
状況一変。初めての救急車
入院準備
11月に入り足の痛みがかなりマシになりました。
足の痛みについてはこちらの記事を↓
歩けることが嬉しくて、「ひょっとしたら早めの入院になるかもしれないし動けるうちに薬局にいっておこう!」と近くの薬局へ。徒歩10分もかからないような近さですがお腹が重く、遠く感じましたがなんとか必要そうなもの揃えて入院バッグの準備ができました。これがのちに不幸中の幸いとなります。
腹痛と出血
入院バッグを作った翌日の朝、少量の出血がありました。そんなことは初めてでしたが調べていたら出血が少ないのなら安静にして様子見と書いてあるサイトが多くありました。しかも次の日が検診日だったので「明日先生に相談しよう」と思っていたら母が「念のため行っておきなさい」と。病院に電話すると「少量でそんなに腹痛もないと、、んーそうですね、一応来ておいてもらいましょうか」と言っていただいたので母・夫と共に念のためと入院バッグを持って病院に向かいました。
緊急搬送
予約のない診察だったので病院についてからは30分ほど待っていました。呼ばれてからも、すぐに診察という事はなくNSTモニターでしばらくお腹の張りを確認してもらっていました。「予約なしやったし、結構待つね」と言いながら、母も夫も一緒にいてくれました。ようやく診察室に行くといつも診てくださっている先生で少しホッとしました。
「お腹の張りもあるし、切迫早産かもしれないですね。まあ明日検診ですし今日は念の為入院してもらってもいいかもしれません、とりあえず診てみましょう」と和やかの雰囲気で安心しながら内診台に上がりました。カーテンの向こうから「じゃあ見させてもらいますね〜」と声をかけてもらってから空気が一変。先生が焦った声で「あのね、お母さん、思っていた状況と違います、赤ちゃんの袋が少し出ちゃってるのでこのまま搬送してもらいます。もし生まれてしまった時にうちでは見れないので!!」と。(その病院にもNICUはあったのですが30週以降の新生児さんしか見れないところでした)
「ちょっと人集めてきてくれるかな、〇〇病院に電話してみてくれるかな?あ、カテーテル入れよう」と緊迫した状況で看護師さんが集まり、尿道カテーテルを入れられ、、と準備が進められました。
「びっくりしましたね、大丈夫ですからね」と優しい言葉をかけてもらいながらも「今産まれちゃったらどうしよう」「昨日薬局まで歩いたせいかな」「なんでこんなことになってしまったんやろう」とパニックで涙が止まりませんでした。
担架に乗せられて天井を見ながら赤ちゃんの無事を祈りました。
これが私の人生初の救急車となりました。