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残業代をもらう派?休みを取る派?

みなさん、こんにちは!ミアです。

最近、台湾のネット上でこういうディスカッションがありました。

残業したら、残業代をもらうのと、休みを取るのと、
どちらにするのですか?

まず、台湾の残業代から話しましょう。

平日の残業代、毎日8時間の労働時間だとすると、
9時間目から残業代が発生します。
9時間目〜10時間目:時給 × 時間数 × 1.34倍
11時間目〜12時間目:時給  × 時間数 × 1.67倍

1日の残業上限は4時間です。

また、台湾では残業の時間数を休みに変えることができます。
例えば、累計8時間の残業をしたら、一日の休みが取れます。

そこで、残業代をもらう派と休みを取る派、この二つに分かれました。

残業代は増給しているのに、休みを選ぶ人もいるの?と思う方、
いらっしゃいますか?

そうですね。
みなさん、連続の残業で、プレシャーをかけられたり、
心身が疲れたりした状態で、何千何万円の残業代より、
しっかり1日休みたく思いませんか?

もちろん仕事の内容や給料の違いによって、考え方も違うでしょう。
自分だと休みのほうがご褒美みたいで、休みのために頑張れそうです。

みなさんはどう思いますか?

休みといえば、有給休暇がありますね。
続いて有給の話をしていきたいと思います。

みなさん、有給はちゃんと取っていますか?それとも溜まりに溜まって、
つい期限が切れてしまっていませんか?

台湾では、一年経ったら有給はリセットされますが
、使っていない有給は給料に変わり、残った有給の日数は
一人一人の給料によって、お金になります。

例えば、基本給30万の場合、
30万 ÷ 30日 =  1万

つまり、残った有給は1日1万もらえるということになります。
ということは、忙しくて休みが取れなくても心配しません。
ちゃんと戻しますから。

今中国語教師をしていて、この話を日本の生徒さんにしたら、
意外と有給を使い切れていない方がいますね。
日本の連休は多いので、使い切れないねとおっしゃった方も
たくさんいます。

いやいやいや、違うでしょう。
連休は連休で、有給は有休ですよ。

自分の権利を諦めたと仰ってるよ!と言えずに心の中で叫びました。

これはまさに文化の違いでしょう。

台湾人は自分の権利を見逃さないし、社員側は会社側と対等で
話したがっていると思います。
物価高騰の中、給料が上がりにくい今どき、
もっと自分の時間があったほうが好きなことができるし、
副業をやっている人もいますね。

日本の皆様、どう思いますか?
日本の制度はどうでしょうか?

今日も見てくださってありがとうございました!

台湾のことや、台湾華語に興味があったら、
ぜひ一緒に楽しくお話をしましょう🎶


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