文字が見えるだけじゃダメ!

こんにちは。
POPコピーライターのナガイユミです。


POPを書く距離

POPを書くときアナタはどんな姿勢で書いていますか?

普段、文字を書いたりPC・タブレットで文字を入力している時とほぼ変わらない距離の方が大半でしょう。入力した文字は画面やプリントアウトした紙、書いた文字は手元で見ますよね?

ではPOPの場合はどうでしょう?

1m離れた所から見る文字

アナタが書いた文字は少し離れた所から見ても、文字を書いた本人なので何を書いたか分かっているので少しくらい文字が小さくても読めます。

しかし…アナタが書いたPOPを初めて見た第三者はどうでしょう?そもそもPOPの内容をわかっていないので読めないですよね?

そんな話をすると「だったら近づいて読むのでは?」という方がいます。

確かに文字が小さくて読めない文字は近づいて読みます。例えば大きさに関係なく30枚のPOPがお店に貼っていたら全てのPOPを読むために近づきますか?

読めないものはスルーする

興味のある商品であれば文字が小さくてもPOPが気になって近づいて読む場合がありますが、店内のPOP全てを読むなんてしませんよね。

お客様が店内のPOPを見るとき、通路の幅にもよりますが大体1mぐらいは離れたところから見ています。

その時、商品名や価格は別として「文字が書いてあるPOP」ではなく「文字が読めるPOP」じゃないとお客様は反応してくれません。まして新商品や知られていない商品のPOPは特にそう!

ではどうすればいいのか…
それは先ほどにも書いた「文字が読めるPOP」を書くこと。

用紙サイズ・色・書いている文字は全く同じ。
どちらが読みやすいですか?

POP講習会の文字のレッスンでよく教わる「メリハリのある文字でPOPを書く」理由がそこにあるんです。説明だけしてもわかりにくいので、上の写真で比べてみてください。

この画面上で読みやすいPOPは店内で貼られたPOPも同じ。いや、用紙のサイズによってはそれ以上にメリハリが必要になってきます。

POPを書いたらそれで終わりではありません。

POPを書いたら売場に貼る→貼ったPOPを離れたところから見る

そこでどう感じるか。アナタ自身が考えるだけでなく、売場スタッフにも聞いてみましょう。そしてお客様の反応も見てみましょう!

店舗にいるPOPライターはPOPを書くだけではありません。お客様の反応をしっかり見てください。そこで反応が薄かったら新たなPOPを作ってみましょう!

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回をお楽しみに!

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