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金木犀

はじめての金木犀
結びつけるには香りが強すぎた
涼しげになる人々の服装
秋の訪れを感じた

冬になれば寒さが来るとは
切なさに結びつけるための
弱さの慰めなのか

夢にまで描いた
美しいかけらすら
君の笑顔に隠れ
夢の一路となった

終わりなんてないと思ってた
始まりだけの1ページを刻み
明日に向けて解き放て
揺るぎない信頼とは
なんの上に生まれるのか
理解を慎み
理想を重んじた
軽んじた現実に
優美などない
感情論に惑わされ
全て隠さず伝えるとき
別れの一路を辿る

ささやかな秋風にさやぐ

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