【ゆったりしたお金持ち】㉚面白くて、おかしい話をする
ゆったりしたお金持ちは、他人を楽しませることが好きだという人が多く、いつもサービス精神が旺盛です。
中でもすごいなと思うのが、お金をかけずに人を楽しませることができるという点です。
お金をかけることができれば、誰かを喜ばせたり楽しませたり感動させたりすることに対して選択肢が広がります。
しかし、お金をかけずにとなると、豊富なアイデアやセンス、行動力などで補うことになります。
つまり、それだけ人間力も必要になってくるということですが、ゆったりしたお金持ちは、どんなときでも十分に対応できるような楽しい話題をたくさん持ち合わせています。それらのほとんどが、自分の体験談であるようです。
たまに、自分の体験談や過去の話をするときに、つい自慢話のような流れにしてしまう人がいますが、それでは聴いている人たちは白けてしまいます。
他人を悪く言ったり、何かを批判したりするような話も好まれません。
また、受け止めるのに辛くなってしまうような重い話も万人受けはしません。
どちらかというと、壮大なスケールの話で興味を惹きつけたりワクワクさせたりしつつも、笑いどころを点在させて楽しませるようなネタをたくさん持っているといった感じです。臨機応変に、そのときのメンバーや雰囲気に合う話をチョイスして提供します。
自分が少しドジなことをしてしまった体験談など、身近な話題で盛り上げたりすることもできます。
また、話をしながらも周囲に気を配り、退屈そうにしている人はいないか、みんなが笑っているかなども繊細に確認します。自分が話したいことを自分が話したいペースでただひたすら進めていく、ということが無いのです。
そのような立ち居振る舞いを見ていると、本当にサービス精神のかたまりだなと感心させられます。
笑いに包まれた時間を過ごすことができたら、誰もがその日1日ずっと楽しい気分でいられるのではないでしょうか。
話題が豊富だということは、それだけたくさんの経験をしているということでもありますが、日頃からアンテナを張り巡らせて、楽しい情報を仕入れているということでもあります。
こんな話をしたら、あの人は喜んでくれるかな、楽しんでくれるかなといったことを常に頭の中で考えているのだと思います。
笑う門には福来る、ですね。