2023年 G1 天皇賞(春) データ分析
先週の的中実績
先週は、読売マイラーズカップの予想データと買目発表いたしました。
1着 シュネルマイスター (1番人気)
データ、展開より選定。
2着 ガイアフォース(4番人気)
脚質より推奨
3着 ソウルラッシュ(3番人気)
脚質、馬番、人気データより選出。前走からの評価よりシュネルマイスターよりは劣る点も的中
4着 シャイニーロック(11番人気)
穴馬推薦馬。3着とアタマ差と惜しい結果に。
9着 ジャスティンスカイ(2番人気)
内枠の差し馬、馬場状態、G1実績馬との比較より不安点を挙げていました。
データ分析、買目を参考に的中された方おめでとうございます。
予想通り、3連単7,370円と安い決着になりました。
買目を減らしたこともよかったと思います。
天皇賞(春)
さて、今週は、グランドオープンした京都競馬場に天皇賞(春)が戻ってきます。今回も例年とは異なり、前走まで阪神競馬場で行われていたステップレースなどをどう評価するかなど挙げていきたいと思います。
今回も阪神競馬場で行われた2年と京都競馬場で行われた2010年以降の11年、合わせて13年分のデータとします。
また、本記事のデータの表現についてですが、前回記事より再引用します。
コース説明
天皇賞(春)は京都競馬場の芝3200m(外回り)で行われます。
スタートは向こう正面、2コーナー後の直線から、1周半走るコースです。
改修工事の影響がどうなのか注目されていましたが、やや時計のかかる競馬で、現状まだ内前有利でしょうか。
枠
枠は京都競馬場の過去11年間のデータです。
枠 成績 勝率 連対率 複勝率 掲示板率
1枠 (4.1.1-1.2-11)20.00% 25.00% 30.00% 45.00%
2枠 (1.1.2-2.1-13) 5.00% 10.00% 20.00% 35.00%
3枠 (1.1.1-1.1-16) 4.76% 9.52% 14.29% 23.81%
4枠 (1.1.3-3.3-10) 4.76% 9.52% 23.81% 52.38%
5枠 (0.1.0.-2.2-17) 0.00% 4.55% 4.55% 22.73%
6枠 (2.2.2-1.1-14) 9.09% 18.18% 27.27% 36.36%
7枠 (1.2.1-1.1-22) 3.57% 10.71% 14.29% 21.43%
8枠 (1.2.1-0.0-26) 3.33% 10.00% 13.33% 13.33%
1,2枠の成績ですが、
2010年 3着 2枠メイショウドンタク 16番人気
2011年 1着 1枠ヒルノダーム 7番人気
2012年 1着 1枠ビートブラック 14番人気
2015年 3着 1枠カレンミロティック 10番人気
と人気薄の好走が目立ちます。
馬番
過去フルゲートは5回のみ。現時点での登録は17頭です。
馬番 成績 勝率 連対率 複勝率 掲示板率
1 (3.1.0-1.0-6) 27.27% 36.36% 36.36% 45.45%
2 (1.0.1-1.2-6) 9.09% 9.09% 18.18% 45.45%
3 (1.1.1-0.2-6) 9.09% 18.18% 27.27% 45.45%
4 (0.0.1-1.0-8) 0.00% 0.00% 10.00% 20.00%
5 (0.0.1-1.0-9) 0.00% 0.00% 9.09% 18.18%
6 (1.2.1-0.0-7) 9.09% 27.27% 36.36% 36.36%
7 (1.1.0-4.1-4) 9.09% 18.18% 18.18% 63.64%
8 (0.0.3-0.2-6) 0.00% 0.00% 27.27% 45.45%
9 (0.0.0-0.3-8) 0.00% 0.00% 0.00% 27.27%
10 (1.0.0-1.0-9) 9.09% 9.09% 9.09% 18.18%
11 (0.1.1-1.0-8) 0.00% 9.09% 18.18% 27.27%
12 (2.1.0-0.0-8) 18.18% 27.27% 27.27% 27.27%
13 (0.0.1-0.0-10) 0.00% 0.00% 9.09% 9.09%
14 (1.1.0-1.1-6) 10.00% 20.00% 20.00% 40.00%
15 (0.1.1-0.0-7) 0.00% 11.11% 22.22% 22.22%
16 (0.2.0-0.0-7) 0.00% 22.22% 22.22% 22.22%
17 (0.0.0-0.0-9) 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
18 (0.0.0-0.0-5) 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
14番より外の馬券内は人気馬が目立ちます。
人気
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 掲示板率
1 (3.1.0.1.1-5) 27.27% 36.36% 36.36% 54.55%
2 (5.0.3.3.0-2) 45.45% 45.45% 63.64% 81.82%
3 (0.4.1.0.1-5) 0.00% 36.36% 45.45% 54.55%
4 (1.2.2.1.1-4) 9.09% 27.27% 45.45% 63.64%
5 (0.0.1.1.0-9) 0.00% 0.00% 9.09% 18.18%
6 (0.1.1.0.1-8) 0.00% 9.09% 18.18% 27.27%
7 (1.1.0.1.3-5) 9.09% 18.18% 18.18% 54.55%
8 (0.0.1.0.0-10) 0.00% 0.00% 9.09% 9.09%
9 (0.0.0.2.0-9) 0.00% 0.00% 0.00% 18.18%
10 (0.0.1.2.0-7) 0.00% 0.00% 10.00% 30.00%
11 (0.1.0.0.0-10) 0.00% 9.09% 9.09% 9.09%
12 (0.0.1.0.1-8) 0.00% 0.00% 10.00% 20.00%
13 (0.1.0.0.1-9) 0.00% 9.09% 9.09% 18.18%
14 (1.0.0.0.0-9) 10.00% 10.00% 10.00% 10.00%
15 (0.0.0.0.0-9) 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%
16 (0.0.1.0.1-7) 0.00% 0.00% 11.11% 22.22%
17 (0.0.0.1.0-8) 0.00% 0.00% 0.00% 11.11%
18 (0.0.0.0.1-5) 0.00% 0.00% 0.00% 16.67%
10番人気以降で馬券に絡んだのが、下記のとおりで、共通して言えるのが内目の馬番ということです。
2020年 2着 6番 スティッフェリオ(11番人気)は前走日経賞3着が評価されず11番人気でした。当日は終始3番手に付けたことが好走理由です。
2016年 2着 3番 カレンミロティック(13番人気)
2015年 3着 2番 カレンミロティック(10番人気)は先行馬でリピーター及び宝塚記念2着でありながらも人気薄でした。
2014年 3着 3番 ホッコーブレーヴ(12番人気)は、前走の日経賞10番人気ながらも2着に付けましたが、それが評価されず当日12番人気。
2012年 1着 1番 ビートブラック(14番人気)は、逃げ先行馬。菊花賞3着でしたが、それ以後京都大賞典2着以外は入賞がありませんでした。
2010年 3着 4番 メイショウドンタク(16番人気)は、同年の京都万葉Sで3着ぐらいの実績しかなく正直後からでも読み解くのが難しいですが、先行して第4コーナーで2番手を位置できたことが良かったと思われます。
内枠で逃げ先行馬。前走も人気薄ながらも好走した馬は穴馬として注目です。
脚質
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率 掲示板率
逃げ (1.0.0.0.0-9) 10.00% 10.00% 10.00% 10.00%
先行 (7.8.5.4.3-52) 8.86% 18.99% 25.32% 34.18%
差し (3.3.6.5.7-53) 3.90% 7.79% 15.58% 31.17%
追込 (0.0.0.2.1-15) 0.00% 0.00% 0.00% 16.67%
先行有利の成績となっています。
斤量
斤量は単純に何キロ負担というわけではなく、馬体重に対する割合で示しています。
負担/馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率 掲示板率
~11% (1.0.0.0.0-7) 12.50% 12.50% 12.50% 12.50%
11%~11.75% (5.4.4.2.5-54) 6.76% 12.16% 17.57% 27.03%
11.75%~12.5% (6.4.6.11.4-65) 6.25% 10.42% 16.67% 32.29%
12.5%~ (1.5.3.0.4-27) 2.50% 15.00% 22.50% 32.50%
11%未満はキタサンブラックのみ。馬体重での絞り込みは必要なさそう。
ちなみに前走からの斤量の増減で言うと、前走から+4キロ以上は連対なし
0キロ~+2キロまでに勝ち実績があります。
今回タイトルホルダーが前走59キロで-1キロとなりますが、マイナス時のデータが不足しており傾向はありません。
前走
前走レースですが、今回登録馬の前走かつ、過去データで複数あるものをピックアップしています。
過去レース 成績 勝率 連対率 複勝率 掲示板率
大阪杯 (3.3.0.1.0-8) 20.00% 40.00% 40.00% 46.67%
阪神大賞典 (3.4.5.6.7-47) 4.17% 9.72% 16.67% 34.72%
日経賞 (4.3.4.4.3-48) 6.06% 10.61% 16.67% 27.27%
ダイヤモンド(0.1.1.1.1-15) 0.00% 5.26% 10.53% 21.05%
大阪杯の成績が良いですが、キタサンブラックやシュヴァルグランなどが回数を増やしてます。データ数も少ないので、今回マテンロウレオの評価は素直に上げられません。
ダイヤモンドステークス組は過去1着馬も何頭か出走していますが、最高で2015年の2着フェイムゲームのみ(58キロ)。GⅢでレベルが低いこととハンデ戦で斤量が増えることなどが影響していると思います。
年齢
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率 掲示板率
4 (5.3.6.5.6-34) 8.47% 13.56% 23.73% 42.37%
5 (6.4.1.6.2-41) 10.00% 16.67% 18.33% 31.67%
6 (2.4.3.1.1-35) 4.35% 13.04% 19.57% 23.91%
7 (0.1.3.0.3-20) 0.00% 3.70% 14.81% 25.93%
8 (0.1.0.1.0-14) 0.00% 6.25% 6.25% 12.50%
9以上(0.0.0.0.1-9) 0.00% 0.00% 0.00% 11.11%
4,5歳の成績が良いですが、7歳までは注意が必要です。
8歳唯一の馬券は先ほども書いたカレンミロティックのみ。
リピーターでもない限り8歳以上は割引。
まとめ
ここまで過去データを振り返ってきました。
まとめますと
内枠、逃げ先行馬が良い
4,5歳馬の活躍
不人気馬でも内枠や逃げ先行できる馬はプラス評価
といったところが挙げられます。
今回メンバーを見ますと、上位人気馬はどれも先行タイプなところが難しいところです。
また、京都競馬場で初ということもあり、前年などの比較ができない点も難しくしています。
現時点で火曜、土曜、日曜で雨も予想されています。直前まで天気を見ながら予想を進めていってください。
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