REDD+とは?
1 導入
こんにちは、ひろきです。今日はREDD+という制度について解説していきます。なお、この記事はひろきの勉強のアウトプット用の記事になっています。なので支離滅裂かもしれませんし、内容も薄いかもしれません。そこの所よろしくお願いします!
2 REDDとは?
さて、REDD+を解説する前にREDDについて解説していきます。REDD+と言うのはREDDの進化版みたいな感じです。時系列的にはREDDが先です。
「開発途上国における森林劣化・減少の抑制や森林保全によるGHG排出量の減少に経済的インセンティブを付与することで排出削減を促進させるような仕組み」
と言うのがREDDの定義です。この定義文のうち森林劣化・減少の抑制という部分がポイントです。
3 CDMとは?
REDD+に行く前に少し寄り道をします。CDM(クリーン開発メカニズム)について紹介します。
「先進国が発展途上国が実施するCO2排出削減の取り組みを資金や技術で支援し、達成した排出量削減分を両国で分配できる制度」
と言うのがCDMの定義です。先程とは少し違い、達成分を両国で分配できるんですね。REDDとの違いとして、REDDはプロジェクトが無かった時をシミュレートしていますが、CDMはプロジェクトがある時を想定してシミュレートされています。
4 REDD+とは?
さて本題です。REDD+とは、
「先進国による発展途上国の森林減少・劣化抑制および持続可能な森林経営、森林保全、炭素吸収の強化を促す仕組みのこと。」
を指します。REDDと比べてずいぶん項目が増えていますね。森林減少・劣化抑制はREDDで十分に達成できたので新しい項目を盛り込んだのがREDD+になります。2015年のCOP21において実施が奨励されました。
他にも従来のREDDとの違いとして植林とセーフガードの追加が挙げられます。セーフガードとは保護条項のことで、REDD+では
・環境セーフガード
→生物多様性や生態系サービスの保全
・社会セーフガード
→地域住民の知恵や権利を保障したり、貧困の削減、弱者やジェンダーへの配慮など社会的リスクを軽減し、望ましい効果を増大させること。
の2つが盛り込まれています。
5 まとめ
以上になります。今日は写真も無く適当な感じでしたが読んでくださりありがとうございました!