瀕死の子猫を病院に連れて行く道中、猫の死骸を見つける
ポンズケースケの朝は早い。
酒は飲まず夜遊びもせず朝早く起きて、事務仕事をしたりnote書いたり本読んだりしてから仕事に行く。ヤル気あるときは、みなが起き出す頃にはすでに現場で作業している。
いつものように事務仕事してたら外から猫の鳴き声が聞こえてきたけど、別に珍しいことではない。3時間後くらいに仕事に行こうとしたら、また鳴き声が聞こえてきた。声を辿ってみると、車庫で子猫が横たわっている。鳴き声はか細い。
よく見るとお尻のあたりに宿便のような痕跡があり、どっかからやってきて車庫で力尽きたようだった。ケガでもしてないかと体を触ろうとすると、イタチの最期っ屁がごとく「シャー」と威嚇する。瀕死の状態に見えた。
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馴染みの獣医師から「低体温・子猫は生後2ヶ月くらい・命の保証はできない」と告げられ、2日間、病院に預けることに。その後、無事に子猫は生気を取り戻し、引き取りの連絡をもらった頃には元気に走り回っていた。
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猫のサブスク『ねこホーダイ』が炎上した。月額380円で面倒な審査やトライアルもなく、飼うのも手放すのも自由自在というコンセプト。
コンセプトは良いが安すぎる金額に不安が残る。そしてサービス会社は何度も社名を変えているような、投資家なら誰でも知っているクソ企業。
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後に『ねこホーダイ』のサービスは停止した。猫保護団体に繋がりがあって保護猫たくさんいるし、これ使えば手っ取り早く金集めできそうじゃん?が事の始まり。もともと信念も事業コンセプトもないから、当たり前の結末と言える。
ただアイデアは素晴らしく、お一人様の増加により需要もあると思う。似たようなサービスをしっかりした会社が実施すれば勝機は充分にあると思うが、そのときは金儲けだけでやって欲しくない。
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子猫を保護して病院に向かう道中、猫とタヌキの死骸を見つけた。瀕死の子猫を病院に預けるとき3000円支払い、引き取るときに2000円支払った。そしてまた帰り道には、車に轢かれた猫の死骸を見つけた。
何がどうとはハッキリ言語化出来ないけど、不思議な感覚になったことを覚えている。お金云々ではなく、違和感とも違う。「子猫を助けた行いについて、理性と感情が討論している」ような不思議な感覚で、未だに答えは出ていない。
一つだけハッキリしていることは、同じ状況に遭遇したとしたら、僕はまた子猫を保護して病院に連れて行くということ。理性や感情の前に「正しいことをしたい」というポリシーがある。
それは猫を助けることで自己肯定感を高めたい、といった自分の欲でもあるということ。娘に「死にかけの子猫を見捨てた」なんて話せない。
ワラビはもう僕のことは覚えてない。猫に限らず人間だって、助けられたことをしばしば忘れてしまう。与えたことを過大評価し与えられたことを過小評価してしまうのは、自分にも思い当たる節がある。
それでもいい。
自分が正しいことさえしていれば、相手のリアクションには期待しない方が良い。僕は何度でも病院に連れて行くし、何度でも助けてあげられるような人間でいたい。
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ポンズケースケの考察日記
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