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法令が必要な理由 田舎の常識の話
当たり前の話として
日本国憲法を理解している人が一人もいない村では
日本国憲法は守られません。
地方自治法を理解している人が一人もいない村では
地方自治法は守られません。
※刑法などの場合は、警察機構という村外の機関の介入があるので
他地域と同様に執行されます。
何故なら、憲法に抵触しても、誰一人として、
抵触した事を指摘できないからです。
これは、つまり、
日本国憲法が守られていない村では、
住民は誰一人として、日本国憲法が理解できていない。
地方自治法が守られていない村では、
住民は誰一人として、地方自治法が理解できていない。
と判断して構わないと思っています。
多少特異なものであっても、
それが「常識」として運用される場合、
過半数以上(多数という表現がよくなされます)
の同意が必要と認識しています。
(この部分の母集団についても、問題があるのですが・・・・)
これが、憲法などの法令である場合、
誰か一人が理解しており、抵触した場合にそれに対する注意を発すると
理解できていない人もそれに従う、
或いは、法令のその部分を理解しようとする。
ハズです。
そう認識しておりました。
イヤァ・・・
田舎を舐めてたなぁ・・・・
言葉のニュアンス、伝える相手、タイミング
これを考慮し
法令の遵守を促すことは可能でしょうし、
これらを考慮し、
尊守させることは私には出来るとは思います。
でもやる気はありません。^^;
面倒だから。
別に、地方自治法に抵触してても
今のところ、私には実害は無いし。
法令に抵触している事実さえ
関係者の誰かに指摘すれば
あとは関係者が
周知方法や、関係者への認識確認など
面倒毎をやってくれる
のが
お給料をもらってる人の
お仕事だと思うのですよ。
そう、思っていたのですが・・・・
無視されます。
田舎では。
なので、地方自治体が消滅することは
一概にダメなことではなく、
法治国家として必要なことなのかもしれません。
憲法や地方自治法に抵触することを
平然と自治体が行っているような場合、
行政の取り組みの隅々・細部に
その姿勢が現れる場合があります。
住みにくく感じる部分が出てきます。
細かい事だと思います。
それは、特に、実際に長く住んでるほど、
些細な事のはずです。
でも、なんか、違和感とか閉塞感とか
ちょっとした理不尽を感じます。
そして、
ゆっくりと、
人が減っていくのだと思います。
そういう細かい理不尽が無い場所ってのが
周りにたくさんあることがわかっているので。
チャンスがありさえすれば、
そのチャンスを活用します。
田舎ってのは、
法治国家の中にあっても、
法治されていない状態になります。
自分たちの常識を国家の定める法令より
上位に置きます。
出ていく人が選択する先が、
地方都市なのか、東京なのか、隣村なのかは、
その人が持っている情報に基づく判断ですが、
ここでは、それには触れません。
出て行かれる側からは、
別にどこでも一緒です。
田舎は不便だから、人が減る
というのは、
人が減る理由のうちの一つでしか無いと思います。
しかも、かなり重要度の低い項目だと思います。
自身の感じる不便について、
人間ってのは、だいたい対応出来ます。
玄関出てから30秒でアイスクリームを買えなくても、
買い置きしとけば良いだけです。
この理不尽を感じる部分は
おそらく、都市部に住む大多数の日本人には変えられないと思います。
住んでいる側の、しかも主導する側しか、変えられないと思います。
そして、
変えられない自治体は、順調に消滅して行くと思います。
これは
国家の陰謀でも
大企業の策謀でもないと思います。
滅ぶべきものが滅ぶだけです。
滅ぶべきものが選別される基準として
法令を守るかどうか、があるので、
法令は必要なのです。
これは、現在の日本国民の93%以上の方には
ほぼ関係の無い話です。
町・村(いわゆる、郡部)
に住む方が特に感じるであろうお話です。
ただ、世の中にはフレームワークというものがあり、
問題には原因があり、
原因を分析しないと問題の解決が出来ない
(場合がおおい)
という一つの事例として記述してみました。
このような考察を重ねることが
原因の分析であると考えています。
駄文へのお付き合い
有難うございました
m(__)m