旅人の未来を考えるコーチの卵たち | POOLOサークル紹介④
こんにちは!POOLO見聞録編集部です!
突然ですが皆さん、「コーチング」ってご存知ですか?
国際コーチング連盟によると、コーチングとは次のように説明されています。
コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。
対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。
ざっくり言うと「目標達成に向けた伴走支援」という感じですね。
POOLOメンバーでもコーチングに関心が高い人は多いのですが、その中で本格的にコーチングを学んでいるメンバーで結成されているのが「コーチの卵たち(通称こちたま)」です。
こちたまとPOLIGHTS(ポライツ)
まずはこちたまについてご紹介します!
Rotyさん、なーこさん、がっくんさん、ゆまさん、タムさんが中心となって現在活動しています。
「“自分の人生を愛する“世界へ」というMissionのもと、POOLOメンバーが人生の旅路を丸ごと愛し、より笑顔の溢れる未来を築いていくために、誠心誠意お手伝いができればという思いで活動しているそうです。
メンバーそれぞれがスクールに通ったりしてコーチングスキルを身につけると共に、それぞれで切磋琢磨しながら学びを深めていますが、チームとして新たに立ち上げたのが旅人向けコーチングサービス「POLIGHTS」です。
POLIGHTSという名前の由来は、「誠実に(Politeと同音)旅を導く(光Light、北極星Polaris)」から
こちたまメンバーで3ヶ月にわたり毎週ミーティングを重ね、POOLOメンバーへのアンケートもとりながら、TABIPPO代表のしみなおさんからのビジネスやマーケティングの目線でアドバイスをもらったりしてできた、愛情を込めて作られたサービスだそうです。
旅人向けという視点の面白さもありますが、POOLOに関わる人たちと協力しながら出来上がったというストーリーも素敵です。
サービス内容は以下の3つ
コーチングセッションのマッチング
セッションの実施
キャリア形成に関するワークショップの実施
コーチングを受けたいという人は、初めにソーシャルスタイル診断を行い、診断結果から相性のいいコーチ(こちたまメンバー)とマッチングし、コーチングのセッションを行います。
※POOLO2期生だけを対象にコーチングセッションを実施しています。(2021年6月現在)
コーチングセッションの他にワークショップも開催するということで、その第1回目が先日開催されたので忍び込んできました!(笑)
POLIGHTSプレゼンツ「1年後のあなたの未来」参加レポート
POOLO2期が終わった後の1年後を考えてみようというテーマで行われたオンラインワークショップ
参加したPOOLOメンバーは14名、ワークショップを運営するこちたまメンバー5人を加えた19名が4つのグループに分かれてそれぞれで話し合いました。
グループの分け方は参加申し込み時に登録したソーシャルスタイル診断の結果をもとに、バランスよく分かれていました。
全部で6つのお題があり、それをワークシートに入力後、グループに分かれて共有し合うというスタイルでワークショップは進みます。
最初のお題は「なぜPOOLOに入ったのか」
POOLO2期が始まった頃にお互いに質問しあっていた内容ですが、10ヶ月経った今、改めて聞いてみると懐かしさもあり、意外な発見もありという面白さがありました。前に進むだけではなくて、時には振り返ることも大事ですね。
その後、「最近興味があること」「この1年で楽しかったこと、辛かったこと」「自分の強みと弱み」「大事にしている言葉」について話し合おうとしましたが、どのグループも話が盛り上がりすぎて時間が全然足りなかったようです(笑)
ぼくが入っていたグループでは、「最近興味のあること」だけでも気になる話がありすぎて、ほとんどの時間を使ってしまいました。
きっとPOOLOの10ヶ月間を通じていい関係性を気づけたからか、みんなお互いのことに興味があるみたいなので仕方ないですね。むしろいいことだと思います!
最後のお題の前に出されたのは、「『1年後この人はこうなっていそう!』というのを他のグループメンバーから5分間ひたすら言ってもらう」というワーク
他の人から見た自分の未来予想図を聞くことで、「他の人から自分はこう見られていたんだ」「別の視点で見てもらったことで腹落ちした」など、自分自身の新たな一面を発見できた人が多かったようです。
そして最後のお題
「グループメンバーから言ってもらった自分の未来予想図を参考に、自分に一番フィットする理想像を考えよう」
今までのお題はここに通じていたのです。気づかなかった(笑)
ワークショップの最後に、自分の未来予想図を参加者全員の前で発表しました。
この発表の面白いところは、みんなから「できるよ!」「いいね!」など、自分が投げかけてほしい言葉をみんなにお願いしてから発表すること
みんなから応援してもらうことで理想の未来に一歩近づいたような感覚がありました。
参加者19人それぞれが面白い未来を描いていたので、1年後にそれぞれがどうなっているのか想像するだけでもワクワクしますね!
↑みんなで応援している様子
盛り上がりが冷めやまぬままワークショップは終了
21時にスタートし、気づいたら23時をすぎていました。
POOLOメンバーによる自主企画ですが、まるで講義を受けたかのようなボリュームと充実感がありました。
POLIGHTSの初ワークショップは大成功と言えるでしょう。
こちたまの皆さん、素敵な時間をありがとうございました!
↑この日のバズワードである「カッパ」ポーズで締めくくり
コーチの卵に聞いてみた
イベント終了後、こちたまメンバーであるがっくんさんとゆまさんにお話を聞いてみました!
がっくんさん
ゆまさん
ーーイベントお疲れ様でした!手応えとしてはいかがでしたか?
がっくん
思ったよりたくさんの人が来てくれて嬉しかったですね。
初めてのワークショップだったので楽しみながらやれたと思います。
ゆま
がっくんが言ってくれたように想像以上に集まってくれて嬉しかったです。
POLIGHTSはPOOLO2期生の協力で成り立ってきましたが、改めて応援してもらっているというのを感じました。
実際にやってみてこれから伸び代がたっぷりあると気づいたので、どんどん良くなっていくと展望として見えてきました。
がっくん
そうですね。伸び代について言えば、時間管理などの運営面での改善点や、自分たちの提供しているコーチングのサービスにどうやって繋げるのかという課題がはっきり出てきたと思います。
ーーこのイベントを開催するにあたり苦労したことはありましたか?
がっくん
大枠を決めるのにずいぶん時間がかかりましたね。2、3ヶ月くらいはかかったかな。
元々の目的はコーチングに繋げるためのワークショップなんですが、POOLO以外の人向けにサービスを提供するためのベータ版として将来的な展開を見据えて実施した面もあります。
それを考えた時に、POOLO2期生はコーチングの認知度が高いし、ヒビコレやアワビーなど、近い内容で実施したワークショップがたくさんあるんです。
そことどう差別化するかという問題があって、大筋を決めるのに時間かかってしまいました。
でも、こちたまメンバーはできる人たちばっかりなので、大枠が決まったらあとはガガっと一気にできていきましたね。
ゆま
みんないい意味で期日を決めてから中身を埋めるタイプだから、「どうする!?」「何やる!?」って感じで企画してたよね(笑)
がっくん
話している間にみんな楽しくなっちゃって、突拍子もないアイデアがたくさん出流たびに「それいいね〜」って話し込んじゃったから決まるまで長かったかも(笑)
ゆま
そうそう、楽しくなっちゃってミーティング中どんどん話題が逸れていくみたいな
一同 (爆笑)
がっくん
本来あかんやつやけど、やり始めたら早いんよね(笑)
ゆま
チームとしてバランスが良かったからね。
ーーそのお話もっと聞かせて欲しいです!
がっくん
こちたまには明確なリーダーがいないんですよ。
最初の方はぼくが司会進行とかしてましたけど、あえて前に出過ぎないようにしていたんです。
自分の中では「誰がまとめてもきっちりできるグループにしたい」って裏テーマを勝手に作っていましたし、実際そんなふうになっていましたね。
きっちり議事録を取りながら話をまとめてくれるタム
なんでも率先してやっちゃうゆま
定義や目的の方向性をブラさないRoty
全体的にうまくまとめつつ「みんなてんさーい」って盛り上げてくれるなーこ(笑)
お互いにいじりあって楽しくしながら、やらないといけないことは全体として動く、誰が休んでもちゃんと進む、そういう意味でバランスがいいと思います。
ゆま
このチームを陰ながら見守りつつ、正しい方向に導いてくれてるのががっくんです。
実は、誰でもリーダーになれるチームを初めから作ろうとしていたことを今知って「マジですごいなー」と思って聞いてました(笑)
がっくんが言ってくれていたとおり、誰が欠けても成り立つけど、全員がいるからいい、というのは感じますね。
ーー誰一人欠けずに続けていけるのが良いチームと言われてきましたけど、それぞれが自律していることで逆説的に達成していますね。
このチームでこれからどんなことをしていこうと思っているんですか?
ゆま
いろいろ試しながらやってこうという感じですが、8月からPOOLO1期生向けにもコーチングのサービスを提供していきたいとメンバー内で話しています。
他にもTABIPPOさんの関係する世界一周ゼミとか学生支部とか向けにも展開していきたいです。
いずれは外部向けにもやっていきたいですけど、今は丁寧にゆっくり進めているところですね。
がっくん
旅人向けに特化したコーチングサービスってないんですよ。
それから、コーチングって同じスクールを卒業した人達が集まってサービスを提供する場合が一般的なんです。
POLIGHTSのようにそれぞれが別のスクールに通っているコーチが登録されているっていうのはおそらく他にはない。
つまり、「旅人向け」×「いろんな流派のコーチがいる」
その掛け合わせこそがPOLIGHTSの持つ唯一無二の価値だと思います。
ゆま
個人的にやりたいのは、コーチングを使った自己内省や他者理解に特化した1泊2日の合宿もしたいと思ってます。
あとは、自分探しの旅に出かけたい人に向けて、行く前と帰ってきた後にコーチングをする「一人旅コーチング」もしたいという話をしていました。
これから本当になんでもできると思います。
ーーお話を聞いていると夢が広がりますね!
ゆま
POOLO以外にも私たちの周りの人たちがすごく応援してくれているんです。
タムの職場の人が「イベントスペースを貸すよ」って言ってくれていたり、私の知り合いでマッチングサービスをしている会社で働いている人が「できることがあればぜひ携わりたいです」って言ってくれていて。
がっくん
それは素晴らしい!
ーー第1回のワークショップが終わったばかりですが、次はどんなことを予定されているんですか?
がっくん
6月18日(金)21時から2回目のワークショップを予定しています!
ゆま
タイトルは「いっぺん死んでみたワークショップ」です。
「人生の最後の日に笑って死ねる10の質問」をコンセプトとして、参加した人に死の世界をイメージしてもらえる構成にしたいと思っています。
スピリチュアルな世界を体験できる工夫や、語り部による物語の世界観への誘いなど、いろいろアイデアを詰めているところです。
人生最後の日をイメージして、その未来に向かうにはどういう生き方をして行けばいいのかに向き合い、「感じる」と「考える」を両方やっていけるワークショップになると思います。
POLIGHTSの掲げるコンセプト「人生の旅路を丸ごと愛する」を象徴するワークショップになると思います!
ーーそれは楽しみですね!最後に、読者のPOOLO2期生にメッセージをお願いします!
がっくん
コーチングの目的は自己実現してもらうこと、言い換えれば幸せになってもらうことなんですね。
そんな想いを持っているのがこちたまの5人です。
その手段としていろいろ提供させてもらっています。
POOLOの中でもいろんなワークショップなどをしていますが、まだまだコーチングの良さや奥深さは伝わっていないと思うので、いろんな側面からPOOLO2期のメンバーには伝えていきたいし、終わってからも卒業生としての関係は続くので、今後も力になれたらと思っています。
今後ともよろしくお願いしますということで(笑)
ゆま
こちたまメンバー自身が旅人達なので、旅人に向けてやりたいという思いは強いんです。
POOLO2期生を見ていると「Giveの精神がめちゃくちゃすごい」っていつも思うのですが、広い世界を回りすぎて「何をすればいいかわからない」「選択肢が多すぎてどれを選べばいいかわからない」という人も多いと思います。
それに対する一つの手段としてコーチングがあって、それを身につけた私たちがみなさんの自己実現に協力したいです。
こちたま自身がコーチングに対して「誰かの人生を変えられるきっかけが提供できる」という確信を持っています。
その価値をみなさんにも届けられたらいいなと思います。
POOLO2期生のおかげで成り立っているサービスなので、これからみなさんのお役に立てればと思います。
ーーコーチでもあるお二人と話していると自然と取材の時間が楽しくなりました!聞くことも話すことも得意であるコーチの価値を体感できた気がします。ありがとうございました!
編集後記…
POOLO2期もいよいよ来月で終わってしまいます…あっという間の1年でした。(まだ終わってないですが笑)
たとえPOOLOが終わったとしても、メンバー同士の繋がりまで終わってしまうわけではありません。
POLIGHTSは卒業後も繋がりを作ってくれるサービスになっていくと確信していますが、POOLO見聞録も2期生同士の繋がりを深める要素の一つになれたら嬉しいと思いながら、今回は筆をおこうと思います。
次回もお楽しみに!
Written by にっしー
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