリアルに組み込まれていると同時に、現代の宇宙ビジネスに関わっている実在の人物(イーロンマスクとか)が登場して、今どういうことが起こっているかを語ってくれるという、私のようなシロートでもわかりやすい内容になっています。
中でもその通りじゃないか!と深くうなずいたのは、国際的な資源獲得競争の問題。南極でも各国の資源獲得が問題になっているけど、それが今まさに宇宙で行われつつあるわけです。宇宙空間なんて普段行けるわけじゃないから、とっても遠い遠い話のような気がしますが、現実に起こっているのです。
こういった一連の宇宙関連技術の進歩は、1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の成果(宇宙膨張とその加速の度合いを測定、ブラックホールが宇宙空間のどこでも存在、ダークマター(暗黒物質)の存在確認など)がけっこう大きかったりするのですが、次の「ローマン宇宙望遠鏡」の打ち上げが今年中に行われる予定になっていて、さらにビックリする事実が判明することになると思います。
うーむ、ますます盛り上がっていくではないですか!
と、今日の株式を振り返る予定が、なんだか熱く語ってしもうた‥フウ(笑)
というわけで、宇宙時間的な視点が必要な宇宙ビジネス。(つまり、すぐには株価は上がらないかもしれないけど、そういうもんだということです)
しかし、可能性がある企業に応援するのは、投資家の本来の姿だと思います!Virgin Galactic社にはいろんな困難を乗り越えて、私たち投資家に夢と希望と利益を与えてくだされ!!と、強く願うばかりです。
・本日の取引
カイ 3810 サイバーステップ
※7月決算発表予定。株価が25日平均線を超えたのでイン
(前日比+34,642円)
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