言葉の使い方と説得力
こんにちは。
POPコピーライターのナガイユミです。
WBC決勝戦
野球が好きな人でも普段見ない人でも気になっていたWBC(World Classic Baseball)…野球好きの私は前日に「3月22日休業」宣言していた。
推し球団があるものの国際大会になると敵も味方もなく、侍ジャパンの選手を応援。いつも完ぺきに抑えられている山本由伸投手だが、この時ばかりは「うちの由伸」と応援。この時ばかりに他球団のファンとも楽しめるのも醍醐味。
見事に世界一になった侍ジャパンだが、試合が終わってしまうと味方が敵チームに戻ってしまうのが少し残念…(次はオールスター戦!)
決勝戦の翌日
朝からメディアは大騒ぎ。ここのところSNSでは店舗が被害を受ける迷惑動画とそれを紹介するニュースが多くてうんざりしていたので、今回のWBCの決勝戦までの戦いを含めた明るいニュースは嬉しかった。
元プロ野球選手が「生中継と再放送も含めて15時間以上見ていた」とコメント。私も同じくらい見ていた(笑)
別の番組では女性タレントさんが野球に興味はないがWBCについて「昨日は(決勝戦は)めっちゃ見ました」と熱く語っていた。
「めっちゃ見た」ってどういう事?
妙なところで気になる私…スルーすればいいのが「めっちゃ見た」ってどれくらい見たんだよ…15時間以上見たのか?…そんな気持ちになる自分を我ながら面倒な性格だと痛感した。
「めっちゃ」のレベル
日常会話で凄さを強調するときに使う「めっちゃ」…口調を強くすることででさらに強調ができるが、文字でも。
めっちゃ
めっっっっっちゃ
めーーーーーーっちゃ
少し文字を足すだけでスゴさのレベルが見えて分かる。
問題は当たり前に使う言葉なのでことは分かるが「どの程度スゴイ」のかが曖昧になる。
たとえば一日中野球を見た表現として…
めっちゃ見た
15時間見た
どちらの方が説得力があるのか。このたとえは日常会話だが、これをPOPにあてはめると後者の数字が入った表現の方がリアルで説得力がある。
めっちゃ売れてます!
一日300個売れてます!
POPに何を書いていいのか迷ったとき、普段使っている言葉でPOPを書くことを勧めている。しかし「めっちゃ売れている」言葉の奥には売り上げがあり、それを売上金額であったり売上個数など数字がある。
これを話すと難しく感じるが「めっちゃ売れている」と聞くと「どれくらい売れているのか」が気になる。POPを書いてるけどいつもとは違う表現をしたいときは数字を入れることをオススメする。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回をお楽しみに!