【ポケモンSV】シーズン3使用 イダイナ展開構築
シーズン3お疲れ様でした。今期使っていた構築を紹介したいと思います。
シーズン終盤に差し掛かる2/20頃はかなり勝てて、最高2000位くらい(レート2000ではない)までいったのですが、その後の思うように勝てず、永遠に4桁を彷徨ってしまいました。
環境の変化に対応できなかった点、最後勝ち方が分からず立ち回り含めて迷走してしまった点、ラスト1,2枠にハマるポケモンが見つけられなかった点など少し悔いが残ります。
【構築経緯、コンセプト】
・シーズン序盤にトリックルーム軸のパーティを使っていて回し方が難しかったので、シンプルな展開構築を使いたい
→地ならしステルスロックを持ったイダイナキバからテツノドクガに繋いでいくのがわかりやすく強そう
(最終的に積み技持ちが1匹のみになってしまったので、これを展開構築といえるのかは諸説ありそうですが)
・流行りのセグカミラッシャに強く出たい
(特にヘイラッシャに隙を見せない、逆にヘイラッシャから崩すことを意識する)
【反省点】
セグカミラッシャを意識しすぎた
(特にセグレイブ以外のドラゴンを軽視しすぎたため、カイリューやガブリアス、ドラパルトがキツくなってしまった)
全体的に素早さが低く、高速ポケモンに好き勝手されがち
(流石にパーティで1番速いのが実数値154なのはどうなのか)
【個体紹介】
イダイナキバ@気合の襷/格闘テラスタル
陽気 こだいかっせい
191(4)-183(252)-151-**-73-152(252)
じならし ステルスロック インファイト 高速スピン(アイススピナー)
初手でステルスロックを撒くポケモンです。昔のタスキステロガブリアスに近い、そこそこ速くて火力もあるステロ撒きです。高速スピンで相手のステルスロックを除去しながら自分だけステルスロックを撒いたり、S1段階上昇で裏の相手を上から殴れたりするのは良い点でした。また、インファイトの威力が高く、逆鱗のような技固定デメリットもないため、削り役としても優秀でした。
本構築はほぼ100%のレベルで相手のハバタクカミを初手に呼びますが、襷で耐えて、地ならしで半分削り交代際にステルスロックを撒く動きがかなり安定しました。
カイリュー@ゴツゴツメット/水テラスタル
わんぱく マルチスケイル
191(198)-155(4)-161(252)-**-121(4)-107(52)
滝登り 身代わり 羽休め ドラゴンテール
自称ハバカミラッシャに強いカイリューです。イダイナキバのステルスロックから2体目に出して場を荒らす役割が多かったです。ハバタクカミやセグレイブにはテラスタルを切ることで撃ち勝つことができ、ヘイラッシャには身代わりを残すことができるので机上論ではかなり強いです。実際はマルチスケイルがないとハバタクカミには勝てませんし、ヘイラッシャとは泥沼のTOD勝負になったり、安定するわけではありませんでした。
今思えばハバカミラッシャ全てに勝てることを意識せず、1舞でハバタクカミを抜ける最速型や鉢巻の方が良かったかもしれないです。
なお、終盤ちょくちょく見かけたイルカマン入りの構築には非常に強かったことは思わぬ副産物でした。
ミミッキュ@命の珠/ゴーストテラスタル
意地っ張り ばけのかわ
131(4)-156(252)-100-**125-148(252)
かげうち シャドークロー じゃれつく 呪い
イダイナキバを出しにくい時の先発要員兼、幅広い相手と打ち合える枠です。剣の舞を切って呪いを採用してみましたが、壁やバトン系統に刺さりが良く正解であったように思います。特性により行動保証があり、使いやすいポケモンでした。
テツノドクガ@ブーストエナジー/フェアリーテラスタル
控えめ クオークチャージ
171(124)-81-100(156)-182(44)-131(4)-153(180)
炎の舞 ニトロチャージ エナジーボール マジカルシャイン
Cが上がる調整のテツノドクガです。2,3番手に出してブーストエナジーによるC上昇+炎の舞によるC上昇orニトロチャージによるS上昇を使い分けていきます。
テラスタルはマジカルシャインの火力を上げながら耐性を変えられるフェアリーにしました。水や地面といった弱点を消す草との選択は悩ましいところです。ウルガモスのように蝶の舞と回復を使って起点にしていくわけではなく、1発耐えながら突破していければいいので、突破後に強いフェアリーを今回は選びました。
調整に関しては、ニトロチャージ2回打ってもブーストエナジーでSの上がったテツノツツミに抜かれるため検討の余地がありそうです。SブーストのテツノツツミはSに振り切るとやや過剰な印象があり、少し調整していると思ったのですが、読み誤りました。
コノヨザル@食べ残し/炎テラスタル
陽気 やるき
209(188)-136(4)-101(4)-**120(76)-154(236)
憤怒の拳 ドレインパンチ ビルドアップ 挑発
受け回し系統に強い枠です。眠りに対する耐性や、引っ込めても威力の上がり続ける技により、サイクルにも加入できる積みポケモンという面白い特徴があります。刺さった時は全抜きを連発してくれる頼もしいポケモンでしたが、一方で相手からのマークも厳しく、動かしづらさもありました。
例えばハバタクカミなどの高速フェアリーでテラスタルを強要させて、裏の地面や水タイプで仕留めるなどの動きです。とは言ってもコノヨザルを採用して勝ってる方も多くいたようで、自分の使い方が下手だったかなと反省もしています。
調整は食べ残し効率でHPを振って素早さをセグレイブ抜き、残りDです。ミラー時に挑発を打てるかが結構重要なので最速も一考の余地がありそうですね。
水ロトム@突撃チョッキ/鋼テラスタル
控えめ 浮遊
157(252)-**-127-172(252)-127-107(4
放電 ボルトチェンジ ハイドロポンプ イカサマ
前期使用したチョッキロトムでフェアリーテラバーストをほとんど使わなかったので、イカサマを採用してみました。サイクルを回す構築ではないのでパーティのコンセプトにはあっていなかった気がします。要改善枠ですね。
全体的に課題や悔いの残るシーズンでしたが、新しいポケモンを使える楽しさや自分なりの収穫もあったので、次シーズンも頑張っていきたいです。
読んでいただきありがとうございました。
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