漫画の貸し借りをしてたら密やかな戦争を生み出した話
皆は友達と漫画の貸し借りしたことある?
私はもちろんあるよオタクだからね( ◜ω◝ )ニチャリ
相手も読めばハマるかもしれない、そしたら話も盛り上がるしね?しかもちょっとした漫画のセリフを
いったら返しがあったりね?
共感で薄い本がもちあがったりね?!!!((⳽"ᐛ)⳽" オチツケ オチツケ)
そんな平和な貸し借りになぜ恨みが発生したか。
それはある漫画を借りてから始まったんだ。
私は学生時代大体4人で遊んでいて漫画も皆で共有してた。ちょっとした住む場所やタイミングの形で4人の中で1番最後に借りることが多かったが、それでも感想を言い合えるのはとても楽しいものである。
さて今日は何を借りれるのかな
「おのれ栃木ぃ!!」
突然友人1の気が触れてしまった。
栃木県産の食品で腹をくだしてしまったのだろうか
「おのれ栃木!」「おのれ栃木!!」
ここで友人2・3も叫び始めた。
だめだチャチなもんじゃない、栃木に家を焼かれたのかもしれん。
何を隠そう(隠してないが)私は栃木出身である。
うちの県がすまんな。。。と想いを馳せたところで
とある漫画本を渡された。
なるほどこれが栃木が犯した罪_……
【お前はまだグンマを知らない】
お前群馬じゃん。
______
あの時の私は何が何だかわからなかったが、
どうやら「お前はまだグンマを知らない」という本は、「グンマ」に引越しをした神奈川の青年が群馬のあるあるネタを経験しながらも現地の人と仲を深めていく…というストーリーらしい。
で、栃木はなぜ恨まれてるのか。
抗争相手としてトチギがあがっていて、ことごとく比べられているため
「栃木はこんなのがすごいって言われてるが!グンマのが上!!なのに知られず関東顔しやがって!!!おのれ栃木ィイイ!!!」
という流れらしい。
うーーん…栃木別にそこまで…栃木県民すら知らない情報持ち出すとかむしろと栃木すきなんじゃないか?こいつら。
しかし謎は判明した。
要は他国で「日本って実はこんなひどいことしてるんだぜ!」という話を別の国にはなして、悪い先入観を何も知らない他国に広めて洗脳するやつ。
友人たちは純粋に何も知らないまま「おのれ栃木!」を合言葉のように放っているのだ。
うち1人は群馬県民なのでまあわかるっちゃわかるけど、それでも罪がない故郷に対しおのれなどと恨みつらみを言われるのは辛いものがある。( ・᷄ὢ・᷅ )
「私栃木県民…」と小声をあげてみたが3対1の声にかき消されてしまった。
私もおのれグンマっていってみてもいいだろうか。
でも別に群馬に恨みはないのだ。
マジで何もない。というか素直に漫画を読んであるあるネタにへぇーっとするだけなのだ。
まァ主人公が群馬で敵が栃木だからね。主人公が悪いネタは書かれないだろうけど。
ほんとなんであるあるネタ披露でおわらせなかったんだろう。
いわれなき私が傷つけられてるぞ。
という気持ちを実は5年以上ひきずっていたのだが、ここにかき始めて割とスッキリしている。
あの時掻き消えてしまった私の声が文章になるのが嬉しいのかもしれん。
群馬もいいとこだけどな、栃木もいいぞ。
那須は遊び場いろいろあるし日光には猿もいるぞ。
もてぎの巨大アスレチックは県外の人もたくさんくるぞ。温泉も豊富だぞ。
私の町まで拡大すると何も無いけどな。
レモン牛乳はレモン味のラムネ菓子を噛み砕いたアジがする。餃子は別に毎日食べない。
( ˇωˇ )
今度は抗争モノじゃない純粋なあるある漫画に出会えますよう…(浄化)