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Hana Kimura

みなさん、こんばんは

1+2はYゆいぽーん、札幌のキムヨンギョンことゆいぽん です。

今日は悲しい話題にはなってしまいますが、木村花さんの件について感じたことを書いていきたいと思います。

①誹謗中傷の恐ろしさ

以前の投稿でも記載しましたが、私はテラスハウスが大好きです。更新日の毎週火曜日には0時ぴったりにNetflixを開いていましたし、更新が無い週はものすごく日にちが経つのが遅く感じていました。花ちゃんがテラスハウスに入ってきてくれたおかげで、ほぼ見たことが無かったプロレスの世界に触れることができましたし、何より恋しているときの可愛らしさが魅力的でした。(花ちゃんがパジャマを買っていたシーンの翌日に、真似して私も似たようなチェックのパジャマを購入しました)そして、例の誹謗中傷の対象になってしまうコスチューム事件が起きました。私もその映像を見て、正直な心の中の意見は、「花ちゃんそれはちょっとやりすぎなんじゃないか、、」という風に感じていました。(もちろん誹謗中傷を書き込んだりはしていません。)私は、視聴後「テラハ」等で検索をかけて世間の声をみる癖があったので、放送後の誹謗中傷は目に入っていました。もちろん、それが彼女の命を奪うとは思ってもみませんでした。

そして悲しい事件が起こってしまいました。それまではお恥ずかしながら想像できていませんでいたが、SNS上での匿名の誹謗中傷がこんなに恐ろしいものなんだと彼女の死ではじめて知りました。ニュースではコメンテーターが自分のことに置き変えてみてほしいと言っていました。私に置き変えて想像してみると、例えば仕事か何かでミスをしたと仮定して、(今回のテラハの事件は台本によるものだとかそういう議論はちょっと無視してください)そのミスを会社中の人、いや世界中の人が、SNSに書き込んでいたとしたら?しかも、関係ない容姿のことだったり、しかも両親のことだったりまで非難されていたとしたら?それを考えるとものすごく恐ろしい気持ちになりました。

本当に、恐ろしいです。

この事件を通して、花ちゃんの死が無駄にならないように人々の気持ちが動いていければと思います。

心からご冥福をお祈りいたします。

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②孤独は辛いもの(?)

また、少し話は変わりますが、私がこの知らせをきいて、原因は誹謗中傷もありますが、少なからずコロナの影響で周囲が助けづらい状況・彼女を大事に思う人たちとの繋がりを感じづらい状況になってしまっていたことも要因としてあると感じました。簡潔に言えば、「彼女は孤独だったんだ」「孤独って怖いな」という風に感じたということです。

次元が異なる話かもしれませんが、私は22年間北海道で暮らしてきて、こちらへ引っ越してきたとき人生一番深い「孤独」を感じました。北海道にいた頃は、普通に友達がいて、両親が常にそばにいて(なんなら少々癒着しすぎなレベル)、恋人と別れた際に多少なりとも寂しいと感じたことはありますが、自分を「孤独」とは思ったことがありませんでした。ですが、就職で地元を離れ、一人暮らしを始めたとき、とても「孤独」を感じました。(自分がそれまで相当甘ちゃんだったってことですね)一人の部屋に帰ってくると、よく分からないけど涙が出る日もありました。そしてホームシックをこじらせてきて、関西弁で話しかけられるのも嫌に思うようになりました。私はインドア派でアクティブな趣味が無かったので、周囲の人は私に気を遣って「〇〇さんのように旅行にいったら?」とか「せっかくだし関西を観光しなよ」とか私がもっと楽しめるように色々な言葉をかけてくれましたが、ひねくれていた私はそれすらも鬱陶しいと感じていました。(本当に申し訳ございません)それが原因だったのかは分かりませんが、人と話すのも嫌になり毎日マスクをつけないと不安で出社ができなくなる時期がありました。

このような経験があったので、「孤独は恐ろしい、悲しい、辛い」というような概念が私の中に埋め込まれていたのですが、テラハに少し出演していたロンモンロウさんのインスタグラムで以下のような日記を見つけ、考え方が変わりました。

③孤独は美しいもの

ロン・モンロウさんは中国出身の方で、日本で活動していくにあたり日本語を勉強されており、インスタグラム上で日本語で書いた日記を投稿しています。その中で、ハッとさせられる日記がありましたので、こちらで紹介させていただきます。日記に関しては、ロンさんのinstagram(2018/12/6の投稿になります)をご参照いただきたいのですが、彼女は「孤独」についてこう記載しています。

孤独は美しい

衝撃でした。

私が散々苦しんできた「孤独」を、そして花ちゃんの命を奪ったを思っていた「孤独」を、美しい好き楽しんでいる、と言っているのですから。

中国から日本に来て私以上に孤独を感じでいるはずの彼女が、孤独をこんなにもポジティブに捉えている、そのことに胸を打たれて自分の中の何かが解けました。

以下が彼女の投稿です。(4枚目が上記の日記になります)是非目を通していただければと思います。

私も、最近イラストを描いたり、動画を作ったり、ギターを弾いたり、やっと自分の時間を楽しめるようになってきました。彼女の言葉のように孤独を楽しめるかは私次第だと、時間はかかりましたが今更ながら思います。そして、そんな自分が今は大好きですし、孤独は悪いことではない、「孤独は美しい」と思ってます。少しでも彼女のこの言葉たちが今苦しんでいる人に届いたら嬉しいです。

③おすすめ曲紹介

今回はこういう話題だったので、私がしんどいとき頑張るエネルギーをくれる、そんな歌を紹介させていただきます。

THE BLUE HEARTSさんの名曲「僕の右手」です。

もちろん原曲もとっても素晴らしいですが、リンダリンダリンダという映画の中で登場するパーランマウムというバンドでカバーされているバージョンがあって私はそちらをよく聴いています。

以下、私がこの曲を聴いて感じていることを述べていきます。

この曲は「僕の右手を知りませんか」というフレーズで始まります。

「僕の右手」が何を指しているのか、これに答えは無いと思いますが、知りませんかという口調から、かつては持っていたけどなくしてしまったものと想像できます。私はいつも聴きながら、「僕の右手」とは、年齢を重ねていくと失っていっていると感じる何か、例えばちょっとした勇気だったり、素直さ、謙虚さ、そして強さを想像しています。それが無くなっているような気がして、悲しい気持ちになるときは誰しもがあるんじゃないんでしょうか。でも具体的に何かと言われると説明できません。涙の理由は言えません(2番の歌詞)、なんです。(ここでいつもホロリときてしまいます)

このようなことを書いてしまうと、悲しい歌みたいになってしまいますが、2番ではこのような強い言葉たちもあります。

人間はみんな弱いけど、夢は必ずかなうんだ。

瞳の奥に眠りかけた くじけない心

人はそれぞれ、苦しいこと、悲しいこと、抱えていると思います。誹謗中傷も然りです。

でも必ず晴れるときがくる、そう思わせてくれる一曲です。

ぜひ聴いてみてくださいね!それでは今回はこんな感じで、ばいばいぽ〜ん!

宣伝になり恐縮ですが私のイラストアカウントになります。のぞいてやってください。↓

https://www.instagram.com/yuipon_illust/

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