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すべてはうまくいっている
あなたの人生は、うまくいっていますか?
とんでもない!
嫌なことや辛いことばかりで、うまくなんか何一ついっていない!
そう思ったあなた、
それは誰が決めていますか?
うまくいっているかどうかを決めているのは、
他の誰でもない「あなた」です。
出来事はすべて中立で、それが良いことか悪いことかは自分の心が決めているのです。
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昔、アフリカの国にバカパという王がいた。
その王様はボンノパという家臣を信頼して、どこに行くのも連れていった。
ボンノパは何が起きても動じず、いつも「これでいいのだ」とつぶやいた。
バカパ王はその言葉が好きだった。
ある日、王様は手に怪我をした。
そばにいたボンノパは「これでいいのだ」とつぶやいた。
しかし、この時ばかりはバカパ王は激怒し、ボンノパを牢屋に入れた。
数日後、狩に出たバカパ王は森の部族に捕まってしまった。
その部族は儀式で、火炙りにする生贄としてバカパ王を捕らえた。
しかし、彼らは王の手の怪我に気づき、
傷ものは生贄に出来ないとバカパ王を放免した。
帰ってきた王は、ボンノパを牢屋から出して謝った。
「お前が言った通り、わしが怪我をしたのはあれでよかったんだ。
なのにわしはお前を牢屋に入れてしまった。どう償えばいい?」
「王様。それでよかったんです。
私を牢屋に入れなかったら、私は貴方と狩に行き、
一緒に捕まって生贄になっていました」
バカパ王は悟った。
起きた事は、すべてそれでいいのだ。
実は上手くいっているんだ
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分かりますか?
「それでいいのだ」
この言葉
そう、バカボンのパパの言葉なのです。
すべての出来事を受け止めて、「それでいいのだ」と思う心
私のこころが、私の人生で起こったすべての出来事を素晴らしいものにするのです。
人間万事塞翁が馬
「それでいいのだ」
今日もnoteを読んでいただき、ありがとうございます。