ハワイを深めるためのAtoZ(後編)
8月31日・9月1日に渡って開催されるハワイキャンプも間近に迫ってきている。前半のAからMで始まるTips はタメになったかな。
今回はその後編の紹介となる。もう少しでハワイ、それまでにハワイの事をもっと知っておこう!
N: Nursing Home
定年後にハワイ移住したシニア層がぶつかる壁が、ハワイにおける老人ホームの供給不足。アメリカは自己責任論が強いため入居型老人ホームはかなり高額。そのうえ日本人や一部の日系人が要望する “日本語で運営される福祉施設” はごくわずかなのが現状。
O: Oxybenzone Free Sunscreen
2021年1月1日より、主にサンゴ礁の保護を目的として、オキシベンゾン等の特定の化学物質含む日焼け止めの販売が禁止となる(これは世界初の試みでもある)。サステイナブル先進国のハワイの動きにこれからも目が話せない。
P: Pearl Harbor
過去に真珠が大量に発見された事によりPearl Harborと名付けられた。1941年12月7日(現地時間)に日本軍による空爆を受けている。現在は攻撃の結果沈んでしまった戦艦アリゾナや博物館、慰霊碑等があり誰でも見学する事ができる。
Q: Queen of the Hawaiian Islands (Liliuokalani)
リリオカラニは、ハワイ王国最初の女王であり、最後の王位継承者。彼女が最後の継承者になった理由は渡英中に起こったクーデターによりハワイはアメリカに併合されたから。日本人にも馴染みがある、有名な曲「アロハ オエ」の作詞作曲者でもある。
R: Railway
ホノルルの渋滞緩和対策として、ハワイ初の電車、ホノルル・レール・トランジットが提示された。当初は2020年に開通予定だったが、現状は線路を敷く上で様々な問題が浮上したため、進行が中止となり再開の目処は未だ立っていない。
S: Sustainable
ハワイの人は「malama the aina」の精神を大事にしている。日本語に訳すと「大地を大切に」、環境を大切にしましょうという意味となる。サステイナブル(持続可能)な取り組みの1つとして、2045年までに再生可能エネルギー比率を100%にする政策を州全体で取り組んでいる。
T: Tourism Pollution
観光客が多く来ることで現地にもたらされる弊害のこと。たとえば環境破壊や現地住民のプライバシーの侵害など様々な課題があるが、観光客が耐えないハワイは一体どのように対策しているのか?ハワイキャンプで何かヒントを得られるかも。
U: Ukulele
よくハワイの楽器と呼ばれている小型の弦楽器。起源はポルトガルとの説もある。 UKU=「蚤(のみ)」+LELE=「跳ぶ」で、「飛び跳ねる蚤」という意味を表している。この楽器を弾く素早い指の動きが飛び跳ねる蚤を思い起こさせるところから、この名前がついたという説が最も有名である。
V: VEBOSS
VEBOSSとは、VR映像・イベント・書籍・オンライン・SNS・アンケートの頭文字をとったデジタルとアナログのMIXアプローチのこと。端的に言えば、パスポートなしに、日本をでなくともハワイを体験できる時代になった。
W: Wedding
ハワイは日本人の海外挙式人気No.1の海外リゾート。海外挙式をした日本人カップルのうち、約半数がハワイで式を行っているという程の人気!ビーチ、街中…どこを切り取ってもあなたの大切な人と素敵な絵が撮れること間違いなし。
X: Xiphias Gladius
メカジキの学名。ハワイではマグロやカジキなど魚介類が豊富に捕れて、魚料理のメニューも盛りだくさん。中でもロコに特に人気が高い料理はお刺身(主にマグロ)に味付けを加えたポケ丼!他にもメカジキマカデミアナッツパン粉焼きは塩気が効いて美味しいとのこと。ハワイに行った時に食べてみるといいかも?
Y: Yellow Fire Truck
ハワイの消防車は世界でも珍しく黄色!赤よりも見やすく、色褪せの経過も遅いので、ハワイでは15年前程から全ての消防車が黄色に塗り替えられた。余談となるがハワイの消防車には南国の島らしく、レスキュー用のサーフボードも完備されている。
Z: Zoo
ワイキキの繁華街から歩いていける広大なホノルル動物園。お生い茂る緑の中、ここにしかいない絶滅危惧種も保護されているので、「珍しい動物に会いに行く」という視点で訪れるのも面白い。これを機に環境問題について考えを深めることもできるかも。
ハワイを楽しんできてね!アロハ〜♪