晴れているのに鬱々しい
何も手につかない。大学の課題は全くやる気にならないし、アニメも5分以上観ていられない。納豆そうめんが食べたいけど作る気になれない。小説も書けない。
外は晴れていて気圧が高い。だのに鬱が俺を襲っている。
何をしていても辛い。猛烈に死にたい。
俺の死にたさは人に説明するのが難しい。希死念慮はあるが自殺願望があるわけじゃない。事故で死ぬのも怖い。そのことを信頼する先輩に話したことがあるが、「お前の希死念慮はエセだ」と言われて死にたくなった。それ以来、自分の死にたさのことを人に話すのが怖い。
鬱の時に死にたくなる。自分を構成している原子の価値を信じられなくなり、この世から消えてしまいたくなる。
媒体を問わず良い作品に触れた時にも死にたくなる。俺もこんな作品を作りたいと思い、理想と現実のギャップで空虚感に襲われる。
躁の時に希死念慮が出ると危ない。この時だけはぼんやりとした希死念慮がはっきりとした自殺願望に変化する。まだ縄を買ったことはない。
何をすればいいか本当に分からなくて困っていたところに友達から電話がかかってきて助かった。人と話していると幾分か鬱が和らぐ。電話を繋いでいる間に洗い物と料理をして今日は早めに寝る。
今期単位が取れなきゃ退学が現実に迫ってくる。だからテスト前に鬱抜けできるよう頑張る(何を)。抜けてくれなきゃ困る。