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#2 カタログ通販の現状

自分は今、主にカタログ通販会社へ商品を卸しています。
今回はカタログ通販業界の現状について考えてみました。
馴染みが無い人もいると思うので是非、見てみてください!


①カタログ通販の今


Z世代と呼ばれる人たちはカタログ通販と言われて、???となる人が多いと思います。
自分(27歳)も今の会社に入るまでは全く馴染みが無く、言葉自体をあまり聞いたことがありませんでした。
ただ結構身近な存在でして、「生協」や「ベルメゾン」がそれにあたります。
自分と同世代の人は親が使っててとか、親戚からおすそ分けでもらったことがあるという人は多いと思います。
特に生協は約3000万人もの加入者がいて、日本の約4人に1人が加入している組合です。
高齢者が多い日本では生協の需要もまだまだ伸びると感じており、勝手ながらまだまだ捨てた業界じゃないなぁ思っています。笑
(実際に生協の売り上げは緩やかですが右肩上がりを続けています)

②Z世代から見たカタログ通販


多くのZ世代と呼ばれる人は「時代遅れ」「高齢者向け」という印象を受けると思います。
スマホ1台で購入体験が出来るのにも関わらず、定期的に届くチラシに返信して注文するというのは手間がかかると感じるかもしれません。
また毎週カタログが届いても邪魔だし、捨てるのも面倒とかマイナスな印象が多いと思います。

そもそも市場や購入形態が違うので比較すべきではないと考える方もいると思いますが、、、

しかしカタログ通販会社もZ世代を取り込もうとはあれやこれや施策を打っています!
例:ディノス×アイドルマスター コラボ
  フェリシモ×刀剣乱舞 コラボ

③ここ10年間の売上推移


では実際、ここ10年間でどのような売り上げ推移を見せたの大手6社に絞って調べてみました。

通販会社売上推移(出典:TX会社調査)

全体的に売り上げを落としている企業が多いとみてとれます。
特に千趣会(ベルメゾン)・ニッセンは半分くらいまで下がっていますね!
コロナ需要も相まって、一時的に上がった売り上げをキープ出来ている企業は限られてきます。
その点、ベルーナ・スクロールは企業努力が感じられます…!!
個人的にももっと深堀りたいので今度、売上分析でもしようと思います。

④まとめ


高齢者向けにはライフステージや需要にマッチしている良いサービスと思います。
あと雑誌を見る感覚で買い物できるのも画期的な発明だと感じますね!
個人的にスクロールやフェリシモのチラシは撮影から配置、訴求が本当にうまくまとめられてこだわりを感じて好きです!
今後10年、20年先を見据えた時に各企業がどのような打ち手を出すか見所ですね!!


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