羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来 を見て 一応ネタバレ注意 201116
#第1回目のnoteで映画の感想を書いてみる 。多分誰にも見られず黒歴史になってしまうかもしれないが日記代わりに記録しておく。
今回は羅小黒戦記という映画。
見ようと思ったきっかけは ①絵がかわええなぁ ②え、櫻井さん出てるの?そりゃ見なきゃじゃん と思ったから。
直前まで悩んでまあまあな電車賃を払って見に行った。
映画自体はめちゃめちゃ良かった。見て良かった。(子供には流行ってるやつよりこっち見て欲しいなとも思った)
テーマが難しい反面、絵が可愛いし所々にクスッと笑えるシーンもたくさんあったので誰にでも受け入れられそう。
私は吹替版だったのでよくある声違うな事件もなく、いい!キャストいい!と一安心だった。
内容は妖精が主人公で、ほぼ登場人物妖精。でも重要なムゲンは人間とのこと。ムゲンかっこいい、と帰り道考えながら帰った。明日になったらムゲンみたいな人が現れないかな。。って思うほどのイケメンやった。
あ、それで内容についての感想だけど、私は映画鑑賞後何が正解で正義なのか分からなくなった。これを私は「正義のミカタ現象」と呼んでいる。本多孝好さんの正義のミカタを読んだ後、正義とはなんぞやとなったことからこの名前で呼んでいる。もし私が小さい頃この映画を見たらハッピーエンドだと思うかもしれないが、今の私にはモヤモヤが残る。なんならフーシーを応援したい気持ちも正直ある。フーシーの最後は涙もんだぜ。
多分それぞれの正義があってそれがぶつかるからこの世界色々あるんだろうけど19歳の私はまだ自分の中の正義が分からない。だから「正義のミカタ現象」が起こるとその夜眠れなくなってしまう。今日はホットミルクでも飲もうと思う。
でもこれが狙いなんだろうな、あらあらシャオヘイに自分照らし合わせちゃってるな。作戦にまんまとハマっちゃったぜ。
そしてもう1つ、怖くなったことがある。それはこの映画、妖精を中心に戦ってるけど肝心な人間たちは?っていうところ。ムゲンも人間だけど執行人だよね、あれ人間は?と怖くなった。人間が作り上げたような世界で妖精たちは生き方を見つけてそこで何が正しいのか、このために戦っているが人間が出てくるシーンは平和に生活しているシーン、もしくは怯えてるシーンだけ。平成狸合戦ぽんぽこもそうだったっけ。人間こそ考えるべきことをテーマにしていて人間じゃない、人間の社会により困っている側を主な登場人物にするのすごいな。重みが増す。見た後に考えなさいと言われている気持ちになった。責任感だ。 ご先祖様のせいになんかしてられない、それどころじゃないもん。
ってな感じでアニメ映画で留めてはいけないような気がした。子供たち、そして何より大人も見るべき映画だ。自然との共生、共に生きるということをもっともっと重く考えるべきだと感じた。
元のwebアニメも見たい。
終わり