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旅のきっかけ。12年前にヤソップに言われたこと。

小中高と同じ学校だったヤソップという友人がいる。

地元が田舎なので小中高一緒の友人というのは少なくないけど、ヤソップとは中学・高校と同じ部活動で、高校の3年間は同じクラスで同じ時期に生徒会もやっていた。

ヤソップとは仲も良かったし、尊敬していたというのは大袈裟かもしれないけど、カッコいいと思っていた。

どれほどヤソップのことをカッコいいと思っていたかというと、当時の大人気ドラマ「ラストクリスマス」の織田裕二さん演じる「春木健次」にヤソップは似ていると思っていて、それを周りに公言していた。ヤソップはそれほどカッコ良かった。

マジでイケメンだった。

(「ラストクリスマス」は平均視聴率21.6%、最高視聴率25.3%と国民の4人〜5人に1人は見ていた大人気のドラマです。)

ヤソップは地元から離れて県外の大学に進学したが、その大学ではファンクラブが作られたそうだ。私の見る目は間違いなかったのだ!


12年前、高校三年生の春に「将来どうするのか?」とヤソップに聞いてみた。

ヤソップは「30歳までは好きなことをするよ。」とサラッと答えた。

そのサラッとした言い方や言葉に同級生ながら感銘を受けて「自分もそうしよう!」と思った。

それから12年、11月で30歳になった。

自分は好きなことをやっきた、させてもらってきたなと思う。

大学を卒業して、群馬県の工場で働いてお金を貯めて、この海外旅行(5ヶ月12か国30都市)に出かけた。

おそらく「30歳までは好きなことをするよ」というこの言葉をヤソップから聞いていなければ、自分はこの海外旅行には踏み切ってなかったと思う。

もちろん大学での友人や他の周りの人、先生方から受けた影響も大きいのだけど、「30歳までは好きなことをするよ。」というヤソップからの言葉が一番最初のきっかけだった。

去年の1年間で高校時代の仲良しだった部活の友人が全員(ヤソップを含め全員!)結婚してびっくりはしたけど焦りはなく。

仕事でキャリアを積んでる友人や既に家庭を持って子育てをしている友人をすごく尊敬しているしかっこいいと思うけど自分は自分で好きなことをしてきたんだから後悔はない。

30歳になったら「好きなことをしない」と言うわけではなく、結局自分が出来ること(出来ると思うこと)を選んで(つまりは好きなこと)やっていくんだと思います。

まずは試験合格のための勉強とおきなわマラソン3時間半きるためのランニングを頑張ります。

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