莫妄想
ちょっと心配なことが起こると、頭の中がそのことでいっぱいになることありませんか?
わたしは、9割うまくいっていても、1割なにかうまくいかないことがあると、そのことばかりを考えてしまいます。
しかも、「ああなってしまったらどうしよう」「こんな困ったことになるかもしれない」と、悪い方悪い方に考えてしまうのです。
頭では分かっているのです。
どんなに頭で考えたところで、結果は変わらないし、やってみなけりゃわからないのです。
そんな自分にもいいたい。
莫妄想(まくもうそう)
できるかできないか ではなく やるかやらないか
やってダメならもっとやれ!
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わざわざ心配の種を探していること、ありませんか?
過ぎたことをいつまでもくよくよ考えてため息をついている人。
これから先のまだ見ぬことを思い悩んでいる人。
その悩みは「妄想」のしわざです。
現実に起きてもいないことをあれこれと頭の中に組み立てて、そのありもしないことに自ら捕らわれてしまう。
それが妄想の力。
抵抗しないでいると、あっという間にあなたを蝕んでしまいます。
やる気もなくなり、ものごとを素直にとらえることができなくなってしまう。
そんな自分に気づいたときは、「莫妄想!」と叫びましょう。
妄想することなかれ。
悩んだ時は、あなたが育ててしまったその「妄想ストーリー」に気づいてください。
そして無垢な気持ちで現実だけを見てみましょう。
頭の中に心配の迷路を作って自分から迷い込むなんて、ナンセンス!
『ほっとする禅語70』 渡曾正純 石飛博光(著
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真実を見つめる「見真」
私という人間は、自分に都合の良いフィルターをかけて、物事を見てしまいます。そのことによって、本質が見えなくなっていることがある。
だからこそ、自分の見えている世界がすべてではない。
見えていない領域に気づいていくことが大切。
そのためには、無垢な気持ちで現実を見つめることが大切なのかもしれません。
莫妄想
今日もnoteを読んでいただき、ありがとうございました。