生まれ変わっても
親として、子どもに愛情を注ぐ
当然のことかもしれません。
しかし、どんなにたくさんの習い事をさせても
どんなに欲しい物を買い与えたとしても
それは子どもが「本当に」望んでいるものではないのかもしれません。
本当に大切なものは「目に見えない」ものなのではないでしょうか。
********************
「生まれ変わってもお母さんの子どもがいい?」
自分のお子様を前に立たせて、こう聞いてみてください。
「あなたもう一度生まれてくるとしたら、もう一度お母さんの子どもに生まれてきたいかい?」と。
その時たいていの子どもは、「冗談じゃないよ」って言うかもしれません。
でも、「冗談じゃないよ」って言っても良い。
その時我が子に向かってこう言って欲しいのです。
「私はお前のお母さんとして生まれて来て良かった」
と…。
そう言うお母さんが、今は求められているのです。
お父さんであれば、自分の息子を前にして、
「お前は俺の息子に生まれて良かったか?」と聞き、
息子がどんなへらず口を答えたとしても、
「俺はお前の親父として生まれてきて、これほど良かったことはないよ」
と言ってあげることが出来る、お父さんが必要なのです。
そして役割が違えば、例えばご主人であれば、奥さんを前にして、
「俺はお前の夫になったことを、とてもうれしく思う」
と一言言えるか、思えるかが非常に大事なことだと思います。
そのことが言えるような「豊かな気持ち」が必要だと思います。
この話を聞いた、あるお母さんがこのような手紙を書いて来てくれました。
この話を聞き、私の家でも小学校3年生と1年生の娘2人との関係について、いろいろと反省させられました。
先日ふと娘たちに
「生まれ変わってもママの子どもがいいかな?」と尋ねました。
上の娘は目にいっぱい涙をためて
「ママとパパの子どもが一番に決まってるよ」と、
「でも死んだら何もかも忘れるから、死んだらだめだよ。ママ死んだらだめだよ。」
と言いました。
下の娘はニコニコしながら、
「ママが一番好きだから、また子どもになりたい」
と言いました。
私は急に胸がジーンとし、二人を抱き締めました。
子どもをありがたいとつくづくそう思いました。
他人さまからみると、出来の悪い子どもかもしれませんけど、私と主人からみると宝物です。
これからの長い人生ともに頑張って行こう、そう思いました。
*******************
理由なしに、条件なしに
「生まれ変わってももう一度一緒にいたい」
そのことばが、どれだけ心を動かし、私を支えてくれることか
親子の関係に悩む前に、一度問うてみてください。
そして、言ってあげてください。
「私はあなたの親として生まれて、最高に幸せだ」と。
今日もnoteを読んでいただき、ありがとうございました。