受講生になる
私は「POP」を作成したり教えているが、独りよがりにならないためにPOPに関するセミナーがあると受講する。
ハッキリ言われたわけではないが、同業者お断りっぽいこともあった。それ以外の理由…例えばSNSがクソつまらないくてウザイとかそんな理由だったらどうしよう💦理由は何であれ仕方がないと割り切っている。怒りも恨みもない。
コロナ前にあるセミナーを受講した。周囲からも「面白い」「タメになる」「行ったほうがいい」と勧められたので、受講料はそこそこしたが受講が楽しみだった。
話は面白かった。
タメになった。
しかし、話のところどころに「?」が出てくる。
いや私の気のせいだ。
セミナーに集中しよう!
セミナーが終わってSNSについて質問した。今配信している動画の元となっている勝手にPOPを書いている作品をInstagramに投稿しているが、そのInstagramを見て「商品がないから何のPOPか分からない!」と言われた。
おっしゃる通り…しかし、当時は目についた商品のPOPを書くようにしていたので商品の画像はない。そのことを言うと
「だったら誰かのブログかメーカーのホームページからちょっと拝借すればいいじゃない!誰でもやってるよ!」
やってる人はいるだろうがそれ著作権に引っ掛かりますから!
写真の使用許可をもらえば投稿はできるが、すぐに返事がもらえるとは限らない。こんな事を言うと「厳しい」とか「真面目」とからかう同業者もいたが、以前いた職場では知的財産の勉強が必要だったので、講師からのアドバイスは聞き流した。
POPには「POP検定」という資格があるが、POPライターと名乗るのも講師になるのも資格は一切いらない。POPは書けないが実技なしのセミナーもあるので、理屈さえわかれば仕事になる。
しかしPOPのセミナーを受講する人の半数以上は「実技」を希望している。その中で「写真」「キャラクター」などを気軽にアドバイスすると受講生は鵜呑みにしてしまう。
受講料は痛手だったが、反面教師というか「人の振り見て我が振りなおせ」を教えてもらった。講師とはいえ日頃からの勉強は必要。POPが書けるだけではやっていけない。
ん…学生時代は全然勉強してなかったから、社会人になって「勉強を仕方」から勉強するなんて(笑)やらないよりマシだけど。