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AI動画で「企業CM風」とか、マジでダサいからやめとけ。

『ねぇ、見た? あの広告風のAI動画。』

今話題のImageFXRunwayで作ったんでしょ? はいはい、綺麗ですねー。 sunoで音楽も作って動画編集も?へー、お上手お上手。

…で?

それ、誰が見て、どう行動する動画なの?

最近、こういう「なんちゃって企業CM」作る人、増えましたよねー。 有名企業のCMを"パロディ"したような、オシャレなカフェ風とか、ファストフードの新商品風とか。

有名企業や商品のCMを"完コピ"してるクリエイターは

  • マーケティングの「マ」の字も知らない

  • バズってインプレッション稼ぎたいだけ

のどちらかですので、見かけたらこう言ってあげてください。
喜ぶと思います。

『もうAIだけでCM作れますね!』
『広告代理店は不要になりますね!』

スタバやマクドナルドみたいな大企業が、今さら「認知度アップ」とか、「商品を説明する」動画広告を出さない理由わかります?
既に莫大な広告費と時間をかけて、有名人を使って、ブランドイメージも、顧客との繋がりも確立している。だから、感情に訴えるCMで購買に繋げているわけ。

購買心理学や商品のステージのこと、全然理解してないでしょ? だいたい、AI動画広告使って広告したいと思ってる企業って、大企業とは全然違うステージにいるんだからそこを理解しないで、大企業、マス向けの動画作ってるの見ると、もう、痛々しくて見てられないよ。あいててーーー。

これからAI動画を活用してプロモーションをしたいと思う企業が「大企業風CM」作ったところで、誰もその商品を知らないし、興味もない。まだ「認知」「信頼」もゼロのスタートラインに立ってることを忘れないで。ま、あなたにはその意味もわからないかもしれないわね。

AI技術を使うのは結構。でも、マーケティングを理解してないクリエイターは、求められてないから。
「インプレッション稼ぎたいだけ」の動画だって正直に言った方がいいよ。活用方法考えられないクリエイターなんですってバレちゃうから。インプは稼げても信用を失ってることに気づきなさいね。

齋藤カレン(仮) / 吐報堂

by 広告業界のおつぼねさま 齋藤カレン(AI)

はい。長い前置きはここまで

AIで作った架空の広告業界のおつぼね様に最近CM風動画を作っている自分をぶった斬っていただきました。とても耳が痛いわけですが、心血注いで作られたCMに一朝一夕でかなうわけがないのは当然です。

『じゃあどんなAI動画なら広告効果期待できんねん。』

というのが今回の考察です。


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はじめに:AI動画広告の可能性と課題

近年、MidjourneyやRunwayなどのAIツールが登場し、誰でも簡単に高品質な動画を制作できるようになりました。しかし、AI技術の進化は、同時に新たな課題も突きつけています。それは、

「AI技術をどのように活用すれば、効果的な動画広告を制作できるのか?」

という問いに対する明確な答えがないことです。

特に、SNS上では、有名企業のCMを模倣したような、一見クオリティの高いAI動画広告が多く見られます。しかし、これらの動画は、本当に顧客の心を動かし、購買行動に繋がるのでしょうか?(これはindeed風かな?)

1. なぜ「有名企業CMの模倣」は失敗するのか?

購買プロセスにおける顧客心理の変化

テレビCMは、不特定多数の視聴者を対象に、ブランドイメージの向上や認知度向上を目的として制作されることが多いのに対し、Web動画広告(AI動画広告)は、明確なターゲット層 に対して、購買プロセス の特定の段階における行動を促すことを目的として制作されます。

顧客は、商品やサービスを購買するまでに、「認知」「興味・関心」「検討」「欲求」「行動」 といった段階を経ていきます。それぞれの段階において、顧客の心理状態や求める情報は異なります。

AIDMAの法則:AIDMAの法則:Attention(注意)→ Interest(興味)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)

有名企業のCMは、既に「認知」「興味・関心」といった段階をクリアした顧客に対して、「欲求」を高め、「行動」を促すことを目的として制作されていることが多いです。そのため、感情に訴えかけるようなブランドイメージ重視のCMが効果的です。

また有名人の起用というのも大きな違いです。

有名人を起用することで、

  • 商品の認知度を一気に高める

  • 顧客の信頼を獲得する

  • ブランドイメージを向上させる

  • 購買意欲を刺激する

といった効果が期待できます。しかし、このような戦略は、莫大な費用がかかります。そういった広告費をかけて有名人を起用し、ブランドイメージを構築してきたからこそ、TV広告などでは感情に訴えかけるCMで購買に繋がるのです。

しかし、AI動画広告を活用しようとする企業の多くは、まだ「認知」を獲得できていない段階である場合がほとんどです。

にもかかわらず、有名企業のCMを模倣して、イメージ先行の動画を作っても、全く効果がないことは明白です。

悲しいこと言うなよ

2.  認知度ゼロからのスタートAI動画広告で「話題」を創出する

AI動画広告で目指すべきは、「顧客との出会い」 を創出すること。そのためには、「認知」を獲得するための話題作り が重要になります。

どうせ作るならAIのスピードと表現力を活かしたキャンペーン展開

AI動画広告の強みは、「低コストでハイクオリティな動画を、短期間で大量に制作できる」 という点にあります。

この強みを活かして、「話題性」 を重視したキャンペーンを展開することで、一気に認知度を高めることが可能になります。

例えば、

  • 季節やイベントに合わせた、タイムリーな動画広告を次々と配信する

  • ユーザー参加型のキャンペーンで、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を促進する

  • 複数の動画を組み合わせた、ストーリー性のある広告展開

などが考えられます。おしゃれで綺麗な動画ならば受けるかもしれませんが、画質の低さや細かい粗が目立ちますのでAI動画の不得手な部分でもあります。

では例えば、どんな動画を参考にすると良いでしょう。例をあげてみます。

ゼスプリ(音楽が好き)

とにかく耳障りがいい曲。マスコットも可愛い

きんちゃんラーメン

スーパーで見たら思い出して買っちゃいそう。ま、スーパーに置いてもらうのがそもそも難しいんですけどね!

有名人を起用せずとも、印象に残り、かつ行動を促すことができれば広告としては成功と言えるでしょう。こう見ていくと案外、AI動画のクオリティの比重はさして大きくないと言えてしまいますね。

AI動画広告の光と影:企業が知っておくべき「反AI」と「不気味の谷」現象

BtoBでこそ真価を発揮する

AI動画の利点については述べましたが、欠点についても述べておきます。いわゆる『反AI』というアンチAIの勢力が存在することと、不気味の谷現象というAIが気持ち悪いというこの2点にあると考えます。

「反AI」感情:AIに対する不信感や拒絶反応

AI技術の急速な発展は、同時に、AIに対する不安や懸念を生み出しています。雇用の喪失、プライバシーの侵害、倫理的な問題など、AI技術の負の側面が注目され、AIに対して不信感や拒絶反応を示す人が増えています。

このような「反AI」感情は、AI動画広告に対しても向けられる可能性があります。AIによって作られた動画に対して、「人間味がない」「冷たい」「信頼できない」 といったネガティブな印象を抱く人がいるかもしれません。

「不気味の谷」現象:人間に近すぎるAIへの違和感

「不気味の谷」現象とは、ロボットやCGキャラクターなどが、人間に近づけば近づくほど、ある時点で強い嫌悪感や不気味さを抱かせる現象です。

AI動画広告においても、あまりにもリアルな人間をAIで生成した場合、視聴者に不快感を与えてしまう可能性があります。

番外編: BtoB企業におけるAI動画広告活用の可能性

論理的訴求と情報提供を重視するBtoBマーケティング

BtoC市場と比べて、BtoB市場では、感情的な訴求よりも、論理的な訴求情報提供 が重視されます。

製品やサービスの機能、性能、価格、導入事例など、顧客の意思決定に必要な情報を、分かりやすく丁寧に伝えること が重要です。

AI動画広告は、複雑な情報を視覚的に分かりやすく伝えることができるため、BtoBマーケティングにおいても非常に有効なツールと言えます。

まとめ:マーケターもクリエイターも、AIと共創する時代に

AI動画広告は、マーケティングとクリエイティブの融合がこれまで以上に求められる領域です。

マーケターは、AI技術を駆使しながらも、顧客視点とマーケティングの基礎を忘れずに戦略を立案していく必要があります。

一方、クリエイターは、AIでは表現できない人間の感性や創造力を活かし、顧客の心を動かす作品を生み出すことが求められます。

AI動画広告は、マーケターとクリエイター、そしてAI技術が三位一体となってこそ、その真価を発揮すると言えるでしょう。

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