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全人類が誹謗中傷している

國光夫妻は「誹謗中傷はやめて!」と声高に叫ぶ。自分たちが團十郎さんや実の家族を盛大に誹謗中傷したことは、すっかり忘れているようだ。

誰かが傷つけば誹謗中傷と言うのなら、國光夫妻だけでなく全人類が誹謗中傷してることになる。してないわけがない。もちろん僕も、あなたも、子供たちも、政治家や人権活動家や聖職者も。

「あの人、ちょっと性格悪くない?」という井戸端会議は、公開してないだけで立派な誹謗中傷だ。噂話も街頭演説も教師の注意も。もちろんニュースだって誹謗中傷になり得る。

そんな人たちがSNSの誹謗中傷を糾弾するのは、公開しなければ(公然性がなければ)問題ないから。誹謗中傷だけでは犯罪にはならない。役所で暴言吐いた人が捕まるのは、威力業務妨害や脅迫罪だ。

名誉毀損罪や侮辱罪の要件には「公然性」がある。不特定多数の人に対して行ったら罪になるということ。事実を提示すれば名誉毀損罪、しなければ侮辱罪だ。

誰しも自分が誹謗中傷してるなんて考えたこともないから、正義や弱者を装って大義名分のもとに誹謗中傷してしまうのだろうが、これとて公開してしまえば罪になる。

「私は團十郎に傷つけられたのだから、何を言っても何をしても問題ない」

マヤさんはこう思ってる。いや、こんな考えもなく、ただ自分の行いは全て正しいという間違った自己肯定感と、沸き上がる衝動に突き動かされただけか。

先に傷つこうが相手が誹謗中傷してこようが、誹謗中傷は誹謗中傷だ。あまつさえ「誹謗中傷はやめて」なんてどの口で言うのか。どういう了見なのか。

團十郎さんへのいちゃもんがひと段落したら、マヤさんは「愛ある世界に」とか「いじめゼロ」とか言い出した。これはお騒がせのネタってのが第一なんだけど、ストレス反応でもあるらしい。

燃え尽き症候群を自覚した人が人助けをしたがるのは、ストレス反応の一種だという。結束し共同体で自分を守ろうとするのだ。

だから吟くんをサポートし、信者を囲い、信者から搾取しようとした。人はストレスを感じると、誰かと緊密に結びつきたいという欲求が生まれる。

そのコミュニティもすでに、、、

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