【ポケモンSV】シーズン13使用構築ー最強ウーラオスにおまかせ!構築ー【最終837位】
こんにちは
スミス(TNぽんぽんちい)です。
シーズン13、皆さまお疲れ様でした。
今期は最終レート1923、順位は837位でした。
今シーズンは中盤までは順調でしたが、DLCとランクバトルの両立がうまくいかなかったり、年末に疲れからあまり対戦できなかったり、少し悔いの残る1ヶ月でした。
準備不足が祟り、最終日付近で大きく連敗してしまい、サブロムは爆死、メインも最終日の20時頃に1800を割ってしまい、そこからなんとか戻して3桁に滑り込むことができました。
構築自体はS12とかなり似ていますが、読んでいただけたら嬉しいです。(よろしければ前期の記事も併せてどうぞ!)
【構築経緯・コンセプト】
前期使っていたカイリュー+ハバタクカミ+連撃ウーラオスの3体が気に入っていたので、そこから構築をスタート。シーズン中は色々な型を試したが、最終的に前期の形が1番使いやすく感じたため、前期の構成をそのまま続投することにした。
コンセプトは以下の通り。
(1)冷凍パンチ採用のビルドウーラオス
前期も使用した冷凍パンチを採用したビルドウーラオスの通りが非常にいいと感じたため、「初手のカイリューで荒らして、ハバタクカミで電磁波を撒きながらウーラオスで詰める」という動きをメインのコンセプトにした。
今期は遅いチョッキウーラオスとスカーフが多かったため、ミラーに強いウーラオスは動きやすかった。
(2)テラスタルを温存するオーガポンルート
上記のウーラオスが通せないのがドヒドイデ、ヘイラッシャ、マリルリ、モロバレルなどの水や草タイプのポケモンなので、それらを破壊できる電気テラスパオジアンを裏エースとして採用した。
前期の構築では初手役のカイリューやガチグマが対面次第でテラスを要求されがちで、「初手がテラスするとパオジアンの電気テラバーストが打てず、テラスをしないと初手が対面負けする」という問題があった。そこで、前期のテツノドクガをオーガポンに変更。
テラス要求度の低めな先発役を作ったことで、テラスを温存する柔軟な立ち回りもできるようになった。
【個体紹介】
カイリュー@イカサマダイス
テラス:鋼
特 性:マルチスケイル
実数値:167(4)-204(252)-115-**-120-132(252)
技構成:スケイルショット、アイアンヘッド、神速、けたぐり
調 整:ASぶっぱ
前期から継投のカイリュー。ランドロスとカバルドンがいない構築には基本初手に出すくらい選出した。
フルアタ型もかなりメジャーになってきたが、基本的にはタイプ一致技を打っているだけなので、読まれたから弱い、ということはなかった。
遅いウーラオスに下から氷技を打たれるところだけ逆風だったかもしれない。
ハバタクカミを後出しして無理やり受けに行く立ち回りを何度もされたが、実はこちらの構築はハバタクカミさえ倒せば裏のウーラオスで勝てるということが多く、イージーウィンをさせてもらえた。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラス:電気
特 性:古代活性
実数値:151(164)-**-84(68)-180(196)-156(4)-181(76)
技構成:ムーンフォース、祟り目、電磁波、瞑想
調 整:C振りハバタクカミのシャドーボール+ステルスロックを耐え、110族抜き前後のハバタクカミ意識のCSライン(耐久無振りハバタクカミをムーンフォース2発で中乱数くらい)
電磁波、瞑想を採用した欲張りハバタクカミ。こちらも続投。
基本的な仕事はハバタクカミミラーで勝つことと電磁波を巻いてウーラオスに繋ぐこと。今期は電気テラスのハバタクカミとパオジアンが少しきつかった。
瞑想を採用しているのが少し珍しく、痛み分けか甘えるが多い印象であるが、重めなガチグマ(特にトリル)をごまかすのに抜けなかった。
特殊の積みアタッカー全般との殴り合い性能が上がるので、本構築ではこれで良かったとは思う。
ウーラオス(れんげきの型)@パンチグローブ
テラス:毒
特 性:不可視の拳
実数値:189(108)-168(140)-121(4)-**-81(4)-163(252)
技構成:水流連打、ドレインパンチ、ビルドアップ、冷凍パンチ
調 整:最速、ハバタクカミの半減ムーンフォース+シャドーボールを耐え、あまりA
基本選出ラストの最速ビルド型のウーラオス。
「冷凍パンチの採用が珍しく、基本カイリューにしか打たない技であるが、逆に言うと「カイリューに打つ技」でもある。」と前期の記事に書いたが、今期も沢山のカイリューを破壊してくれた。
テラスタイプはハバタクカミ意識の毒で使っていたが、ビルドウーラオスのテラスが毒or鋼であることは周知の事実であるためあまり有効には働かず、どちらかといえば電磁波透かしや電気•飛行半減の電気でもよかったかなと思った。
ガチグマ(暁)@喉スプレー
テラス:毒
特 性:しんがん
実数値:220(252)-**-141(4)-198(196)-90(36)-75(20)
技構成:ブラッドムーン、大地の力、騒ぐ、真空波
調 整:C11n、ミラー意識で少しS、特化ガチグマのブラッドムーン耐え
(前期の記事でハバタクカミのムーンフォースを2耐えと書いていましたが、オボンで使用していた時の名残で誤りでした。すみませんでした)
カイリューが出しにくいカバルドンやランドロスを見た時に出すポケモン。
喉スプレー騒ぐは私の他に使っている人を見たことないが、あくびで対面操作してくるポケモンに対して無類の強さを誇るため、もう少し増えてもいいと思っている。
あくび型のような汎用性はないが、とにかく刺さる相手には一撃でゲームを終わらせるポケモンなので、カバルドン展開に苦しんでいる方は一度試していただきたいと思う。
パオジアン@気合いの襷
テラス:電気
特 性:災いの剣
実数値: 163(60)-189(252)-101(4)-**- 86(4)-179(188)
技構成:氷柱落とし、不意打ち、テラバースト、剣の舞
調 整:特化ウーラオスの水テラス水流連打を超高乱数耐え。最速110族抜き
かげみやさんの構築記事の配分をお借りしました(https://kagemiya3.hatenablog.com/entry/2023/12/01/154153)
マリルリ、ヘイラッシャ、ドヒドイデなどの耐久水絡みの構築を崩す枠。
テラバーストでウーラオスも倒せるのにスカーフに怯えるのは馬鹿らしいので少し耐久に振った型を採用した。
使用感はとても良く、ウーラオスが出せない時の裏エースとして活躍してくれた。
オーガポン(かまどのめん)
テラス:炎
特 性:型破り→おもかげやどし
実数値: 187(252)-165(76)-124(156)-**-117(4)-133(20)
技構成:つたこんぼう、パワーウィップ、岩石封じ、電光石火
調 整:
HBー特化鉢巻連撃ウーラオスの水流連打99%耐え
HDー特化眼鏡ハバタクカミのパワージェム93%耐え、特化ガチグマのブラッドムーン+しんくうは78%で耐え
Aー11n
Sー準速カイリュー抜き
氷点下さん(@hyotenka_)が公開していた配分をお借りしました。
耐久にガッツリ振っているため、カイリューやウーラオスにある程度戦えて、ハバタクカミにタイプ上強め。
何よりテラスにあまり依存しないので、本構築の課題だった「初手のポケモンがテラス切りがち問題」をある程度解決することができた。
技は草技としてパワーウィップを採用した。命中不安であまり採用したくはなかったが、ウーラオスを確実に倒すために外しは割り切ることにした。
補完としての採用なので、安定性よりも苦手な構築にパワーウィップを当てれば勝ちという爆発力を重視した。
主に先発で出すことを想定しているが、唯一のフェアリー耐性持ちのため、たまに後発に置くこともあった。
【選出】
多かった選出は以下の3種類。
・カイリュー+ハバタクカミ+ウーラオス
基本選出。ランドロスorカバルドン入りの相手とウーラオスが出せない時以外はこの選出をしていた。
・ガチグマ+ハバタクカミ+ウーラオスorパオジアン
カバルドンやランドロス入りなど、初手にカイリューが出しにくい時。
・オーガポン+パオジアン+1
パオジアンの電気テラバーストを通したい時
【ふりかえり】
主役であるウーラオスの刺さりは良い環境だったとので、軸の選択はおそらく間違っていなかったと思う。ただし、「ビルドウーラオスを通す」というコンセプトを強く意識しすぎたのは反省点かもしれない。
ウーラオスを出せない時の選出パターンはもう少し考えるべきだったし、重めのポケモンや構築をかなり強引な立ち回りで解決していた気もする。もっと上を目指すには考察が足りなかったと思う。
といっても、最終日に粘って3桁に滑り込めたのはとてもよかった。今までは溶かしてしまったまま終わるシーズンが多かったので、そこは成長できたのかもしれない。
来シーズンは新ポケポンが増えて環境が変わりそうだが、引き続き頑張りたいと思う。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。