【ゆったりしたお金持ち-84】お金を使わない日
ゆったりしたお金持ちのAさんは、意外にも若い頃はお金が入ってきたらすぐに使ってしまう生活をしていて、常に金欠だったそうです。
しかし、自分のライフプランを見直すと共に、お金との付き合い方も変えていったことで金運が良くなり、お金が貯まるようになったそうです。
A氏がまず取り組んだのは支出を減らすことです。
それまでは何にいくら使っていたかもよく分かっていなかったそうです。欲しいものがあったら、財布または通帳の残高と相談し、払える金額なら買う、という生活でした。
そこで、現時点での残高から買えるか買えないかを判断するのではなく、「買わない」という選択肢を基本的に用いるというルールを設けたそうです。
それでも、食料品など日々必要な出費はあるので、そこはどう向き合ったのでしょうか。
毎日スーパーやコンビニ、ファミレスやファストフードなどを利用すると、結局何かしらを毎日買うことになってしまいます。すると、「買わない」というルールがそもそも適用されません。
そのため、「今日1日は何も買わない」という買わない日も設けるようにしたそうです。飲食に困るかと思いきや、いざ決めてしまえば家にあるストックで賄うことができました。
それを良いことに1週間の内、2日は買わない日を作るようになりました。
やっていくうちにゲーム感覚で段々と楽しくなっていき、何日ぐらいなら何も買わない日を継続することができるか実験してみたそうです。
意外にも1週間ぐらいなら買わない日を継続できるようになったとのことですので、素晴らしい進歩です。
この成功体験が「いざとなったら、自分は1週間程度ならお金を使わなくてもストレスを溜めずに過ごせるのだ」という気持ちの余裕を生んだといいます。
それ以降は、やみくもに出費することも減り、貯蓄がスムーズにできるようになったとのことです。
お金を使わない日チャレンジをすることで、支出の在り方に気付きがあるのかもしれませんね。