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【ポケモンSV】シーズン2使用構築

シーズン2お疲れ様でした。
シーズン最終日に目標だった3桁に到達できた(最高863位)ため、構築記事を投稿しようと思います。
目標を達成したのでそのまま寝たら、最終順位は1104位でした。次回は最終3桁を目指したいですね。

最高順位達成時
最終3桁いくと思ったら甘くなかったです

【構築の経緯、コンセプト】
前期結果を残したポケモンの中で1番強そう、使いたい、と思った飛行テラスカイリューから構築をスタートしました。終盤のスイーパー性能が高いスカーフサーフゴー、この2体と相性が良く、技範囲や耐性から今環境に刺さってると感じた水ロトムを採用しました。
飛行テラスカイリューが基本的にテラスを切らないと弱いポケモンなので、周りのポケモンはカイリュー選出時に「テラスを切らなくても強い」、カイリュー非選出時に「テラスを切るともっと強い」ことを構築全体で意識しました。

【単体紹介】
カイリュー@ゴツゴツメット/飛行テラスタル
意地っ張り マルチスケイル
175(68)-198(204)-115-108-120-130(236)
テラバースト 地震 竜の舞 羽休め

調整:S +1で準速ドラパルト抜き、残りHA
本構築の主軸です。当初は耐久後述する耐久厚めアンコール採用個体を使っていましたが、終盤にドラパルトやマスカーニャが多くなったように感じ、Sを伸ばしました。実数値がとても綺麗です。
ロトムの後攻ボルトチェンジ、クエスパトラの加速バトンタッチ、バンバドロのステルスロックなどからカイリューを通す動きがシンプルに強かったです。
技はアンコールを切って地震を採用しています。竜舞羽休めカイリューは飛行テラス型はアンコール、ノーマルテラス型は地震が採用されるイメージがあるためか、刺さりは良かったです。サーフゴーやジバコイルなどのポケモンが何度も自分から出てきてくれました。
持ち物は色々試した結果、最終的に竜舞羽休めと相性のいいゴツゴツメットになりました。ドドゲザンやマリルリなどに後出しして削る動きが強かったです
(参考)最初に使っていた配分
191(196)-187(124)-117(12)-108-121(4)-122(172)
S +1でゲンガー抜きの実数値120より少し素早さを伸ばしました

水ロトム@突撃チョッキ/フェアリーテラスタル
控えめ 浮遊
157(252)-**-127-172(252)-127-107(4)
放電 ボルトチェンジ テラバースト ハイドロポンプ

調整:特になし、臆病サーフゴーのシャドーボールを高乱数で3耐えする程度の耐久
積み技のない特殊アタッカー全般と殴りあうチョッキロトムです。そこそこの火力、そこそこの耐久を備えた便利枠です。時々クエスパトラからバトンすることもあります。
技範囲が環境に刺さっているという予想は当たっていたように思います。また、この構築ではガブリアスやバンバドロの地震を読んで飛行テラスを切ってくる相手が多く、電気の一貫を取りやすい展開が多かったです。
構築で苦手なヘイラッシャやラウドボーン、アーマーガアなどの処理を任せることが多いため、それらがいる相手には体力管理を慎重にするよう心がけました。
テラスタルはあんまり切らなかったので、テラバーストの枠やテラスタイプは検討の余地がありそうな気がします。イカサマやシャドーボールを持った鋼テラスタルも面白そうです
配分は特に捻りのないHCですが、余りの4はDに振った方がよかったかもしれません(チョッキの関係上Dは偶数の方がよく、ミラーで確実に後攻ボルトチェンジもできりため)

サーフゴー@こだわりスカーフ/鋼テラスタル
控えめ 黄金の身体
163(4)-58-116(4)-203(252)-117(44)-130(204)
シャドーボール ゴールドラッシュ 気合玉 トリック

調整:準速ドラパルト抜き、臆病サーフゴーのシャドーボールを75%で耐え
終盤のスイーパー兼、あくびループなどの補助技への回答兼、スカーフトリックによる受けポケモン対策枠です。幅広い相手を上からの高火力で縛ることができるため、選出が悩ましい時は優先して選出していました。
性格が悩ましいところですが、今回は特化鋼テラスタルゴールドラッシュでガブリアス程度の耐久をワンパンできる火力に惹かれ、控えめで採用しました。一応少しだけ耐久に振ることで、体力満タンからならサーフゴーミラーで勝てる可能性があります。

クエスパトラ@気合の襷/フェアリーテラスタル
控えめ 加速
171(4)-**-80-168(252)-80-157(252)
ルミナコリジョン マジカルシャイン シャドーボール バトンタッチ

調整:CSぶっぱ
シーズン中ずっと悩んで最後に入ってきたポケモンです。ウルガモスやマスカーニャ、ゲンガー、ドドゲザンなど色々試しました。
先発で場を荒らしていくのが主な仕事です。死に際ルミナコリジョン→スカーフサーフゴーの流れや、カイリューに加速バトンを繋ぐ動きも非常に強く使っていて楽しいポケモンでした。また、ルミナコリジョンのDダウン解消のために相手の交代を誘発しやすいので、相手の3匹が削れてカイリューで全抜きする対戦も多くあり、思った以上にパーティに噛み合ってくれました。
HBオボンや格闘テラバースト型など幅広い型が開発されたことで型が絞られにくいのも追い風だったと思います。また、このポケモンがいるだけで、初手にマスカーニャやドラパルト、サーフゴーなど特定の呼びやすくなるためこちらの選出がカンガやすいのも良かったです。
一方で、自慢のルミナコリジョン対策なのか隠密マントもちのポケモンにカモられることもしばしばありました。
テラスタルはあまり切りませんが、初手物理ドラパルトやマスカーニャに誰も後だしできないような場面で切り返せる可能性があるため、フェアリーテラスタルにしました。

バンバドロ@オボンの実/鋼テラスタル
わんぱく 持久力
207(252)-145-152(148)-**-119(108)-55
地震 ボディプレス ステルスロック 吠える

調整:サザンドラの眼鏡悪の波動2耐え、カイリューの鉢巻逆鱗2耐え
ステルスロック要員です。
セグレイブやサザンドラに強いステルスロック撒きとして今シーズン少し話題になっていたため、半信半疑で使ったらびっくりするほど強く、ほぼシーズン通して使い続けました。
先発で出してステルスロックをまいただけで退場するポケモンがあまり好きではないのですが、このポケモンは先発で出してもよし、サイクルを回しながらステルスロックを撒いてもよしなのが偉いと思います。
技構成的に飛行テラスタルをサーフゴーに切られるとほぼ何も出来なくなってしまいますが、その場合は水ロトムで処理できるのでそこまで気になりませんでした。
なお、終盤は認知されたのかセグレイブが殴らずに竜舞を積み続けてくるようになったため、吠えるとの読み合いが発生することもありました。

ガブリアス@こだわり鉢巻/フェアリーテラスタル
意地っ張り さめはだ
191(60)-200(252)-122(60)-81-106(4)-140(140)
地震 逆鱗 テラバースト アイアンヘッド

調整:A特化、準速セグレイブ抜き、残り耐久
主にカイリュー非選出時の裏エースです。初手に出して高火力を押し付けるのが主な仕事でした。準速までSを伸ばす恩恵があまりない気がしたので準速セグレイブ抜きにとどめて余りを耐久に振りました。ガブリアスは火力調整で意識されやすいポケモンなので、相手の攻撃をギリギリ耐えることも多く、相手の計算を狂わせることができたかもしれません。

【選出】
よくあったパターンを書いておきます。

クエスパトラorバンバドロ+カイリュー +水ロトムorサーフゴー
基本パターン。初手で場を荒らしてカイリューを通す。
体面と積みの中間くらいの選出です。
クエスパトラは基本初手出しだが、バンバドロは控えに置く場合も。

ガブリアス+2
カイリューが通しにくいと感じた場合のパターン。ガブリアスの火力を押し付ける体面重視の選出です。

水ロトム+サーフゴー+カイリュー
水ロトムのボルトチェンジからサーフゴーorカイリューを通していく。
サイクル寄りの選出になります。
受けループにはこの選出が多かったです。その場合、カイリューに毒が入るとほぼ負けるので気をつけましょう。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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