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私が社会保険労務士になったわけ
自己紹介が簡略すぎたので、
経歴をまとめて紹介します。
・新卒で大手の生命保険会社に総合職として
就職するも、3か月で退職。
・すぐに資格の学校で「社会保険労務士」と
税理士試験の「簿記論」の勉強を開始。
社会保険労務士を選んだ理由は、
「将来難しい年金制度の相談に乗ったり、
働く人のための法律を学んで、
仕事に活かせたらいいな」
といった程度のふんわりした理由と、
知らないことって生きていくうえで
本当に不利だな…と思ったから。
同時に、税理士試験の「簿記論」を受講して
いたのは、
父親に「社労士だけじゃ仕事にならないだろ…」
と言われたから。
20代のころは自分の意志と決断に
まだ自信が持てない人間でした。
・8月「社会保険労務士試験」を受験
直前の模試で「E判定」死に物狂いで勉強し
続ける。
試験当日は冷房が効きすぎた教室で
凍えながら問題を解いた記憶しかありません。
・9月 合格発表までの間に、就職活動を開始。
たまたま受けた面接(受付業務)で今の会社に縁あって採用される。 当時の社長から
「1年後には必ず総務部に異動させるから」
という謎のお言葉をもらい、受付嬢として
働き始める。
・1か月後、社会保険労務士試験に奇跡の合格
想像以上に正解していて、
自分でも何で受かったかわからない
人生で最大の謎。
・1年後に総務部に配属される
初めの5年間は経理、その後人事に異動。
・5年前に社会保険労務士登録をする
合格から10年経ってようやく社会保険労務士
になるチャンスが到来する。
・現在に至る
私の場合は、社会保険労務士の試験に合格してから
10年近くたってからの登録でした。
理由は…
当時、女性の仕事は男性社員の補佐的なことと雑務だけで、昇進も昇任もほとんど男性だけでした。
どうしても納得がいかなくて、なんとか自分で道を拓きたいと思い、社会保険労務士の事務指定講習を受け、転職をするつもりでした。
その事実を知った同僚が上司に掛け合い、会社として社会保険労務士の登録を認め、昇任や資格手当もつけてもらうことに。
仕事の内容も給与制度の改正など、会社の制度的なものを新しくするための提案や手続きの電子化なども少しずつできるようになりました。
たくさん回り道をしましたが、
20代半ばに自分で社会保険労務士を選んだことが
今になって価値を持ってきている実感があるので
これからは自分らしく少しでも誰かのために
働くことができたらいいなと考えています。
40代になったので、もっと視野を広げて
ちょっと大胆に行動してみたいなとも思います。
つたない文章ですが、よろしければ…noteの投稿も見守っていただけると嬉しいです