生島ヒロシのおはよう一直線。小林麻耶の転落一直線。
生島ヒロシさんと言えば今や、TBSラジオの朝の顔。『生島ヒロシのおはよう一直線』『生島ヒロシのおはよう定食』で、合計1時間半のメインパーソナリティを務める。さすがは元局アナ、仕事ぶりは卒がない。
72歳のおじいちゃんらしく「モンテディオ山形→モンディオ」と言ったり、「男鹿(おが)半島→おじか半島」と言ったり、けっこう言い間違いも多い。
朝っぱらからお天気お姉さんに向かって、「ノーパンしゃぶしゃぶ」の話をしたのには度肝抜かれた。意外とおっちょこちょいで、見た目とは裏腹にかなり破天荒な御仁。
それがよく分かるインタビューがあった。
生島さんが立ち上げた生島企画室には、以前、元局アナの小林麻耶さんも所属していたとのこと。古巣の先輩のよしみとして、なんとかしてあげたかったのかもしれない。
しかし、小林さんはその思いを踏みにじる。
2019年6月に所属した小林さんは、生島企画室のおかげでテレビの第一線に返り咲いた。知名度はある。あとはどう営業をかけるか。事務所は仕事を無理強いすることなく、小林さんは仕事を選ぶこともできた。
自由にやらせすぎたのだろうか、小林さんは徐々にワガママが目立ち始めた。いや、猫かぶるのをやめた、と言った方が良いのかもしれない。
仕事放棄。服が嫌だとゴネる。スタイリストにいじめられたと嘘をつく。プロデューサーに誹謗中傷。ついには生島企画室の社長まで批難した。
ワガママを正当化し、周りの人間全てを悪者にしてSNSで大暴れ。こんなタレントは使えない。生島企画室は契約解除するほかなかった。
小林さんは知る由もないと思うが、仕事には細かなルールがある。穴を空ければ信用問題に発展する。契約を交わしていれば、賠償金や違約金が発生することもある。ワガママうんぬんの前に、与えられた仕事はこなさなければならない。誰でも知ってる社会のルールだ。
ルールを破った人を許せば秩序がなくなり、コミュニティにとって損失となる。ルールを破れば当然、罰を受ける。自分と無関係な芸能人の不倫のニュースで騒ぐ人が多いのは、コミュニティ内で不倫を許せば、自分の旦那が不倫をしてしまう可能性も高まってしまうからだ。旦那を寝取られるかもしれない。そういう意味で全ての芸能ニュースは、一般人にとって全くの無関係とは言えない。
現在では生島企画室に所属するタレントは100名を超え、優木まおみさんに至っては20年以上、在籍している。タレントから搾取することのない、良心的な事務所である証拠だ。
そんな良心的な事務所に迷惑をかけ、恩人である生島さんにも迷惑をかける小林さん。
そう言えば、前事務所のセントフォースも突然、解雇されている。生島企画室でのすったもんだを見れば、小林さんが何かやらかしたんだな、ということが容易に想像できる。
生島企画室への所属について小林さんは、事務所を探しているときカフェに寄り、そこで偶然、生島さん出会ったと言っていた。
が、これは嘘。
いや、半分だけ本当。
事務所に所属しようと考えた小林さんは、生島企画室に狙いを定めていた。
生島企画室の所在地は中目黒。同じTBSの先輩がトップ。フリーアナウンサーが多数在籍。業界の評判も良く、搾取しない。夫をゴリ押ししてタレントにできそう。。。小林さんにうってつけの事務所と言える。ナイスな戦略。
所属させて下さいと直訴することは、プライドが許さない。小林さんとしては何とか偶然出会い、事務所を探していると相談し、向こうから誘われる必要があった。その方が旦那をゴリ押ししやすい。
生島企画室に近いテラス席のあるカフェで、生島ヒロシさんと出会えそうな時間を狙い、無理のない範囲でカフェでお茶をするだけ。毎日通ったわけじゃなくあくまで生活の延長で、偶然に出会う確率を高めた。
YouTubeの動画もそうだが、小林さんは仕事のために骨を折ることも、あえて活動することも嫌う。あくまで今の生活の延長で儲けたいという、姑息で怠惰な一面がある。
結果、大成功。
偶然を装って声をかけ、よければお茶でもしないかとケーキを勧めた。もちろん旦那も横に置いて、さりげなくアピール。芸能界を渡り歩いた傑物だ、さすがと言うほかない。
戦略通りに生島さんと出会い、戦略通りに所属し、戦略通りに旦那をタレントとしてゴリ押しした。戦略家としての小林さんの本領発揮といったところか。
ただし、契約解除されたことまで考えると、大成功とは言えないかもしれない。むしろ転落のきっかけとも考えられる。小林さんが小林さんである限り、何をしても転落する運命であるのは間違いないのだが。
生島さんはおはよう一直線。
小林さんは転落一直線。
同じような歩みの2人でここまで違う理由は、一体どこにあるのだろうか。
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ポンズケースケの考察日記
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