見出し画像

「ふつう」ってなんだろう

息子が2歳になって2ヶ月。幼稚園探しがスタートしました。

半年前にはまだよちよちしていたのに、もうかよ。

と思いますが、年少々クラスは10月?11月に申し込みが始まります。(うる覚えかよ)


その幼稚園探しでの出来事。

昨日はそれぞれの親子で予め作ってある画用紙の魚に絵を描いて、オリジナルの魚釣りおもちゃを作ろうというものでした。

その企画の前におうた、ご挨拶、説明との流れなのですが、息子はその段階でクレヨンに興味津々w

そして、いざお魚へお絵かきが始まった頃には興味なく

「いこうね!(帰ろうの意)」の連発。


確かに長い、飽きる。し、興味のないことを無理やりさせるのは…

と思ったのですが、一応第二希望の幼稚園のプレ。

帰るわけにもいかず、グズる息子を宥めながらなんとかなんとか、

本当になんとか時間をやり過ごしました。


「2歳だからこんなもんだよなー」

と思っていましたが、周囲の子は先生やお母さんの言うことをちゃーんと聞き、

椅子に座って作業をして、魚釣りを楽しんでいました。


「なんでうちの子だけできないんだろうか」

「私の育て方が悪かったんだ」

と恥ずかしいやら悲しい気持ちでいっぱいでした。


が、

車へ帰る途中に幼稚園バスを見つけ

「幼稚園バスいるね!」「あっちにも幼稚園バスだね!」

と嬉しそうに話す子供を見て、ふと思ったのです。

「この子の特性、個性を伸ばしてあげる場と方法を提供しなきゃ」と。


息子は集団行動が苦手です。そしてかまって欲しがりの甘えん坊。

走るのも不格好で、ジャンプをすることもできず、身体能力もおそらく同月齢の子より低いです。

ただ、興味のあるものに対する記憶力と、言語力は優れていると思います。

散歩をしていても

「黄色いお花が綺麗に咲いてるね」

「青いお空が綺麗だね」

と嬉しそうに教えてくれます。


おそらく、普通なら集団行動の苦手を克服し、みんなと一緒に行動できるようにと考え、その環境を与えるのかもしれません。


でも、甘いかもしれませんが、私はそれをしたくない。

息子の良さ、感じること、やりたいことを伸ばしていきたい。

ステージ理論というのがあります。

それによると3歳までは爬虫類脳。

その間はとにかく好きなことをさせる。愛情を持って接する。

10歳までは哺乳類脳。

それまではとにかく集中できること、夢中になれることする。

それがその後、自分の能力を生かしていくためには大事。みたいなもの。(脳の仕組みについてのものこれについてもいつかまとめたい。)

子育てについていろいろ勉強してきた中で、一番ふに落ちた理論でした。

ただ、それがやっぱりテレビとか、周囲の人がいう「ふつう」とはかけ離れたもの。

「ふつう」ではないものを選んでも、周囲の「ふつう」に飲み込まれて、たびたび自分がどうしたいのかを忘れそうになることも。

そうならないためにも、もっともっと勉強しなくちゃね。



いいなと思ったら応援しよう!