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【感想】Cuphead steam

ジャンル:2Dアクション ボスラッシュ系


初記事はCuphead
言わずと知れた高難易度2Dアクション。

ゲームの流れとしては、ワールドマップの各地にステージが配置されていて、ステージに入るとすぐにボス戦が始まる。
ボスを倒すとステージクリアで、次のボスを倒しに行く。というシンプルな流れ

ボスは結構強く、何回も死んでパターンを覚えていくような、
体験としてはダークソウルのボスに何度も挑む感覚に近い。


成長要素は一切なく、装備品は物によって一長一短で、純粋にボスとの戦闘を楽しめるように出来ている。
戦闘面は高難易度ゲームによくある、プレイヤー自身の成長実感と強敵撃破の達成感を煮詰めた感じで、そういうのが好きな人にとって、純粋に(余計な要素に縛られずに)楽しめる作品だと思う。
リトライにかかる時間も非常に短く、やり直しに関するストレスもほぼ無い


あと、ボスの形態変化のアニメーションがすごく面白い。
この辺は初見の感動が大事だから詳しくは書かないけど、どんどん変形していくロボとか、舞台の上で戦ってて、形態変化毎に演劇が進んでいくとか、戦っててとても楽しかった。


上の要素と繋がってるんだけど、ボスのキャラが立っててそれぞれのテーマ(海賊、蜂、幽霊列車とか)にあった攻撃をしてきて、ボス攻略に飽きが来ないというのも面白い要素だった。
ボスはほぼしゃべらないんだけど、見た目と攻撃からキャラクター性が掘り下げられてて、魅力が出てて好きになるボスとかもいた。(幽霊列車と蜂とメデューサが好き)


ボリュームに関しても、全部で18ステージほどでちょうどいい。
まあ実際にやったら自分にはちょっと物足りなく感じたぐらいなんだけど、もう少し長かったらもしかしたら途中で熱が冷めてちょっとの間積むみたいな事があったかもしれない。
まだまだ足りない人にとっては高難易度モードもあって、幅広い層に手厚い

ゲーム内容的には非常に練られているので高難易度好きにはとりあえずやって欲しい。高難易度好きで2Dアクションあんまりやらない人にも入門?としてとてもおすすめ。実際に自分も2Dはさっぱりだったけどこのゲームはとても面白かった。


ここまでゲーム内容について感想を語ってきたけど、このゲームのすごいところはグラフィック、音楽に関しても超一級品であるところ。
『1930年代のカートゥーン映画』(ミッ〇ーマウスとか)みたいな世界観を作ることをテーマにしていて、テーマに対して忠実で、完成度が高い。
開発者の方はインディーズ(オリジナルしか作らない同人みたいなもの)の方なんだけど、『企業的な金銭の問題が無い分存分にこだわりを反映させられてる』感がすごい。


この辺に関しては見る方が早いので、下の動画の最初の方を見てもらいたい
(いわゆる攻略動画だけど、声は入ってないから音楽が良く聴けるし、最初の方は最初のボスなので見てもプレイ体験に支障はないと思う)
Cuphead - All Bosses (No Damage - A+ Grades)


グラフィックに集中する時間と、音楽に集中する時間を分けて、両方をしっかり味わってほしい。
音楽に関しては、普段なかなか買わないサントラを買ったぐらい好き。


まとめると、
・高難易度ゲームの良いところを凝縮した作品
・魅力的なボスキャラクター達
・『1930年代のカートゥーン映画』をテーマにした完成度の高いグラ/音楽
・まとめに急に書くけど、値段もくそ安いです(switchだと2000円だった)

全体的に完成度がくそたけえ!!

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