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ep22.松下劇場とハレブロ


さて、ようやく僕が麻奈に注目したきっかけの「ピンクシャネル暴露動画」の話をする。と、その前に紹介しておかなければならない人物が2人いる。

1人目。
タレント・松下民代。

数年前、松下が動画投稿サイトなどで、有名俳優である夫の不倫疑惑などを訴え続けた。夫婦の闘争は法廷にまで持ち込まれ、『松下劇場』と呼ばれてワイドショーを賑わせた。

松下はYouTubeで夫の不倫やカツラ疑惑に言及していたが、悲壮感を演出するためにノーメイクで動画を撮影して公開した。当然、世間は騒ぎ再生回数は爆上がりする。松下はハレブロもやっていたから、YouTubeとハレブロで相当に稼いだはずだ。

麻奈はこれを手本にした。
動画の冒頭で「松下です」と松下民代のオマージュであることを示唆しているが、この真意は解りかねる。話題作りの茶番と言いたかったのか、松下からコンタクトとアドバイスが欲しかったのか、シリアスな内容を暴露するというストレスからの回避行動なのか。まぁ、ただの思いつきだからどうでもいい上に、どうせ大した理由もない。

そして悲壮感を醸し出す演出。麻奈はノーメイクとまではいかなかったが、不健康に見えるメイクを施していた。そして、横にいるヒゲ面のマコト。ヒゲは少なくとも1週間以上は伸ばさないといけない長さだったから、「あえて」剃らずに伸ばして悲壮感を演出したことは確定している。

松下民代は現在、投資家としてアメリカでの生活をハレブロで投稿しているが、個人でも法人でも投資で利益を得ている実績はない。つまり『投資家』『アメリカ生活』は、ブログ収益を得るためのただのネタに過ぎない。

株や国債に投資こそしているが、投資家と自称するほどの利益はない。バブル期から不動産で儲けているのは確認済みだが、それとてたまたま保有してた物件が利益に繋がっただけだ。

つまり松下はブログで稼ぐために『松下劇場』で注目を集めた。たとえ裁判で負けて慰謝料や和解金を支払ったとしても、屁でもないくらいブログの収益がある。このあたりも麻奈に通ずる。

そしてもう一人。
二川蟹蔵。

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