日本一周バイク旅day101、大野(最終回)
こんちわ、ぽんるるです。
日本一周バイク旅をやっています
……正しくはやっていました。ですね
今日の出来事
結論から言うと単独事故を起こしました。身体は無事です。
右カーブで対向車が来ないか気にしていたら、猿がいて自分の方に近寄って来たので左側ギリギリを走っていたら、ギリギリ過ぎてアウトでした。高さ50cmくらいの縁石に左側エンジンをぶつけました。
エンジンのカバーは損壊、エンジンオイルは漏れています。フレーム類は何事も問題無いように見えるけど、修理費用を考えて廃車となった…という結末です
不幸中の幸い、山の中だけど目の前にキャンプ場がある場所なので電波が入りました。朝イチでやらかしたので明るかったのでまだマシだったと思います。レッカー手配したら2時間かかると言われました。待ちました。待ちくたびれました。
セルフ現場検証
現場は緩やかな右カーブ。
対向から車来ないかな?と右側を見ていたら、反対車線に動物さんがいて、何かいるなぁと思いながら、スピードはそのまま左に寄ったら猿も自分の方に近寄ってきました。
右カーブで左に寄り過ぎたって感じです。
とまぁそんな感じです。情けないね。
バイクとの思い出
今振り返ってみると、自分自身に怪我が無かったから良かったのかな。またリベンジできる身体があるので。
とはいえいっそのこと死んでしまった方が、ある意味では自分らしい人生の終わり方になったのかもな…なんて少し思ったりもしました。
別に病んでいるとかではなくて、最高な気持ちで人生を終わらせられるのであれば、それほど幸せなことは無いだろうな…と。
流石に葬式くらいあげてくれると思うので、その時には「アイツらしいな」って、みんな少し笑ってくれたかもな…と。
笑われる自分こそ、自分らしい気がします。
最期の瞬間は痛いかもしれないけど。
初任給で買ったVストローム250、本当に乗りやすいバイクでした。
どこにでも連れて行ってくれて、自分はどこにでも行けると勘違いさせてくれる、そんな良いバイクでした。勘違いしちゃったのかもしれません。
今思うと、バイクは自分の交友関係を深めてくれるのに欠かせないものでした。
何を考えたのか高校時代の友達に名古屋まで下道で会いに行ったり。仕事の明けでそのままさわやか食べに行ったり。
あまり話したことが無かった人や疎遠になっていた人と仲を深めるきっかけになったのがバイクでした。
何より、毎週末にやっているバレーボールは、片道40kmを保土ヶ谷バイパスを抜けて横須賀に行っていました。
いつも18:00スタートなので、夕方の陽が傾いた頃に保土ヶ谷バイパスを走っていました。またみんなに会えるというワクワクする時間でした。ワクワクして楽しみだったからこそ、今月は淡路島から横須賀に行ったりもしました。あれは面白かったな。
自分の責任と言われたらその通りだけど、今までいつもの楽しみにしていた日常が突然奪われた気がして…
まぁまた新しいバイク買えば出来るんだろうけど、気持ちの整理がつかないというか。
2代目のバイクを買うかも決めていません、車は置き場所が無いので厳しいと思います。
まさかの形で終わったので、ちょっと気持ちに整理がついたら、感じたことをまとめようと思います。
2023年4月6日に東京都中央区日本橋からスタートした日本一周バイク旅は、22,136.1km元気よく走ってくれました。
2021年7月11日の納車から779日間、 総走行距離は38,872km。時々転んだり、レインカバーかけ忘れて雨晒しにしてしまうこともあったけど、それでも元気に色々な場所に連れて行ってくれました。
最後に痛い思いをさせてごめんね、今まで楽しい思い出をありがとう。Vストくん、さようなら。