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新しい働き方;複業で技術コンサルタントをはじめよう!

 副業で技術コンサルをしているポンヌフと申します。このNoteでは、独立及び副業の技術コンサルにフォーカスして、その魅力をお伝えします。

技術コンサルタントとは?

 技術コンサルタント(技術コンサルと略すことも多い)は、技術的な分野においてコンサルタントを行う専門家や専門家の集団を意味する言葉です。一般的に、顧客に対してソリューション(課題の解決)を提供する職業であると言われています。また、技術コンサルには、コンサル会社に属する方と、独立開業されている方の2つに大別されます。そして独立開業には、別の仕事をメインとして行いつつ、副業的に個人事務所を構えるケースがあります。ポンヌフはこのケースです。このNoteでは、独立及び副業の技術コンサルにフォーカスします。

技術コンサルタント(ぎじゅつコンサルタント)とは、機械分野や電気分野、環境、建設、不動産、ITなどの技術方面で一定の内容について相談、助言、指導、調査、提案を行う職能のある専門家、もしくは専門家の集合体(法人)、技術分野でのコンサルティング活動を行うコンサルタントのこと。-wikipedia-

独立/副業系の技術コンサルタントの魅力

 私が考える独立/副業の技術コンサルの魅力は下記の通りです。

・知識、経験、ノウハウが活かせる
・自由に休みが取れ、好きな時間に働ける
・定年がなく、且つ会社員は知識・経験を活かした定年後のキャリアに適す
・大きな設備投資が必要ないので、簡単に開業できる
・生活と仕事に使うものをうまく区別し、経費として扱うことで節税できる

 醍醐味はなんと言っても、自分のペースで好きな仕事ができる自由度と、定年がなく長く働けることだと思います。

 特に、副業的に構えているコンサル事務所では、メインの仕事で経済的な価値を稼ぎ、副業のコンサル業で安心して他の価値を稼ぐための挑戦ができます。他の価値とは、好きなことをすること、承認欲求を満たすことなどです。わたしは、「キャリアアンカーという考え方をベースに、自分が稼げていない価値を明確にし、それを稼ぐためのアプローチとして副業を考えること」を推奨しています。

 会社をリタイアした後、なんの準備をせずに技術コンサル業を立ち上げても、すぐに軌道に乗せるには大変だと思います。よって、在職中に副業的にコンサル業をはじめ、顧客の開拓とビジネスモデルの試行錯誤をしておくのは有効な手段です。

サイエンスロスを埋める副業系技術コンサルへの招待

 サイエンスに熱い情熱を持っている人は、サイエンスとのつながりが消えてしまったときに、深い悲しみ(サイエンスロス)を感じることがあります。世の中、情熱だけで希望する職種に就けないことが多く、エンジニアを目指していたのに営業職になってしまった人や、博士を取得したのに研究職に就けなかった人もいるでしょう。特に、実力に申し分がない、優秀な女性研究者・エンジニアが家庭の都合などで離職する問題は、未だに解決できていない非常に大きな課題と認識しています。このあたりは、別途詳しく書きたいと思っています。

 わたしは、そのような方々がサイエンスとの接点をつなぎ止める方法として、複業的に技術コンサルや研究コンサルをはじめることを提案しています。サイエンスを続けることで、本業で稼げない、”好きなことで世の中に認められる”などの価値を稼ぎ、自分らしく生きるためのジョブのポートフォリオ(組み合わせ)を見つけませんか?わたし自身、複業として技術コンサルをはじめたことで、人生に潤いを感じるようになりました。

技術コンサルタントの資格

 技術コンサルの業務独占資格はありませんが、関連資格としては技術士があります。21部門の主に工学的な領域において、名称独占で国が技術コンサルの応用的な専門能力を認定する国家資格です。技術士資格に挑戦し、独立/副業の技術コンサルタントを目指しませんか?わたしは、バイオ系の技術コンサルになるため技術士(生物工学部門)を取得しました。

 職能としては、専門の科学技術を駆使して、専門的、給合的立場から助言や提言を行う。職能や職域を指しているので、特定の職能資格(業務独占資格)はない。関連する資格としては国家資格の技術士、技術士補があり、自身の専門とする部門に関する資格を取得し登録し、肩書きとしてつける制度がある。部門は機械・経営工学・衛生工学・繊維・建設・原子力などや農業・水産など21部門に分かれている。なお技術士の受験資格として、技術士補取得試験である技術士一次試験を受験し合格した後、技術士補あるいは修習技術士として4年の専門分野での実務経験が必要となる。技術士は、高度の技術と守秘義務を課せられた高い倫理性を併せ持つ国家資格者であり、その資格の性格から、公共の福祉、健康及び安全の維持と向上の観点に立ち、依頼者の求める調査や分析、提案と意見および具申を行うことを求められる。-wikipedia-

まとめ

技術コンサル:顧客に対してソリューション(課題の解決)を提供する職業。コンサル会社に属する方と、独立開業している方に大別。

醍醐味:自分のペースで好きな仕事ができる自由度+定年がなく長く働けること。副業コンサル業は、自分が稼げていない価値を明確にし、それを稼ぐためのアプローチとして有効で、サイエンスロスを埋めるのにも役立つ新しい働き方である。

技術コンサルの資格:国家資格の技術士がある。


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