はじまりの日〜泡と共に弾けた記憶〜(中編①ー運命のご対面編ー)
(↑前編はこちら↑)
9月18日
午前10時50分ごろ
急な爆音と共に、大画面に映し出されたのは、、、
BE:FIRSTのロゴ
ヒィ…思わず小さく声が漏れてしまった。
咄嗟に口を押さえ、隣の方とダメだよ…ダメ…声出しちゃダメ…とお互いに注意し合うも、
次に現れたのはSOTA。
またもやヒィと小さな小さな声がどこからか聞こえた…
To The Firstのイントロと共に、下から込み上げてくるような重低音がドンドンっと私の心臓を煽ってくるようだった。SHUNTO、MANATOと順に大画面に映し出され、口から心臓が飛び出してしまいそうなくらいの心拍数で、RYUHEIが映し出され、あぁ…遂にくる…くるぞ…
(ドンッドンッドンッドンッ)
JUNON
(キラキラキラ〜)
ヒィ…
(映し出される前から口抑えてたけど出てしまいました…超絶小声なので許してください…どうかつまみ出さないでください…)
涙
あぁ…夢にまで見ていたこの光景が遂にきたんだ…本当にこれから拝むことができるんだ…本当にデビューするんだなこれから…とか色々な感情が溢れ出てきて。最近はたくさんの番組に出てるし、雑誌にも載って、もう立派な芸能人だなって感じはしてるんだけれど。
野外ステージの、大きなスクリーンに、名前と顔が映し出されたあの瞬間は、アーティストとしての、一つのはじまりの瞬間であるのかなと勝手に思って、涙してしまった。
きっと、幾度となく大好きなアーティストのライブには足を運んでいただろうし、こういう演出も見てきたであろう。そんな客席から見ていた存在に、いま自分がなっているって考えたら一体どんな気持ちなんだろう。
そう考えるだけで、胸がキュッとするような気持ちだった。
よかったね。本当によかったね。って。
大スクリーンに映し出される姿を一目見て、こんなにも色んな感情が湧き出てしまったのは、これが初めてかもしれない。
今まで初ステージを見に行ったこともなかったし、オーディション段階から応援していた人なんて一人もいないから。
余計に色んな感情が湧き出てきて、涙が止まらなかった。
(まだ本人出てきてないのに)
そして、もう脇にスタンバイしてるんだよね…存在してるんだよね…と思ったらもう…(ヒィ…)
こんなことを考えながら、手拍子というより祈るような手の体制を取りながら、半ば放心状態で立ちすくんでいたミニー赤ずきん。
最後にLEOが映し出されたところくらいで、ステージ脇に白いお召し物を着た美しき男性が現れた。社長…?
と思ってたら、遂に…
壇上に…
BE:FIRST登場…
(キラキラキラ〜シャイニング〜)
(ぎゃーーーーーうぉおおおおおわああああああああ)
(心の声)
いるよ。
存在しているよ。
BE:FIRSTが。
JUNONくんが。
すぐそこに。
颯爽と現れる7人。
まさに全員がShining One。
キラキラしすぎて、雨が降っていることを忘れそうなくらい眩しくて。
私には7人それぞれがキラキラのエフェクトつきで見えて、ただただ呆然と眺めていた。
正直この時の記憶はあまりない。
(最初に出てきたレオくんのヘアメかっこいいなって思ったのは覚えてるが)
気を取り戻して、
各々のポジションに立つBE:FIRSTを眺めながら、
はっ、と無意識に目で追っていたのは青髪のメンバー。
存在してるううううううううう
涙
かっこいいやばいかわいいやばいむり😭
涙腺大爆発だったんだけれど、ただでさえ雨が降っているというのに、ここで大泣きしてしまったら、さらに視界を悪くしてしまうからと思って必死に涙を堪えた。
ここで、わたしが自分の目で見たジュノンくんの印象を上げてみる。
①とにかくかっこいい
②とにかくかわいい
③顔の小ささが握り拳レベル
④脚長すぎて体の8割が脚
⑤やっぱ背が高い
⑥細身と思ってたけど意外とがっしりしてる
⑦とにかく尊い
特に⑥が非常に印象的で、ジュノンくんって183センチもあるけど細身だし、きっと華奢なんだろうなっていうイメージを抱いていたんだけど、生で見たら結構がっしりしていて漢!って感じがして、人間だあ〜って感じがして、さらにトゥンク。
好きしかでてこなかった。
そんなこんなでジュノンくんばっかり見ていた私である。
が、私が目を奪われた人はもう一人いた。
猫ちゃんベストを着た美少年である。
なんじゃありゃ。
どこからきたのこんな王子様。
ジュノンくんを目で追っててたはずなのに、不意にリュウヘイくんが視界に入ってくると無意識に眺めていた程である。
生で見たリュウヘイくんは、今そこに存在しているのを疑うくらいの二次元の王子様感とずば抜けた透明感が印象的であった。
猫ちゃんベストとストレートヘアが相まって余計に王子様に見えた。というか王子様だった。
(私は未だに、あの日みたリュウヘイくんは本当に存在していたのかどうか疑っている。)
そんなこんなで、生のBE:FIRSTの面々に圧倒されている間に、THEFIRSTを象徴する曲、
To The First
が始まったのである…
続く…
(中編②ーパフォーマンス編ーへ)
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