問いの原点。霊的視野に立っても解決できない疑問。神は何故存在するのか?

問いの原点。霊的視野に立っても解決できない疑問。神は何故存在するのか?

2021.01.13

人間は霊的存在であり肉体の死後も霊としてそのまま行き続けるという霊的真理によって「死」の問題は解決したかもしれませんが、
なお手つかずの問題が残っていることを忘れないようにしたいと思います。

それが「問いの原点」とも言うべき「存在」そのものに対する根本的な疑問です。

「霊界が存在しているにせよ、なぜその「存在」が存在しているのか?」
「神が存在するとしても、そもそもなぜそれが存在しているのか?」
「神が全ての存在を創造したとしても、何故なのか?」
「霊的成長が霊的存在の目的というが、そもそもなぜそのように創られているのか?」
「全存在は神そのものというが、そもそも神を創ったものはいるのか?」

こうした問題は霊的視野に立っても解らない問題のように思われます。

シルバーバーチも「原初のことは解らない」と言っていますので
例え高級霊になっても理解出来ない問題なのかも知れません。

またシルバーバーチは霊的なことを地上の(三次元用の)言語で説明することの困難さについて何度も訴えていますので、
高度に霊的な問題は地上に束縛されている地上人には理解することも地上用の言語で表現することも出来ないのかも知れません。

もしかするとこうした「問いの原点」は
いかにも地上的な疑問なのであって、
迷妄の中にいる地上人が地上的な物的視野という迷妄をベースにして
作り出した「考えても仕方のない問題」なのかも知れません。

どんなに優秀な哲学者であれこうした「これ以上前に進めなくなる問い」の前ではその周辺であれやこれやとウロウロする他はありません。

答えが解らないという意味では「考えても仕方がない問題」であることは間違いないと思いますが、その対処法として忘れてしまっていいものでも無いようにも思います。

ではどうすれば「問いの原点」について解るようになるかを想像しますと、やはり霊的に成長する他ないのかなと思います。

霊的に成長し、霊格が上がればその分だけ理解力が増すというのが霊的真理で説かれているところです。

というわけで次のように神様から言われているようにイメージしています。

「”問いの原点”の問題について理解したいと思うなら、
霊的に成長しなさい。愛の実践に励みなさい。神性の発揮に努めなさい。。。
そしてもしあなたが高級霊になることが出来れば
今よりも少しは解るようになるだろう。。。」

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人為的なものは文字通り全て「偽」。人は存在しないので人為は存在しない。

2021.01.14

人が為すと書いて「偽」という意味になります。
人為的になされているように見えるものは本質的に「偽(幻)」であるということだと思います。
人間がコントロールして成り立っているように見えてもそれは「偽(幻)」というもの。
人間がなしたものはあるようでない。
ないようである、と言ったところのもの。

(言わば)人は存在しないので人為は存在しないわけです。

本質は人間ではなく本当は「神」がなしている。
例えば科学も同じ。科学技術は人間によって開発されたのだろうか?

とんでもない!!

全ては神によって生み出され神によって展開してきたのです。
人間は何もしていない。

もっと積極的に言うと「人間は存在すらしていない」。
おそらく本当の科学者はそれを知っている。

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自利利他 (じりりた 仏教語)

2021.01.15

自利利他
(じりりた 仏教語)

自他を分別するのは物的な価値観。霊的には自分と他者はつながっていて同じ命を生きている。
自分を利することが他者を利することでもある。
もっと自分を大切にし自分を愛そう!もっと自分を誉めよう!
自分を幸せにすることはつながっている他者を幸せにすること。

ありがとおー。