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お洗濯で穴を見た。

 みなさま、初めまして。ちっちと申します。
 のほほんと主婦をしております。ぼーっとしているのでいろんなこと結構、忘れちゃいます。そうなると思い出ゼロになりかねない。だから書いて残すことにしました。
 こんなに拙い文章を読んでくださる方がいらっしゃったら、とってもとっても嬉しいです。


 唐突ですが、私の夫さんは「家のことは自由にやったらいいじゃん。」のスタイルで。お言葉どおり、のびのびさせてもらっています。どうのびのびかというと、洗濯はいつ、どんな風に干すのもOKということ。助かりますね。夜、干してもいいし、晴れの日だって室内に干してもいい。すごく楽ちんです。そして夫さんも洗濯します。感謝が止まりません。洗濯できてるだけで万々歳のような空気が、家庭内に流れています。

 ある日の洗濯。「センタクモノガオワリマシタ」と洗濯機が教えてくれたので、「承知いたしました」の気持ちで干しはじめました。洗われた衣服を洗濯槽から出す、しわを伸ばす、洗濯ピンチにとめる、出す、伸ばす、とめる、出す、伸ばす、とめるの繰り返し。何度目かの「伸ばす」で少しの違和感がありました。「ん?あれ…?これは。」

 穴です。夫さんのパンツ、トランクス風?のおしり部分に穴が。パンツに穴ってあくものなんだ、穴のあいたパンツって履くものなのかな、よく見ると穴は1個じゃないぞ、このこと夫さん気づいてるのかな。そして気づくのが遅いであろう私。まあいいのか…と3分くらい考えて「そのままに。」と思いました。が、しかし。いやそれはあれだろう、ということで穴あきパンツについて夫さんに聞いてみようと決めたのでした。

 どんな風に言おうかな。「だらしないよ。」ではやさしくないし「買った方がいいんじゃない?」だとおせっかいな感じがする。どうしようかな、どうしようかな。穴があいてるって知らないかもしれないから、まずはお知らせしよう。「夫さん、パンツの後ろに穴があいてたよ。」とアナウンスしました。「えっ?嘘でしょ、まじかよー!」みたいに言われたらどう返せばいいんだろう。頭の中で小さな私がぐるぐる走り回るような感覚が。夫さんの新パンツをストックしていない、よろしくない私です。ごめんなさい。

 そうしたら夫さん、「あ!ばれた?そうなんだよね〜」とあっさりさっぱり。いたずらが発覚しちゃった子どもみたいに無邪気です。これはおせっかいしてもいいような気がする。「今度、買いに行こう。」と誘うと「そうだね、買った方がいいよね。」と言ってくれました。「うるさいな!」とか「ほっといて。」とか、言わないでくれてありがとう。そんなこと夫さんは言うはずないのに、ネガティブが出てしまいました。

 なるべく早く新しいパンツが手に入るように、「パンツ買おう。」のお声がけを適宜していこう。夫さんお気に入りのパンツは全部、穴あいてました。3枚くらい。




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